kazuのブログ

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サラリーマン社長のムービートラベル

懐かしいねー、「スーパーガール」映画で観たのは大学生の頃か、当時の主演ヘレン・スレイターは美人で典型的なお嬢様ヒーロー、当時の敵役フェイ・ダナウェイの方がなんかアクが強くてめだっちゃって...しゃあないわなぁ役者としての年季の入り方がちゃうんやから...40年以上の時を超えて帰って来たスーパーヒロイン、「スーパーマンの従妹」と言うバカバカしさに加えて超強い美少女、さて40年の時を超えたヒロインはどう描かれているのか...と今回の作品を語る前に、ここ2~3日のうちに降って沸いたゴシップが演劇界に関する物だったのでちょっと一言。

 

今クールで放映されたある番組、まあ「夫婦別姓刑事」なんやけど、主演の俳優SさんとHさんとしときましょうか、番組名言うてもうたらそらもうわかってまうけど。2人は年の離れた刑事の夫婦役として共演されたんですが女優Hさんは以前の出来事でセクハラのトラウマがあったそうです。あるワンシーンでSさんの手がHさんの顎に触れたそう、それでパニックになったのかどうなったのか...Sさんは彼女のトラウマのことは聞かされていなかったそうです。問題はここから、Sさんは彼女の楽屋へ行って、「こういう問題を抱えているなら、役者はやめるべき」てなことをおっしゃったそう。この一連の出来事を書き立てたのがかの〝センテンス・スプリングス〟さんですわ。文章にいっぱいおしゃれをさせることが大好きなメディアさんです。セクハラだ、パワハラだ、モラハラだと騒ぎたてて個人を追い込み、一般人の購読意欲を書き立てます。おいおいおい、あんたらついこの間までサナエトークンだの、中傷動画だの、ウソがばれたらすぐそれか。恥も外聞もないな。「役者をやめるべき」って言うのは正解だと思いますよ、こういうこと言うとまたぞろフェミニストさんたちが「女性の人権ガー、人権ガー」なんて騒ぎ出しそうやけど、なにも引退せぇって話やない、そのトラウマを直してから復帰もできるじゃない、他の人に迷惑かけたらあかんよ。そもそも映画や、テレビドラマってのは役者さん一人で作れるもんじゃない、制作者、現場スタッフ、そして役者さんが団結して作り上げる、いわばチームプレイの賜物。その中から、あまたの名作が誕生するのです。まあこのドラマの題名みりゃ観る気は失せます。とても名作には程遠い。たまたまテレビを付けてたから2~3話、部分、部分を拝見しましたけど、正直言って佐藤さん、あなたのような芝居上手な役者さんが出る作品じゃないですよ。もっと自分の商品価値を大事にしましょう。さあこの騒動これからどうなるんですかね、今まではこういう事あったら男は絶対不利やったんやけど、少々逆風も吹いてます。これはね、制作サイドやタレント事務所の責任です。そんなややこしい女優使うのが間違い。しかしね、夫婦役で体に触れたらあかんて...芝居の世界も偉い時代になりました。

 

さて今回の「スーパーガール」。40年以上前のヘレン・スレイター版は典型的な世間知らずのお嬢様だったのが今回は世をすねた不良娘と180度転換。地球へ行ってアメリカのヤンキー娘となって惑星を放浪しているようなヒロインになってしまっているところから物語はスタート。従妹のスーパーマンもお手上げ上げ状態、さあここからどんな話にもっていくのか...。

故郷のクリプトン星の崩壊により両親と共にクリプトンを脱出したカーラ・ゾー=エルだったが、星が崩壊する際の放射能により母が死亡、続いて父の余命もわずかとなった時、父は脱出カプセルで従弟のカル=エルことスーパーマンがいる地球へ送り届けた。だが、地球でスーパーマンとして活躍するカル=エルとは違い、どうしても今の自分を受け入れられないカーラは地球を去り遠く離れた惑星で愛犬クリプトと共に荒んだ暮らしをしていた。

