明日はとても大切な企画の、営業締め日。

市場環境・トレンドなどなどを考えると、とんでもなく高くはないけれど決して低くはない目標設定。

達成まであと少し。

でも!冷静に営業状況考えると、なかなかに厳しい。。。

でも!今夜、達成を確信しました。

その確信の一番の要素は、今回の営業プロジェクトのリーダー。

まだまだ仕事スキルは高くないし、まだまだ段取りも拙い。

でも、彼の素晴らしさは「決してあきらめないこと」と、彼が旗を振ると「場が明るく」なること。

この案件が進む中、最後まで笑いが絶えませんでした。
(て、まだ明日の大勝負残っとるちゅうねん!)

経験則上、笑いがあって明るさがあれば諦めずに最後まで頑張れる。プレッシャーを楽しめる。

然るに、勝ったも同然。

論理性ゼロかもしれませんが、ホントです。


うちの部署にはもう一人、天才的なムードメーカーがいます。

次の大勝負は、彼に任せよっと。
ビジネス上の記憶力と、責任感・主体性は関連性があるのでは? という仮説。


日常生活の「もの忘れ」はさておき、ビジネス上のついうっかりは、確実に致命的な問題になります。

大抵の人には“やらかした”経験があるはず。

とんでもなくミゼラブルな気持ちになってオレはなんてダメで矮小な人間なんだろう。。。

オレなんてオレなんて。。。

オレなんて。。。

う、う、う。。。


というアレです。

では、そんな大変なことになるのがわかってるのに、何故また忘れちゃうのか?


理由は簡単。

責任感と主体性の欠如。と、僕は考えています。

顧客に対しての責任感、部下に対しての責任感、をベースにしていれば忘れたくても忘れられません。

これ忘れたらあいつ困らせるな、失敗させるな、とか

これ忘れたらお客さんに申し訳ないな、とか

頭にねっとりとまとわりつく感覚。


そして、主体性。

表現変えたら「自分が最後の防波堤」感覚。

責任感とほぼ同義ですが、経営者感覚(或いは商店主感覚)と言い換えてもいいかもしれません。

ミスしちゃうとお金貰えなくて会社倒産する! とか

ご飯食べれなくなる!という感触。

ついうっかりしてる場合じゃありません。会社倒産してご飯抜きです。


ビジネス上の記憶力の良し悪しは、責任感・主体性の強さと比例する。

と、思いません?
あらためて活字にするのもこっぱずかしいですが、



社会人の基礎の基礎、「報告・連絡・相談」。 新入社員研修思い出しますね。



かくいう私も新人研修で、「報告力が仕事品質だ!」みたいなことを毎年言っております。



勿論、これらのコミュニケーションの大切さに、異を唱えるつもりは毛頭ないのですが、



ここにあえて加えたいのが、「発信」の大切さ。





「報告・連絡・相談」 は義務だったり求められたり、が基本ですね。



発信は、頼まれてないことを頼んでいない相手へ伝える情報提供です。





自分の取り組んでる仕事の内容や想いを広く発信することで、必ず化学反応がおきます。



やりかたは簡単。グループウェアの掲示板に自分の仕事自慢を報告、というカタチで掲載する。

(或いは、半分目をつむって多くの人にメール配信)



自分の仕事を衆目にさらしてしまうことで、意見・疑問・賞賛・批判... といった



予想外のコミュニケーションが生まれます。



そのように集まる情報や生まれるコミュニケーションで、自分の中のモノサシが矯正されて



仕事がブラッシュアップされていきます。予期せぬシナジーも生まれます。





つまり、発信しないといつまでも自分モノサシ内での完成度しかわからない。



自分王国のオレキングのまま。



よほどの天才ビジネスマンでないかぎり、自分視野だけで成長・スキルアップするなんてあり得ません。





集まる情報は発信した情報の量に、比例します。身の回りの“情報通”をよく観察してみてください。





「誰にも頼まれていない報告をしてみよう」
ソニーとSONY 

日本経済新聞社 編






僕は自他共に認めるソニーファンです。



ソニーの戦略商品だったら、ろくにゲームもしないのに、PS2やPSPを買います。

(PSPを発売初日に入手するため、小学生と一緒に並ぶのも厭いませんでした)



VAIOは勿論。乾電池すら他社製品はありえません。



メモリースティックのアイロンプリントだって持ってます(←未だに使う勇気なし)。



ソニー好きは親譲りで、父親はテレビ(勿論、WEGA)を見ながら冷蔵庫とか電子レンジも



ソニー製はないのかとか、ちょっととんでもないことを普通に呟いたりします。





本書はソニーがその輝きを鈍らせていく過程と、復活すべく思い切った新体制へシフトしていく様を



生々しく描いた好著です。さすが日経新聞。



独自の取材ルートで構築されたドキュメントは、リアルです。



この手の本は、最終章で「復活の光は見えた!がんばれ!」調の根拠のない著者のエールで



締めくくられて興醒めすることが多いのですが、この本は徹底的にドキュメント。



むしろ良い意味での批判精神が最後まで貫かれてます。





ソニーの「設立趣意書」
は普遍的なマネジメントの教科書だと(強く)信じてますし、

(時々、読み返します)



手帳には「ソニーモノ作り十箇条」を貼ってますし、

(特に、“何でも半分に出来ると信ずる”と“検討しないでOKの約束をする”が好き)



なにより、ソニーに元気がないとつまらない。



iPod・iMacユーザーな自分に猛省しつつ、PS3をひたすらに待ちます。
「スティーブ・ジョブズ-偶像復活」

ジェフリー・S・ヤング, ウィリアム・L・サイモン 著






アップルの共同創設者にして、世界最初のパソコンであるマッキントッシュを世に。



世界中に熱狂的なMacファンを生み出すが、その成功もつかの間、



自分が作った会社から(自らスカウトしたCEOに)文字通り追い出され、



なぜかアニメ制作会社ピクサー(Mr.インクレディブルとかバグズライフの制作会社。どれも観てませんが)



の経営で大成功を収め、なぜかまた、アップルCEOに復帰。そしてそしてiTunes/iPodの大成功。





スティーブ・ジョブズを語るとき、多くはその卓越した技術的先見性と、



多くの人を虜にする、その人間的魅力について語られることがほとんど。





が、本書はどちらかというと、彼に好意的なスタンスではない著者の作品。



彼の技術的知識は浅く、いつも他人の手柄を横取りすることで実績を残してきたとか、



そのカリスマ性についての明晰な分析はなく(あえて避けたか?)、そのエピソードを紹介する程度。





「週90時間労働ぐらい、笑ってこなそうよ!!」 



とジョブズが開発者に声をかけると彼らは嬉々として働いたという。





いくら理詰めで正しい事を言ってても、それだけでは人は動きません、多くの場合。



論理性はなくても、目標設定が無茶苦茶でも、期日がとんでもなくても



人を動かすことが出来るのが、「カリスマ」というやつなんでしょうね。





この本にはそんなとんでもないエピソードがたくさん。



著者はジョブズのカリスマを黒魔術的に表現していますが、僕には文学的に感じました。