蒲タコハイ駅問題-2:他にもっと厄介なケースがあった | 停車場遍路の鉄道雑記帳(副)

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一昨年春に東武鉄道がモスバーガーとコラボしたこれ。

 

https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/news/202203091436586uh1ffovJaXdwgAub47mMA.pdf

 

成増(なります)駅を「なりもす」駅にするというもの。駅名標や駅名看板を変更するとあり、イメージ図もある。

 

まず、(モスバーガー1号店が成増だったという関係性はともかく)「なりもす」ってなんだよ。「なりモス」でも意味が分からない。

 

駅の入口の駅名表記(は看板ではないから差し替えるわけにもいかずに)は成増のままで、「なりもす駅」パネルを追加してた。これは紛らわしさが抑制されてて問題ない。

 

が、駅名標がとんでもないことになってる。

 

このキャンペーンがどこまでの範囲で告知されていたか知らんが、キャンペーンを知らない乗客が成増で降りようとして(車内や駅のアナウンスは「なります」だとはいえ)これ見たら混乱する。

 

結果的に降りられたとしても、混乱自体が本来なら起きるはずもない余計なストレスである。

 

下の(本来の駅名を示す)小さい文字やモスバーガーの(キャンペーン知らなきゃ謎でしかない)ロゴマーク等よりなにより最初に目に飛び込んでくるのは「なりもす」である。しかも東武で共通の字体である。

 

これならまだ「京急蒲タコハイ駅」の方がデザイン含め「とりあえず正規のものではない」と認識しやすい。そもそも駅名標に正規でないものが書かれていて(規定上はともかく)運用上の不都合が起きないわけはないが。

 

これ、モスバーガー(成増の1号店はともかく)にとってはイメージダウンだったんじゃないの?

 

-つづく-