ある日、カーラの住む惑星に得体のしれない一団がやって来た。ボスは〝イエローヒルズのクレム〟と言う男で数々の惑星で略奪の限りを尽くし、若い娘をさらっていくと言う冷酷非情な悪党。彼らはこの惑星に住む誇り高き刀鍛冶職人のダイナスティアー一族の家を襲い、刀剣を奪おうとしたが13歳の娘ルーシーが剣を持って逃走、だがルーシーの目の前で家族は皆殺しにされる。クレムから逃れ、酒場にたどり着いたルーシーは無頼のエイリアンたちをぶちのめすカーラを目撃。カーラに「家族の仇を討つのを助けてほしい」と懇願するがけんもほろろに断られる。だがカーラの住む宇宙船まで付きまとい懇願しているところにクレムの一団が現れる。カーラは必死に防戦したが彼女を庇って愛犬クリプトがクレムの毒矢に倒れてしまう。クレムはカーラの宇宙船を奪い逃走。クリプトの命を救うにはクレムを倒して、彼が持つ解毒剤を奪うしかない。やむを得ずカーラはルーシーに協力してクレムを追うことになった。宇宙へ飛び出し情報収集のため、ならず者たちが集まる惑星の酒場で2人は大型バイクを駆る野蛮な賞金稼ぎロボと出会う。心ならずも共にクレムを追うことになるのだが行く手には大きな罠が待ち受けていた。

 

お嬢様ヘレン・スレイターに対して、この役に大抜擢されたヤンキー娘丸出しの雰囲気を出す、ミリー・オールコックはなんとオーストラリア人。ヘレン・スレイターは「スーパーガール」の後、マイケル・J・フォックスと共演した「摩天楼はバラ色に」なんて結構面白かったんやけど、その後は泣かず飛ばすでしたね、美人だしいい主演女優になるかなと思ったんやけど、スーパーマンの従妹なんてインパクトが強すぎるもんね。今、何してんのかな?

少女二人に手を貸すことになる荒くれ賞金稼ぎが思いっきりメイクしてるけどジェイソン・モモア。こういう役ぴったりやわ。幼稚だ、稚拙だと思っていたけど、宇宙を舞台に展開する型破りなアクションで我々大人でもなかなか鑑賞に堪えうる作品です。

いやあ、それにしても彼女のような若手女優を観ていたらここまで来るのにかなりの苦労やトレーニングを積んでいるんだろうと思います。セクハラだのパワハラだのある程度の理不尽はこんな世界の女優さんは経験しているはず。それに比べりゃちょっと売れたからと言ってあれは駄目、これは駄目って言うのはねぇって思います。ハリウッドだけでなくどの国の女優さんもいろんな理不尽とは戦ってきたはず。差別ともね。勿論、記憶に新しいワインスタイン事件のようにとんでもない犯罪を犯すプロデューサーや映画会社の重役は許しちゃいけません、アシュレイ・ジャドやアリッサ・ミラノらが起こした〝Me Yoo〟活動には敬意を表します。ジャニーズも然りです。けどね共演者やスタッフが困惑するような「私はあれは駄目、これは駄目」って言うような行動はいいものは作れません。適応障害を克服するため休養した女優さんもいます。迷惑かけるようならでなきゃいいだけのこと。話はまたまたそれてしまいましたが、なんかこの頃、何かというとハラスメント、ハラスメントと変な風に物事走ってませんか?いい芸術を創り上げるには「自己犠牲」と言う言葉、皆さん忘れてませんか?「スーパーガール」と何の関係もないけれどこういう若い俳優さんが出てくるたびふと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久々の日本映画、時代劇...戦国時代の有岡城主・荒木村重と言う人物は誠に不可解な人物。本当に戦国サイテーの男だったのかそれとももっと思慮深い男だったのか...おりしも今回、荒木村重を主人公にした本作「黒牢城」を鑑賞に行ったその日の大河ドラマ「豊臣兄弟」はまさに有岡城落城の回。全く対照的な荒木村重が描かれております。非常になんかそれがおもしろかった。映画ではモッくん(本木雅弘さん...ふっるいなぁ、この呼び方する人)が思慮深く、裏切られても人質にとった者の命さえ救おうとする男として描かれ、片や大河ドラマでトータス松本さんが、妻を一族郎党を家臣さえ置き去りにし地べたを這いずり回りながら城から脱走すると言う最悪な男として描かれています。どちらが真の村重か...そんなことを考えながら観終わった後、感慨にふけるのも一興です。

