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サラリーマン社長のムービートラベル

今日はGWの真ん中でオフィスは休みやったんですが、ラウンドリサーチっちゅうのを兼ねて京都は伏見へ行ってきました。まずは伏見稲荷大社。狐信仰、稲荷神社の総本山。本殿は麓ですが稲荷山全体が神域となっております。頂上まで行って参りました。あきませんな、還暦を迎えしかも病み上がり、いまだに膝が大爆笑しております。それから幕末の激動の波を見てきた寺田屋へ。ここになんと、唯一と言っていい西郷隆盛公の写真があります。隆盛公の写真は一枚もないはず...ところが多数の幕末の志士たちと移っている写真が一枚ここにはあるんですなぁ。館の担当の方は歴史学者の間でも「彼だ」「いや違う」し意見が割れているそうです。上野での隆盛公銅像の除幕式の日、西郷夫人が「こんな人じゃなか...」とポツリと言ったそうですが、この写真をご覧になればそれも納得。じゃぁこれはやっぱり...。夢が広がります。気になる方はどうぞ「寺田屋」へ。京阪電車、中書島駅から徒歩5分です。

 

今回観た作品は日本の風物、激動の歴史と180度異なります。まさに「今風」の映画。行方不明になった母親を女子高生が自宅のパソコン一つで探し出す作品。スクリーンに映し出されるのはすべてパソコンの画面に映し出される、写真、動画、情報。もう年寄りにはついて行けん!

ロサンゼルスに住む18歳の女子高生ジューンは幼い頃、父を亡くし母と二人暮らし。年頃になったのに何かと過保護で口うるさい母グレイスにジューンは少々うんざりしている。そんな母に最近、実業家のケヴィンと言う恋人ができた。二人は南米コロンビアに旅行へ行くと言う。久々に羽が伸ばせると喜んだジューンは親友のヴィーナら友達を家に読んで深夜のパーティー。思いっきり羽目を外した。だが、帰国予定日に空港へ迎えに行ったのだが予定の便に二人の姿はなかった。電話にも出ない、ラインやメールにも返信がない。ついには警察や大使館、FBIまでが捜査を始めるが手がかりはつかめない。

ジューンは得意のパソコンを駆使してSNSや検索サイト、あらゆるアプリを駆使してスマホの定位置、監視カメラ、銀行の出入金記録などを調べる。すると母の恋人ケヴィンに犯罪歴があることがわかった。彼は詐欺師だったのだ。一抹の不安を抱え込んでしまうジューン。ジューンはネットの代行サービスで地元の「便利屋」ハビを雇い情報を集める。だが彼女が必死で母の行方を摑もうとしているとき、この不可解な出来事にネット上がざわつきはじめる。憶測が憶測を呼びグレイスの狂言誘拐が疑われ出したのである。国境を越えて瞬く間にはそれは広がり始める。だがこの事件には思いがけない人物が絡んでいた...。

 

内容って面白いんやけどね、手法まで無理して新しいものを作る必要あるでしょうかね。やっぱり年寄りなんでしようか?しかしホンマにこんなことできるなら犯人は自分で探せる。情報化社会もここまで行けばいかがなもんかな。まあ映画は絵空事、こんなにうまくはいかないとは思うけどいつかはそんなやつも出てくるかもしれません。ネットもテクノロジーの発達も使う者、使い方でこの世界は良くも悪くもなります。特にSNSなんて今の世の中悪用され放題。悪口雑言、罵詈雑言、プロ野球選手やタレント、有名人に対する嫌がらせは毎日のようにネットニュースを騒がせています。自殺者まで出すことにもしばしば...。マシーンに人間が振り回される。使いこなせないなら使うべきではないのは重々承知ですが今の世の中、パソコンなけりゃ何もできない。仕事もできません。困ったもんです。「ターミネーター」の世界はすぐそこまでやって来ているのかもしれません。