新入社員を迎え、研修の一環として営業ロールプレイングを毎日しています。
(いつも遅くまでお疲れさまです)

先輩社員が営業先の担当者を演じ新入社員が営業をしてみる、という模擬訓練です。


今日その現場を覗きました。

実に流暢にそつなく話す新人のAくん、驚きました。

が、何か物足りない。

理解はできるけど納得・共感ができない。


彼には、こうアドバイスしました。

「相手のお話に大袈裟な反応をしてみて」

時には、ささいなことでも深く頷きながら相槌を打ち、

時には、わざとびっくりしてみて相手の言ったことを繰り返してみる。


商談にメリハリがつくし、一生懸命さ・熱意もきちんと伝わる。

そして何よりも、そんな話し相手に人は話を聞いてもらいたくなるし、

心を開きたくなるのかな、と。


“過剰”反応してみよう。
アーティストハウスパブリッシャーズ刊


僕は「企業読み物」が大好物です。

理由は簡単。大きくは、ふたつです。

ひとつはゴシップ的な興味。
(大丈夫かソ●ー、おい!みたいな)

もうひとつは、疑似体験。

文章を通しての疑似体験と、実体験はもちろん全く違います。

ただ、読む人の想像力でいくらかは実体験に近付くのではないかと思っています。

具体的には、登場人物へ感情移入することで。

この人はどうしてこういう判断をしたのか(してしまったのか)?といったところを想像するのが、

すごく楽しい。


そういう意味で、とってもスリリングに読めたのが今回ご紹介する本です。

2002年のヒューレット・パッカードによるコンパック買収劇を

伝統企業に外部からやって来たCEO(カーリー・フィオリーナ女史)の目線で再現されています。

少なくとも僕はこれからの社会人人生の中で、250億ドルでどこかの会社を買収するという

経験はしないと思います。

でも、世界にはそんな出来事があって、それを決断した人も存在しているのです。

ドラマがあります。


先々月(?)、ヒューレット・パッカードの取締役会がカーリー・フィオリーナCEOを更迭した、

というニュースがありました。

こういったニュースへの興味の持ち方も、変わってきます。

きっと、「例の」大株主の創業者一族が取締役会に働きかけて...といった

想像をすることができます。

そのときの女史の心理状況は???と考えると面白いというかなんというか...


そんなわけで、僕は企業読み物を読みます。
僕がハタチ頃に傾倒していた米文学の大作家ジョン・アーヴィングの代表作「ガープの世界」の中に、



次のようなシーンがあります。





「どうして本なんて読むの」



「だって、続きが気になるじゃない」





実は文学の本質について言及しているのでは! ということで(かなり)有名な一節です。

(軽くお酒が入ってるので一言一句あってる自信ございません)





ではでは、日々の仕事で接する中でお話が魅力的な人ってどういう人か。



話の流暢さ・語彙の豊富さ・声質・熱意・見た目などなど...



要素はたくさんあります。



でも結局は、その人の話が「聞きたいかどうか」なのでは。





この話の続きはどうなるんだろう、聞いてみたい、と思わせることが



聞き手を惹き付ける最大の要因だと思います。





ぐいぐいと聞き手を引っ張り込んでいくスピーカーは、「物語力」を持っているのでは?



ストーリーテラーとしての才覚。センス。



そして、物語の上に魅力的なメタファー
がのっかっていれば最強です。



きっと、なんでも売れる。誰でも説得できる。





意識して練習、しかないですね。これは。

当社の新卒採用活動、まだまだ継続中であります。


今日、当社受験学生さんに質問されました。


「御社の採用基準で絶対譲れないトコロは何ですか?」


「今現在の完成度ではなく、将来の成長可能性」と答えました。


話すことが抽象的で有名な僕ではありますが、彼に伝わったかどうか...



ここで補足しても仕方ないのですが、補足です。


「将来の成長可能性」て何やねんて話ですが、、、


別の言い方をすると、枯れることの無い好奇心を持っているかどうか。



ちょっとかっこいい言い方をすると、“センス・オブ・ワンダー”を持ってるかどうか、です。


“センス・オブ・ワンダー”を訳すと、「神秘さや不思議さに目を見はる感性」


或いは、「未知のものに素直に感動する気持ち」



世界的に著名な海洋生物学者であり作家の、レイチェル・カーソンの著作から来ている言葉です。



僕の持論ですが、“センス・オブ・ワンダー”を持っている人は


必ず「上質の向上心」も併せ持っています。


そんな学生さんに会えるまで、ひたすらに面接を続けます。



ちなみに、“センス・オブ・ワンダー”という言葉に出会ったのは、


僕の永遠のアイドル、元ソニーCEO・出井伸之氏の「ONとOFF」 だったかと思います。




今日は飲み過ぎない程度に飲みながら書いています。


明日は、一年で最も楽しみな日のひとつ。

新入社員の配属日です。

あまりにも楽しみすぎて、飲み過ぎております。。。


会社説明会→面接→内定後のフォロー、かなりの手間と時間をかけて

選びに選びに選び抜きました。


おかげさまでうちの会社の新入社員は、毎年、外部(顧客・取引先)からの評価が高い。

今年の新入社員も間違いなく、そうなるはず。


当社は今いろんな意味で過度期。

様々なことがスピーディに変わろうとしています。

そんな中、入ってくる彼(彼女)らには1日でも早く戦力になって欲しい。

採用にかけた手間と同様、教育に関しても手間は惜しみません。


“Think global,Act local.”の精神で頑張れ!