1578年天下統一を目指す、織田信長の有力家臣だった有岡城主・荒木村重が突然、信長に反旗を翻し有岡城に籠城した。織田方に回った黒田官兵衛が説得に入城するも聞き入れず、これを地下牢に監禁。周りの播磨の城主たちも次々と織田方に寝返り、織田軍に囲まれた有岡城は孤立無援状態になった。

その冬、家臣たちが紛糾する中、人質として城に置かれていた他国の一子が何者かに殺害される。この少年の謎の死を巡って場内は浮足立つ。村重はこの事件の解決のため、幽閉していた黒田官兵衛に協力を求める。だが奇怪な出来事はその後も続く。年が明けた春、敵軍と小競り合いがあり大将首を取ることに成功。だその首が何者かの首と挿げ替えられる。しかもそれが武士が最も忌み嫌う「大凶相の首」。夏、毛利方だった宇喜多直家が織田方に寝返る。村重が今、期待するのは毛利からの援軍だったが動く気配がない。家臣たちの間では毛利を信用するかしないかで大きく割れる。ざわめきたつ城内。そんな中、村重の重臣、家臣たちが相次いで殺害される...。

 

戦闘や殺陣のシーンがあまりなく、時代劇には珍しい推理小説風ミステリー時代劇。史実と想像を取り交ぜた作品として仕上げています。昔からの時代劇ファンとしては少々物足りなさを感じつつも、時代設定、当時の城中の再現等々、よく研究と想像力を織り交ぜて作っておられるのがよくわかります。それにしても黒田官兵衛を演じた菅田将暉くん、テレビ(大河)で竹中半兵衛、映画で黒田官兵衛ともう八面六臂の大活躍です。あの飄々とした色白で優男の容姿と何を考えているかわからないミステリアスな雰囲気がこういう知恵者、軍師、参謀の役にはぴったりなんでしょう。テレビドラマを観なくなった昨今、この私も今の日本の演劇界の若手で名前と顔が一致するのは彼くらいしかいません。

物語は「荒木村重出奔」と言う史実を新たな仮説を立てるのではなく、場内で起こったことをミステリー仕立てに〝横溝正史〟風に作り上げた結果がこういう史実に結び付いたと言うような作りやね。この荒木村重と言う男、戦国時代最も美しかったと言われる、妻だし(本作では十名だったとされる千代保として描かれています)を始め、一族郎党、家臣やその家族に至るまでを処刑されたと言う後年、毛利家の下で発見されたのは当の信長が本能寺で明智光秀に打たれた後。武士を捨て茶人となっていたそうです。その後は信長に代わって天下をとった豊臣秀吉の下で御伽衆として仕えたとのこと。毛利家の下で見つかった時は自らを道糞(どうふん)と称し、己を蔑んでいたとのこと。「私は道端に転がっている犬のク〇」と言う事。後に秀吉が道薫(どうくん)と名を改めていたそう。これは秀吉が彼の心情を汲んでのことかなぁ。まあ昔の武家の方々のやることは現代人の我々にはようわかりません。「生き恥をさらすなら切腹が武士の誇り」と言うかと思えばこう言う御仁もいる。お偉い歴史学者の先生方がああだった、こうだったとの賜ったって、その場におって当の本人の心情を聞いたわけではありまへん。発掘された記録、書物なんて戦の勝者、時の権力者が好きなように、自分の名声を後年に高めるため書かせたもの。だからこんな映画ができるんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

とうとう出ました!真打登場!って感じやね。レイ・チャールズ、フレディ・マーキュリー、ホイットニー・ヒューストン、エルヴィス・プレスリー、綺羅星のごとく登場したアーティストたちの伝記映画、残念ながら「エルヴィス」だけは観てないんですよね、これは残念!それはさておきマイケル・ジャクソンについてはやっぱりいろんな思いがあります。まさに1980年代を席捲したキング・オブ・ポップ(これ、エリザベス・テーラーが言ったそう)。彼の何が凄いと言ったら、このポップに疎い私でも知っている!と言う事、「スリラー」「ビリー・ジーン」「バッド」「ビート・イット」くらいは知っています!(何の自慢にならん)、そうやなー、思い出と言ったら大学時代、バイト先の友人の家で「スリラー」のビデオを観たこと。そいつマジでマイケルにのぼせあがってて必死でムーン・ウォーク練習してました。結構様になってたなぁ。それでもって俺にも「お前もやってみろ」って言われてやったことがありました。できるわけあらへん!もともとそいつは大学で軽音なんかやってたから、もうそのフリークぶりは凄かった。けど、完全体育会系の自分でも「スリラー」は魅入っちゃったね。そんな懐かしさも込めて「Michael/マイケル」は凄かった!

