kazuのブログ -20ページ目

kazuのブログ

サラリーマン社長のムービートラベル

こういう他愛もない映画を語る前にやっぱり、オリンピック。まあなんだかんだと言われました。下劣な開会式、誤審、不公平なルール、きったねーセーヌ川のトライアスロン、エアコンも無く、食いもんも無い選手村、etc..etc..兎にも角にも無事?終わりました。失敗、失敗と騒ぐ人もいますが死人もなく終わったのですから成功でええんちゃいます。逆に3年前の東京オリンピックが映える結果となった? けどそこは気高い我が大和民族、知らん顔しときましょう。後ろ向いてウプッて笑いをこらえたりして(笑)そんなんもあったんかどうか柔道ではフランスにはずいぶんなことされましたけど...多様性ねぇ、まあ欧米人だけで好きにやっといてください。アジア人はその枠には入ってないそうですから。けどね、こんなにポロカス言われても厚顔無恥のフランスって国は存続できるんです。日本は世界にいい顔するのはやめましょうよ!どんなにクソみそに言われたって国家の損失に繋がることはやめましょうよ。エアコンもつけず、菜っ葉ばっかり選手に食わしたパリはダイブ儲けとるんちゃう?まぁ下衆の勘繰りってやつかな。

「菜っ葉食べて1着なるんやったら、うさぎさんチームの優勝だい!」って言うのは今は亡き当時、日本ハムファイターズの大沢親分のお言葉。

こんな散々な目に会いながら日本選手団は金20、銀12、銅13の世界3位!拍手、拍手ですわ。選手の皆さん本当にお疲れ様!

ところがやねぇ、帰って早々、日本のテレビ局はあっちやこっちで選手の引っ張り合い。おまえらなぁ、あの緊張感の中でのあの激闘、選手はもう限界やというのがわからんか、休ましたれよ。スケボーの14歳、15歳の女の子なんか観てられんかったわ!児童福祉法違反、未成年者労働搾取や。逮捕や、逮捕。

そうそう、それから卓球の早田ひな選手、個人で銅メダル、団体で銀メダル。左手を負傷しながら獅子奮迅の大活躍!当然、マスコミが群がります。そのインタビューでの一コマ。

 

インタビュア―  今、やりたいことは何ですか?(相変わらずあほなこと聞くのう)

早田選手       アンパンマンミュージアムへ行ってポーチを作りたい。(やっぱり24歳の女の子や)それと、鹿児島の特攻史料館(知覧特攻平和会館)へ行って今、生きていること、卓球が当たり前にできてることを当たり前じゃないと感じたい。    

 

もう、おっちゃん泣かせんといて。24歳でこんなことを考えてる子もいるんや...。今の若い子、捨てたもんじゃないですよ。我々戦後、惰眠を貪っていた世代はもう絶句、お恥ずかしい次第です。日本の

未来は明るいぞっ。

 

とまあ、長々と映画とは関係ないことを今週も書いてしまいましたが、今週観た映画は「デッドプール&ウルバリン」。ウルバリンは好きなキャラクターやねんけどねぇ。デッドプールって知らん、観たことないんですわ。この映画で感想ってねぇ...。

人体実験により醜い容姿と引き換えに不死身の肉体を手に入れた元傭兵ウェイドウィルソンは下品なヒーロー、デッドプールとして活躍したが熱望するアベンジャーズへの加入も聞き入れて貰えず、ヒーローを引退し中古車セールスマンとして気の合う仲間と平凡に暮らしていたがある日、突然現れた正体不明の部隊に異次元の世界に連れ去られてしまう。そこはマルチバースの世界で活躍するマーベルのピーローたちを監視する組織、時間変異取締局・通称TVAのオフィスだった。責任者のパラドックスと言う男がマルチバースの世界の時間軸に変異が起こっていると言う。それを解決するためのミッションがデッドプールに与えられた。そのために死んだはずのウルバリンを別の世界から連れ出し悪の根源となっている「虚無の世界」と言う場所へ共に送り込まれたのであった。そこはかつてのマーベルのヴィランたちを束ねるカサンドラノヴァと言う、強力なテレキネシスを操る女が支配していた。圧倒的な強さをもつヴィランたちに立ち向かう二人だったがこの「虚無の世界」にもレジスタンスとしてノヴァを倒そうと言うかつてのヒーローたちがいたのである。

