アクアマン 失われた王国 | kazuのブログ

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次から次へと登場するヒーローコミックもの。アイアンマン、キャプテンアメリカ、スパイダーマンらを軸にしたマーベルコミックではアイアンマン、キャプテンアメリカが「引退」。スパイダーマンもこの間の作品で終わりかな?変わって登場したのがアカデミー賞女優ブリーラーソンを主演に置いたその名もずばりキャプテンマーベル。片やDCコミックはスーパーマン、バットマンらが中心。スーパーマン、バットマンが小休止の間に参上したのがガルガドットのワンダーウーマン。このワンダーウーマンと共に「ジャスティスリーグ」から離れてピンで活躍しだしたのが今回のヒーロー、アクアマンです。今回はピンの2作目「アクアマン 失われた王国」。けどこのアクアマン、ザ・フラッシュなんかと共に一番後塵を拝していると言うか、末席と言うか、そんな存在だったのに「アクアマン」の前作第一作は近年のヒーローものでは一番面白かったと言うのが正直な感想ですが、なぜかしらあんまり記憶に残っておりません。本作のストーリーが展開していく中で「ああ、そうだった」「そんな設定だったっけ?」なんて段々とおぼろげながらも思い出してくる始末。「そりゃあ毎週毎週、映画観てりゃあ全部は覚えてへん」と言い訳してみても、「面白い!」と自分で言いながらも何とも情けない。前作をおさらいしてみるとこのアクアマンと言うのは海底人アトランティス王国の女王と人間の灯台守の間にできた子。地上で父と暮らすことになったこの少年アーサーは半地上人、半海底人。魚と話ができる彼は特殊な能力を持っています。なんともペルセウスの物語のよう。だがなさぬ恋の女王は海底へ戻り政略結婚でアトランティス王国に戻ったんですが彼女が王国へ帰って産んだ子供がオーム。純血の海底人、アトランティス王国の正統な後継者ということで王座に就いたわけですがこれがとんだ野郎で地上人に戦争を仕掛けようとする。そこでアーサー=アクアマンが立ち上がり異父弟オームを退け王座に就くと言うのが前作までの話。で、次の展開は?

アーサー=アクアマンは同じ海底王国の王女メラとの間にアーサージュニアをもうけ、地上での生活とアトランティス

王としての王としての海底で生活との2重生活を送っていた。勿論、海上で海賊たちを掃討するアクアマンとしての役目も。

だが、アクアマンを父の敵と復讐の牙を研ぐ海賊ブラックマンタことディビッドケインはアトランティスの秘密を探るべく南極大陸で発掘調査をを行なっていた。そしてついに南極の氷の下に古代都市の後を発見。だがそれはアトランティスの初代王の弟でありながら闇の力を持ち、その力で世界を支配しようとしてアトランティス王に封じ込められたコーダックスの治めたネクラス王国だった。その時、ケインはコーダックスの悪霊に取り憑かれてしまう。

数カ月後、世界で異常気象が発生。地上では世界各地で気温の急上昇、海底では疫病が蔓延した。アーサーはアトランティスの評議会で地上の人間たちと協力し問題を解決すべきと主張したが頭の固い評議会の連中はこれを拒否。決裂したところへブラックマンタの一味がアトランティスを襲撃。王国に大打撃を与えたうえ、アトランティスを支えるエネルギーであるオリカルクムを奪い去って行く。

アーサーは強力になったケインを倒すため、サハラ砂漠の地下牢に投獄されている前王であり異父弟であるオームの力を借りることを決意。オームを奪還へ向かう...。

 

なかなかの役者を揃えてます。前王オームにパトリックウィルソン、妻のメラにアンバーハード、義父のネレウス王にドルフラングレン、それから母のアトランナ女王にニコールキッドマンとこの一見お子様向きの作品に皆、大まじめに取り組んでおります。監督さんがジェームズワンと言って「ワイルドスピード」シリーズなんかを手掛けた人、何と言っても今までなかった海底でのアクションシーン、海底で揺らめく髪の毛もリアルに銃撃、爆破、カーチェイスと今までになかったアクションシーンが満載です。主演のジェームズモモアですが筋肉ムキムキでもっさい髪の毛と髭をきっちゃえばこの人なかなかの美形です。ハワイ出身。まあ売りはこのワイルドさやろね。今後も期待です。彼には「ワイルドスピード」シリーズ完結編の第2章が控えています。こっちは真逆に究極の悪党です。この人ヒーローもヒールもどっもいけますがな。