1967年アメリカ・イリノイ州ゲーリーで暮らす、ジョセフ・ジャクソンは5人の息子たちを歌手デビューさせようと自宅で厳格なレッスンを課していた。中でも抜群の声量を誇る末っ子のリードボーカル、マイケルには時にはベルトで鞭打つなど、異常なまでの厳しさを見せていた。

彼等はクラブのステージなどに出演させてもらえるようになり徐々に人気を博していく。そしてその姿がモータウンレコードの重役の目に留まる。そして1969年遂に「ジャクソン5」としてメジャーデビューする。彼らの人気は鰻登り、そして常に人気の中心はマイケルだった。その後1970年代に入りマイケルはソロデビュー、しかしモータウンレコードとの音楽性の違いからジャクソンファミリーはエピック・レコードへ移籍。グループ名も「ジャクソンズ」として自分たちの思い通りの楽曲を作れるようになったが、人気はすべてマイケルだった。彼は自分のアイデアで曲を作り、ダンスを創作した。そして1982年ソロアルバムとなる「スリラー」はギネス世界記録を叩きだす。だが彼の奇行も際立つようになる。整形をし、ピーターパンの「ネバー・ランド」を想像した大豪邸にチンパンジーやキリン、ニシキヘビまで住まわせる。ファミリーはほぼマイケルの稼ぎで成り立っていた。

だが、そんなマイケルの人気に便乗し、ジャクソンズをより売り出そうとする父ジョセフとの溝は深まり、やがてそんな歪んだ家族の構造が悲劇を呼ぶことになる。

 

マイケル・ジャクソンを演じるのはマイケルの甥ジャファー・ジャクソン、彼の演じたマイケルのステージ、ミュージック・ビデオのシーンは圧巻でした。観終わってからパンフレットを開くまで知りませんでした。顔が似ているかと言えばそんなにてないんやけど、しゃべり方から、声、そして彼が醸し出す雰囲気、観ている間は血縁者かなと思っていましたがやっぱり。とにかくスクリーンに映し出される彼のパフォーマンスには圧倒されました。見事の一言です。しかし...「たこのぶつ切り」のようなラスト。「えっ、そんで終わるの」と言う戸惑いがあったのも確か。物語は1984年ヴィクトリー・ツアーの最終公演、ドジャー・スタジアムでマイケルが「これが僕たちの最後のショーだ」と言い放ち、スクリーンに「彼のストーリーはまだまだ続く」の字幕でTHE END。これは物足らないと言うより、これでええんかなぁと言うような納得させようとする自分自身もいます。それと彼の奇行なんかはほんの少し、描かれてんねんけどやっぱり...きれいごとばっかりかなぁ。熱狂的ファンの方には悪いけど彼にはいろんな噂があります。彼の死因は薬物だとか殺害と言う陰謀説まで、それに児童への性的虐待、他には「体中白く塗りたくって白人になりたがっている」とか(実際映画にも描かれているように彼は尋常性白斑と言う病気)、それにとんでもないのは「踊る時に邪魔になるから男性のシンボルをちょん切った」とか(これ、前述のバイトのツレの情報、彼には奥さんもいたし実子もいる)もうあきれる話が山ほどあります。しかしこれも彼が常人には真似できない悪漢のパフォーマンスを見せてくれるからでしょう。スーパースターである所以です。でも負の噂も多いのも確か。昔、私が旅行業界で駆けだしだった頃、関西のあるホテルの営業責任者の方からこんな話を聞きました。映画にも登場したチンパンジー、バブルス君の話です。大阪でのコンサートで滞在するのをそのホテルにするか別のホテルにするかと言う話が持ち上がったそうです。まあ当然どちらのホテルも最上級のスイートを用意すると言いますわな。ところがマイケルはさらに条件を出したそうです。「僕の部屋の隣にバブルスの部屋を別にとって」って...。さすがにその営業の方は断ったそうです。と言うことはもう一つのホテルは引き受けたんやろうね。スーパースターは普通ではない...。