発言力について、その2。

「メタファー(何かにたとえる)力」の重要性について。


メタファーとは、暗喩(あんゆ)の意。

「のようだ」などの比喩を表す言葉を用いずに、あるものごとを他の具体的な事物にたとえて表すもの。

というのが、辞書的な意味です。

何かを何かにたとえること、とここではシンプルに(やや乱暴に)使います。


何か伝えたいことが誰にとっても理解しやすい内容だとは限りません。

もっと難しいのはその重要性(温度、熱、みたいなもの)が、自分が感じてるほど伝わらないこと。

いくら声を張り上げても伝わらないものは伝わらない。

当たり前といえば当たり前、価値観の基準なんて人それぞれですし。

が、最大公約数的な“たとえ話”を使うことでその理解・浸透度を高めることができるのではないか、

と考えています。


この力は、すごく難しいですね。

クリエイティブな能力を試されるワケですから。


12月と1月の当部の実績は厳しかった(うちの商売、毎年その傾向ありますが)。

今日は月始めの月曜日で、夕方から定例の部会があります。

何かこう、皆が熱狂するようなメタファーを駆使した発言で、

「しんどい」流れを変えてやろう。
昨日は講演×2回。

ある企業の業界研究セミナーで学生さん50人ほど相手に、「就活応援講座」。

これから就職活動を本格化させる大学3年生向けの就職活動ノウハウ、といった感じ。

1回目、午前の部はまずまずの出来(ところどころで笑いとったりして)。

2回目、午後の部は、イマイチ。。。

クライアントの依頼でやってるのに差をつけるなんて、と思われるかもしれませんが、、、

勿論、話す内容が変わったわけでなく聞いてる学生さんはその差に気付かないわけです。

何が違ったのか?

2回目は手を抜いた? まさかクライアントのイベントでそんなことはあり得ません。

午後一だったのでおなかいっぱいで眠たかった? いえいえ。
(ていうか、お昼食べ損ねた!)

理由は聴講者の「ノリ」の違いだったのではないかと思います。

午前の部の学生さんはすこぶる良い反応。

頷いたり、メモしたり、首を傾げたり、にやりとしたり。

それに比べ午後の部の学生さんたちは、ほぼ反応なし。

こういう時はホントきつい。

いつもそうですが、だいたい話し始めて2~3分でその日はどういうノリの「お客さん」か、

というのはわかります。


反応が良かろうと悪かろうと、スピーチの質が変わらないようにしないといけません。。。

猛省であります。

どなたかコツ教えてください!!


というか、やっぱり、聴講者の反応も話し手の腕次第ですよね。。。

なんだか人のせいにしてるような気がしてきました。

つぎ、頑張ります。
発言力。リーダーには必要な条件です。

重要なのは、発言する内容? 声の質? 声の大きさ? 発言のタイミング?

組織が停滞、或るいはマンネリ化してきたときに、空気を変えることのできる発言て何か?

「シンプルに表現する力」と「メタファー(何かにたとえる)力」と「孤独を恐れない力」

ではないかと、思います。


「シンプルに表現する力」

右に進むのと左に進むのが同時に正しいというのはよくある話で、

しかも優先順位も甲乙つけがたい、という状況はよくあります。

そんなとき複雑に絡んだ状況をシンプルにする力が試される。


例えば、営業活動において新規開拓営業と既存企業への深耕営業はどちらも大事。

どっちかやればいい、というものではありません。

でも、両方やれ!と指示すると現場は混乱するわけです。

右に行ったらいいのか左に行ったらいいのか、どちらか決めてくれ、と。

そんなときにきちんと背景の説明をし、右か左かをすぱっと決めて発言できるか。
(もしくは、左右両方!と言い切れるか)


朝令暮改を恐れず、シンプルに決定を下し、シンプルに言い切る。

ま、それが出来たら苦労せんわい、という話ですが。
明日から3日間、当社の今シーズン最大のイベントが開催されます。

僕はイベントの仕事が大好きです。

何故か?


今回のイベントは学生対象の合同企業セミナー。

日程戦略などはちょうど一年前から取り組み、協賛企業のセールスは昨年の7月ぐらいから。

コンテンツの考案や告知戦略も数ヶ月前から本番ギリギリまで

数えきれないぐらいの討議を重ねて決定される。

そして今日の夜遅くまで設営などの準備作業。


何故、イベントの仕事が好きか?


不謹慎ですが明日大地震がきたら、全てアウト。

そうでなくとも大雪ぐらいは十分あり得る季節。。。
(もちろん、少々何があっても対応出来る手は打ってます。プロですから!)

きっとこの“はかなさ”がたまらなく好きなんだと思います。

言い方変えると、一発勝負感というか。


ところで、当社のイベントの最大の売りは、運営スタッフの質です。

日本一だと思っています。


明日は最低気温が-4℃。

こんななか来場していただける学生さんと、期待頂いてる協賛企業各社に、全力サービスです!
かね よりも だ

松井道夫/米倉誠一郎






本著には、「かね人種」亡国論/「だ人種」救国論 というサブタイトルがついている。



「~~かね」を語尾につける官僚的なリーダーが日本をだめにしていて、



「~~だ」と断定できるリーダーに、日本の将来がかかっている、と。





松井証券社長・松井道夫と一橋大教授の米倉誠一郎が、政府の経済政策から、経済界の仕組み、



教育制度まで、バッサリと斬りまくりの対談集。



松井道夫氏は、ご存知ネット証券No.1の松井証券をリテール部門で野村証券を越えるまでに



成長させた今を代表する経営者。

(そのドラマティックなビジネス記は、「おやんなさいよでもつまんないよ」
 に詳しい)





本著で彼は、「インチキ」だとか「バカヤロー」だとか、この手の対談集では



あまり見ることのないパンク系単語を連発(やや言い過ぎなぐらいに!)。



そのエスタブリッシュメントを恐れず、既成概念を変えることに物怖じしない姿勢・発言は、



セックス・ピストルズのジョニー・ロットン、クラッシュのジョー・ストラマー、甲本ヒロトや



銀杏BOYZの峯田和伸を、僕は想起してしまいます。 





4年近く前に刊行された対談集ですが、



「何かを変えるのは大変だとかブツブツ言う前に、おかしければ変えりゃいいじゃん」



このメッセージは、全く色褪せていません。