 

何かと言うと昨今、登場する「マルチバース」と言うキーワード、ここではヒーローたちはそれぞれ異なった世界を持っておりそれぞれの世界で活躍する...と言うことなのかな?自分にはようわからん。片やお下劣、不良品のようなヒーロー、そしてもう一方は過酷な運命を背負う、孤高のヒーロー。もっと簡潔にわかりやすい脚本はなかったものか。いまだに何が何だか...けど懐かしいヒーローが登場してきて懐かしいヴィランと戦う、それが楽しい!それだけのそれだけの映画やね。

 

今回は映画の感想はホンマに少ないなー、と言われてもなんもないわ。ああ、そうそう、また話は戻るけど卓球・早田選手のインタビュー後、中国の選手がフォローを外したとか、学者面したアホなコメンテーターが「あの発言は―」とか、言う奴おるやろなアと思うたけど案の定出てきよった。だいたい、だれがフォローを外したなんていちいち言う?また「特攻会館」の下りだけを切り抜いてしまったテレビ局もあったとか、なんでこの国にはこんなやつばっかりしかおらんのや?愛国は駄目なん?同じ若者がかつて日本のために散っていった若者たちに哀悼の意を捧げたらだめなの?ほんまええ加減にしろよ!昨日は終戦記念日、靖国参拝の閣僚たちに例年の如く中国や韓国がほたえとる。今年は直に靖国へ行って暴言を吐く中国人も現れたそう。こんなん射◌でええやろ。それを煽る日本の左翼マスゴミ。墓参りいくのあかんのか?うちの爺さんも眠っとるんや!

それにしても中韓の反発を恐れて早田選手が謝罪させられるなんて事はないやろな。なあJOC、日本卓球協会、中国は何といっても卓球大国、世界卓球連盟にも息のかかったやつがおるんやろ。日本の卓球関係者諸氏、手ぇださすなよ、彼女のこれからの卓球人生に何かあってはあかんので。いつになったらまともになるんや?この国は。他国にええ顔するのはやめようや。少々憎まれてもええぞ。ほら、あんなおフランス様があんだけ失態続けても国は存続してますがな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

今週観た映画の感想の前に時事ネタを。7月26日に開会式を迎えたパリオリンピック。いよいよクライマックスを迎えようとしています!いまや最高潮の盛り上がり...と3年前の東京オリンピックならそうでしようが、まあー色々、なんだかんだと言われています。手前勝手じゃないですけど、東京に比べて、東京が恋しいだとか嘘かほんまか知らんけど選手、関係者からそんな声が飛んでいるそう。得体のしれない開会式、選手村の環境、食事は言うに及ばず環境に配慮とかでエアコンが付いてないとか...。ただでさえ猛暑だ酷暑だと言われている昨今、たった2週間ほどの大会でクーラー止めたとこで何になるんやろ。おまけに地元のフランス選手の部屋にだけはエアコンが付いているとはなんというオチ!これがお国柄?普通はゲスト、客人を優先するもんやと思うんやけどこういう考え方は日本人だけなんやろね。そもそも3年前のオリンピックはコロナ禍、伝染病蔓延下での前代未聞の五輪です。こんなん手前みそじゃないけど日本じゃないとできないですよ。やっぱり「凄いぞ!JAPAN!」です。いっちゃあわるいけどフランス人なんて傲慢なだけの民族、「花の都」だとか「ファッションの最先端」なんて言われてますけどきったないところですよパリって。街中、犬のウ〇コだらけ、添乗で行った時なんてお客さんの先頭きってバスを降りようとしたら犬のウ〇コだらけで足を地面に着けられない。「みなさ~ん、足元気をつけてくださ~い(違う意味で)」「あっ靴に犬のウ〇コが」「ゲッ!トライアスロンでセーヌ川泳ぐの?散歩する犬の公衆トイレでっせ。」

