今日の新卒選考面接の課題は

「当社の新事業を企画してプレゼンしてください」でした。

彼らに与えれた時間は一週間弱。

皆さん、ホントに一生懸命考えたプランを、プレゼンしてくれました。

即実行、みたいなのは勿論ありませんでしたが(ごめんなさい!)、

何よりも当社のことを真剣に考えてくれてる姿勢が、とてもうれしかったです。

ありがとうございました。


今日は5人の学生さんとお会いしましたが、

そのなかで、びっくりするほどプレゼン時の“立ち姿”が堂々としてて美しい学生さんがいました。

“立ち姿”が素晴らしい、というのは決して容姿のことを言っているのではありません。

あがってるのではない適度な緊張感、話し方の説得力、身振り手振りのタイミングの良さ、

目線の配り方、しゃんとした背筋、などなど...

その人が醸し出す、総合的なオーラみたいなものが“立ち姿”に滲み出てるかどうか。


その学生さんの金言(「緊張しなかった?」の問いに)。

「わたしは、緊張するのをやめたんです。

だっていくら緊張したって自分が表現することが出来るのは、自分以上ではないですから」


しかも、即答。

かーっこよかったなぁー。
愛と勇気

野口美佳著

ワニブックス刊





“みかじょん”こと野口美佳さん、下着通販会社「ピーチ・ジョン」の社長。



この方を知ったきっかけは、(お恥ずかしながら)以前このブログでも紹介した



“SWITCH ON BUSINESS”
がきっかけ。



この人のこともっと知りたいと思い、アマゾンでさくっと買ったのが本書。

(おっと、この消費行動がロングテールか!!)





いくつになっても、仕事もプライベートも思いっきり楽しむ理想のキャリアウーマン像、



みたいなのが延々と書かれてたらどうしよう...と思いながら手に取りましたが、



杞憂でした。





本書の前半では、子育てをしながら働くことの大変さ・厳しさがリアルに展開されますが



このあたりは、「ふむふむふむふむなるほどー」とひたすらに感心。



感心と理解は出来ても、やっぱよーわからん、が本音。



所詮、こども産めない男の限界ってやつでしょうか。





そして、後半は彼女独特の一級の仕事論・経営論が展開していきます。



「男気」あふれてます。あふれまくってます。





「もういっぱいいっぱいです」という人には大事な仕事は任せないし、出世もない。



と、ざっくり斬る。



だらだらと長い報告書を提出する部下には、「仕事をしているふりをすんな」。



と、これまたざっくり。





言葉の端々に「女性へのメッセージ」感はありますが、性別がどうこうではなく



激しく鼓舞されました。





うちの会社の男子にも読ませねば。
ウェブ進化論 -本当の大変化はこれから始まる

梅田望夫著

ちくま新書刊




「これから始まる『本当の大変化』は、着実な技術革新を伴いながら、



長い時間かけて緩やかに起こるものである。



短兵急ではない本質的な変化だからこそ逆に、ゆっくりとだが確実に社会を変えていく。



『気づいたときには、色々なことがもう大きく変わっていた』といずれ振り返ることになるだろう」



なんだか村上春樹氏の文章のようであります。



でも、この本が描く世界は物語ではなく、現実です。



インターネットが本格普及しだしたこの10年で、世界の何が変わってきたのかと



これからの10年の“預言”についての作品だと思います。





びっくりしました。





インターネットの世界って、大きくは「これまでの拡大再生産」で進んでいくものだと



思っていました(お恥ずかしながら)。



これからの10年で、いかに常識が変わるか、というのが本書のテーマです。





「圧倒的に優れた俺達に任せて、何もわからんお前たちは黙ってろ、



株を10年持ち続けていれば絶対に儲けさせてやるから短期で株が下がってもガタガタ言うな」



といった、何とも男前な経営スタンスのグーグルの時価総額が10兆円。



“これからの10年”の、間違いなく主役の1社です。





ちょうど10年前に、その時点での“これからの10年”を描いた



ダグラス・ラシュコフ著『サイベリア』
を読んで、初めてのパソコン(Macのパフォーマ!)を



買ったのを思い出しました。





大興奮。
今日、新卒採用の最終面接をしました。

実は、(恥ずかしながら)緊張で前日よく眠れなかったのですが(学生か!おい!)

気合一発、全力でのぞみました。


当社の選考プロセスは長く、この段階まで登ってきた学生さんは殆ど“他人”ではなくなっています。

情もうつります。うつりまくります。

でも、最後まで選考は選考。

これまで落としてきた数百名の受験者の為にも、公正なジャッジが出来たと思います。


今日の合格者の金言×2

ひとつめ。(「最後に、PRしておくこと・言い残したことないですか」の問いに)

「特にPRすることはもうありません。ただ、僕を一人の人間として認めてもらって、

話をたくさん聞いて頂いて、真剣にいろんな話をして頂いたことに御礼を言いたいです。

ありがとうございました」

いえいえ、そのきれいな気持ちにこちらこそありがとう、でございます。


ふたつめ。(「将来、実家(農家をしてらっしゃる)を継ぐという選択肢はないの?」の問いに)

「もし御社に採用して頂けるなら、3年間はお給料なしでいいです!

田畑だって、すべて売り払ってしまいます!」

いえいえ、ご先祖からの大切な財産、大事にしてください。お給料だってちゃんとお支払いします。

意地悪な質問して、ごめんなさい。


採用活動は手間ひまかかるし、不合格の電話をするときは最悪にへこむし、

ホント大変ですが

最終的にこういう仲間を見つけることができる仕事だと思うと、楽しい。


リクルータのお二人、本当にありがとう。お疲れさま。

まだまだ6合目ぐらいなんで、引き続きよろしく。
今日ふとこんなことを考えました。


高いモチベーションを保ち続けて仕事に取り組めるひとの

ガソリンはいったい何か?

(いま流行りの)自己成長意欲、お金、称賛、仕事の社会貢献性、或いはいわゆる「ヤリガイ」というやつ...

ひょっとしたら、それらは全て燃料ではなく副産物なのかも。


一言で言うと

成功体験に伴う“快感”を知って(しまって)いるからでは?

10の目標を達成することで得た“快感”より

50の目標を達成することで得た“快感”の方が気持良いということを

経験として、知っている。

(勿論、そのプロセスを経験することでの成長の実感も気持良い)


そうすると、、、

100を達成したらどれほど気持いいんだろうと、高い目標を設定することへの期待感も高まる。

単純に聞こえるかも知れませんが、その繰り返し。

人間て、気持ちいいことは飽きずに続けられるし

より気持ちいいこと、の探究には労力を惜しみませんので。


その経験のない新入社員や仕事歴が浅い人は、何故頑張れるのか?

“快感の経験者”が醸し出す空気が、仕事場で期待感のオーラを滲ませているかどうか

ではないでしょうか。

そういった空気感こそ、「社風」と言われるべきものだと思います。


「先ずは、“10の快感”を感じることから始まる」


この数値のモノサシは絶対的に人それぞれで(あるべきで)、

1年目で“10の快感”を感じる人もいれば、5年目で感じる人もいるはず。


じゃあ、えらそうなことを言ってる自分の数値感覚は

今どれだけやねん? 次はナンボに設定するねん?


と考えながらついついビールもう一本。


ので、タイトルは変なこじつけ。