あのね、パリに期待するなんてそもそも無理ですよ。まあこれ以上言うとフランスの方々にお叱りを受けます。パリにあこがれを持っている方々、幻滅させてごめんなさいね。

ついでに言わせて頂くともうほんまに明らかなホームタウンデジジョン。柔道でのあの正体不明のジャッジとプラス「なんじゃあれ」と言うリネールット、ズルーレット、いやルーレット。でも斎藤立選手、偉大なお父さんのプレッシャーって大変だったと思います。何といってもまだ若い!4年後のロサンゼルスであの高慢ちきなリネールをぶん投げて!詩選手、これは神様が与えたもうた試練です。頑張って!村尾選手の決勝もおかしかったよねー。国際柔道連盟は日本が勝てないようにあれやこれやとルールを改正してきます。そんな中で金が三つは凄いですよ。そりゃ日本の武道精神をそのまま国際柔道に持ち込めば日本が全階級制覇ですよ。ハンデや思うて従わなしゃあない。しかし今回のレスリングは日本強いね!8月9日終了時点で金が4つ!女子の藤波選手、まだあどけなさの残る顔に華奢な体、にもかかわらずあのスピードに屈強な他国の選手がついて行けない!決勝まですべて完勝、吉田沙保里の後継者。とにかく強い!

オリンピックで話が終わってまいそうなんやけど最後にもう一つ、東京大会から種目に加わったスケートボードの女の子たち。彼女らは他の選手が凄いパフォーマンスを見せたら心から笑顔で拍手を送ります。駆け寄って抱き合います。「こけろ」とか「転べ」とか思わんのやね。メダルの色はただの結果。まだまだ新しい競技なんやけどみんな若い!と言うより子供です。15、16は言うに及ばす13歳や14歳なんています。 1964年の東京から種目になった柔道なんて伝統がある上に礼儀を重んじる種目やのに礼をせえへんどころか、金的蹴りに、暴言に、「待て」と言われてもやめない反則技。それにくらべりゃこの子らはなんと清々しいことか。日頃、近くの公園で人出が多いのにスケボを飛ばしている若い子らをみると「あっぶないのー」と腹を立ててんのやけどね。とにかくいろーんな意味である時は腹立たしく、ある時は絶対不利な状況下での活躍に心から拍手を送りたくなる、なんとも複雑なパリ五輪です。

 

で、ひじょーに前置きが長くなってしまいましたがそれぞれのお国柄が出るオリンピック同様、日本に住んでいるとなかなか信じられない他国の社会常識、社会情勢、自然現象etcなんかがあります。その自然現象のひとつですがアメリカ大陸には日本じゃ考えられない山火事や竜巻が人々を苦しめます。その一つ、竜巻とそれに立ち向かおうとする若き女性学者との戦いを描いた作品がこれ、「ツイスターズ」。巨大な竜巻に喧嘩を売る若き女性学者を演じているのがデイジーエドガージョーンズと言う若手女優。知ってる人は知ってると思うけど一昨年公開された「ザリガニの鳴くところ」(この映画はよかったー)で主演の孤独な少女を演じた女優さん。父から虐待を受け、学校も行けず、それでも幼いころから生きることを身に着け大人になっていく薄幸の少女を演じた彼女。今度は180度転換、学者で勝気それでいて過去のトラウマから抜け出させないでいるなんとも複雑な役どころを演じています。透明感のある美人でありながらうまい女優さんです。いまじゃ日本でもところどころで起こっている「竜巻」ですが規模が違います。アメリカ南西部の荒野、人も家畜も家もたちまちのうちに巻き上げてしまう巨大な「モンスター」が人々を悲しみのどん底に叩き落す。それに敢然と立ち向かうデイジー、カッコイイ。

オクラホマで育った女子大生のケイトクーパーは大学で気象学を学び仲間たちと共に南西部の人々を苦しめる竜巻を止める研究を続けている。荒野で寝泊まりし竜巻を追う。ある日、巨大な竜巻と出会い4人の仲間と共に手製の大量の薬品を巻き上げさせようと竜巻を追った。だが彼女たちが追った巨大な竜巻は「EF5」と言う稀に見る巨大で強力な等級であった。逆に「EF5」はケイトたちに襲いかかる。ケイトは大切な3人の友人たちを失ってしまう。

5年後、トラウマを抱えたケイトはニューヨークの気象科学研究所で働いていた。ある日、彼女の元にかつての大学時代の仲間の生き残りハビが訪ねてきた。彼はオクラホマに残り竜巻のデータを取る会社を立ち上げていた。ケイトに自分のスタッフに加わってほしいと言い、夏休み期間中のみと言う条件で半ば強引に連れ出した。オクラホマでは近年の異常気象により竜巻が多発していた。田舎町のモーテルに泊まり込みハビと彼のスタッフたちと共に竜巻を追った。そんな彼女の前に竜巻カウボーイの異名を取るタイラーオーエン率いる竜巻チェイサーチームと出くわす。過激で命知らずの彼らは竜巻が発見れれば有無を言わず飛び込んでいく、野蛮で興味本位で動いている彼らに対し嫌悪感を覚えるケイトだったが動画をYouTubeに上げ、チームをデザインしたTシャツを現場で売る姿を見て一見、金儲けだと思っていたのがその実、竜巻の

被災者の救済金に充てていたことを知る。その一方、ハビのハイテク技術を駆使した会社の設備に多大な投資をする資産家が家を破壊された住民たちの土地を安値で買い取っているのを知るに至り、ケイトはタイラーのチームと合流する。そして遂にケイトとタイラーの目の前でEF5の巨大竜巻が街に襲いかかる。

 

お国事情と言うのはそれぞれの国によって随分違います。この竜巻にしろ、山火事にしろスケールがでかい。そしてまあ科学的根拠においてあんなデッカイ竜巻の中にドラム缶10本ほど放り込んだだけで竜巻を消滅させることができるんやろか?

映画になるくらいなんやろから物理的には本物なんやろうなぁ。他国では日本で安穏と暮らしている我々にとって考えることができないことが起こります。それに対して色々な対策が各国とも練られています。日本で言うとやっぱり地震ですね。プレートの上に我々住んでるんやから。けどこれについての対策はまだありません。ただ、ただ逃げるだけ。この映画のヒロインのように地下に接着剤でも流して揺れないようにすることは、そりゃなんでも無理ですわ。足元がしょっちゅう揺らぐなんて日本に来る海外の方々はそりゃあ考えられないと思いますよ。韓国で言えば南北の分断。かつてはドイツもそうでした。同じ民族でありながら他国によって分断されお互いいがみ合わねばならないという悲しみは我々に分かれと言っても無理からぬこと。これだってあの北のおデブちゃんがおらんようにならないと変わりませんわ。我々人類はそんな中で生きてるわけです。だけどその度に困難に出会い、それを打ち破り生存してきました。それは各国国民の弛まぬ努力と研究心、そして忍耐です。現在、世界共通の自然災害はこの殺人モードの猛暑。だれか早よなんか考えてくれ。

 

バッカばかしい、ホンマにあほらしい作品。人は想像の中に遊ぶことができます。こんなんがあったらええのになあ、こんなことが起こればええのになぁ、こんなんになりたい、こんなことがあったらおもろいのに...。様々な想像で人はその中で「遊ぶ」ことができます。歴史好きな人...徳川家康が総理大臣になってくれたらいいのに。徳川幕府260年の楚を築いた人物、なら今の日本を正しい方向に向けてくれるだろう。経済産業大臣・織田信長。金を稼ぐことしか考えず、日本全体の利益を考えない大企業にズバっと切り込んでくれるだろう。財務大臣・豊臣秀吉。太閤さんやったら国民の生活を救ってくれるやろう。内閣官房長官・坂本龍馬。内閣の顔、やっぱり発信力と言えばこの人やね。他にも徳川吉宗農林水産大臣、田舎もんやからか?(紀州の山猿?失礼!)。紫式部文部大臣、子供も賢くなるやろ。総務大臣北条政子、高市さん想像したのは俺だけか?そんなこんなで顔を揃えた、人呼んで「偉人内閣」。馬鹿馬鹿しい、馬鹿馬鹿しいのやがなぁ...。

2020年世界規模で新型コロナウィルスが蔓延し、全世界がパデミックに陥った。我日本も御多分に漏れず、コロナ禍において国民はパニックを起こし各機関が機能不全に、しかも政府内でもクラスターが発生し総理大臣がコロナに感染し死亡してしまう。国家の主軸を失った日本政府は、日本が誇るスーパーコンピューター〝IZUMO〟とノーベル賞受賞者の故・水口教授が生み出したAI技術と日本の最先端テクノロジーによる最新3D技術より(このへんがようわからん)このコロナ禍を乗り切るため、過去の偉人を蘇らせ内閣を創設させると言う1年間限定の「偉人内閣」を発足した。内閣総理大臣・徳川家康、財務大臣・豊臣秀吉、経済産業大臣・織田信長、内閣官房長官・坂本龍馬、総務大臣・北条政子、外務大臣・足利義満、農林水産大臣・徳川吉宗、厚生労働大臣・徳川綱吉、文部科学大臣・紫式部、法務大臣・聖徳太子...。そうそうたる顔ぶれである。

当初マスコミはこの内閣に懐疑的であった。そんな中、政治部記者・西村理沙は上司からの「アナウンス部」転属を餌に官房長官・坂本龍馬に突撃取材を敢行させられた。当初は気の進まない仕事だと思ったが龍馬と気が合い、その中で日本国の盲点が見えるようになる。当初はマスコミもマスコミに煽られた国民も懐疑的に見られていた「偉人内閣」だったがその時代、その時代の国難を猛烈なリーダーシップで乗り切ってきた面々。日本はたちまちのうちに世界で一番コロナを抑え込み、世界で一早く経済を復興させ、国民の安定した生活を取り戻した。一転して国民は「偉人内閣」に拍手喝采を送り、内閣の支持率は急上昇、徳川総理を始め、各担当大臣はアイドル並みの存在になる。

「偉人内閣」は大成功に見えたのだが、一枚岩に見えたこの内閣に亀裂が入る。このまま安定した経済政策を続けようとする徳川家康総理と今こそ海外に打って出て他国と日本の経済力で勝負しようとする織田信長経済産業大臣との間に溝ができてしまうのである。国家を二分する危機に直面するのだがこれには黒幕がいた...。

 

聖徳太子が法務大臣、紫式部が文部科学大臣...これはようわかるわ、厚生労働大臣・徳川綱吉。まあ~「生類憐みの令」で名前はよう聞くもヒジョーに評判の悪い将軍様。子供の頃からはそう習ってきたんやけど近年は彼の能力が見直されているとのこと。なんで厚生労働大臣か?調べてみると彼の前政は非常に優れていたとのこと。惜しむなくは後半は飢饉に大火、富士山の噴火とかなりの不幸に見舞われたとのこと、よってそんな経験をいかされてってことかな。わからんのは足利義満の外務大臣。劇中ではペラペラの英語で海外の要人と交渉にあたる。明との交易?勘合貿易?それとも金閣寺のハイカラなイメージ?なんかイマイチ、ピンとこんなあ。まあ何はともあれ「そう言えばこの人何をしたん?」と調べたりして歴史の勉強にもなります。その他、土方歳三や石田三成まで登場してもうわやくちゃなわけなんですが、けどこんな馬鹿馬鹿しさも途中まではそれなりに楽しめたわけなんですが気に入らんのは途中から、わが郷土の英雄、太閤秀吉さんが裏切りもんあつかいされるのは「ああ、やっぱり家康は英雄で太閤さんは奸雄、信長は両面がある」と言うのは東京主導の作品なんやなとがっかりした思いで観てしまいました。それにしても良きにつけ悪きにつけ秀吉は竹中直人なんやなあ。

まあ、しかしよく言えば「超夢の国の政(まつりごと)」な110分、悪く言えば「何を観せられてるんや」の110分。それなりに面白かったですわ。それに「代案のない」野党もしっかり描かれています。徳川家康が問いかける「煽るだけのマスコミに踊らされて自分で物事を判断しない、なんでも人任せ」な日本国民に対するセリフも胆を押さえてます(まあ本当の家康がこんなことを言えるような人間とは思わんけど)。まあなかなか的は外しとらん作品でした。

しかしねぇ岸田くん、こんな馬鹿馬鹿しい映画が出来上がる背景には何があると思う?みんな全くあなたの能力には期待しとらんのやで。政府だけやない、野党もそう。任せられる政治家がいないわけよ。もう反省しても遅いから取りあえずは早くやめなさい。みんな!