安部元総理が亡くなられてから1週間。テレビ、ネット、新聞、いろんなキーワードが飛び交いました。「民主主義への挑戦」「SP」「統一教会」「半旗」「功罪」「国葬」etc...。
色々な思いがあるでしょうが私は本当に怖い、恐怖を感じてます。これから日本はどうなるのか?中国は攻めてくるのか?ロシアは?本当は最大の功労者、悲しみ、犯人に対する怒り、これを持ってしかるべきなのにこの得体のしれない「恐怖」。弱体化した日本を支えてきたのは安部さんなのに、「日本」と言う国を取り返そうとしてくれたのは安部さんなのに、その大黒柱を失ったという「恐怖」。人間は勝手なもんです。まず第一に喪に服し、安部元首相のこれまでの功績に対しねぎらいの言葉をかけねばいけないのに自分の身の安全を考えてしまうこの身勝手さが我ながら情けないです。
そして各国首脳、要人から送られてくる弔文、トランプ元大統領、バイデン大統領、台湾の蔡英文総統、イギリスのジョンソン首相、インドのモディ首相、西側諸国の首脳どころか、敵国であるはずのプーチンや習近平まで、果ては大英帝国のエリザベス女王やローマ法王まで、ここまで海外の首脳、要人、皇室まで信頼され尊敬された首相は私は生まれてこの方知りません。アメリカの主要都市では半旗が掲げられ、インドやブラジルは喪に服してるという。なのに等のわが国ではああ、情けない。半旗を掲げるのは遅れるわ、この期に及んで「モリカケ、サクラの真偽が闇の中」「改めて安部政治の検証を」。国葬にすると言えば絡んでくる反安部と言われる連中やそのメディア。情けないわ。戦後高度経済成長期を経て、バブル経済に踊らされ、社会党政権、民主党政権時の阪神淡路大震災、東日本大震災であたふたした日本政府を立て直したのは安部さんですよ。中国をモンスターにしてしまった一端を担ったのも日本であり、テロリスト国家、北朝鮮の拉致問題を棚上げにして支援までする大馬鹿ものも日本。そして従軍慰安婦問題、徴用工問題と言われのない濡れ衣を着せてくる韓国を増長させたのも日本。その弱体化した日本を立て直し、タブーとされた憲法改正に手を伸ばし、拉致問題に挑み、日本の弱体化を狙う国に対して敢然とNOを突きつけ、災害で疲弊した経済を立て直そうとし、日本に対する国際社会の信頼を取り戻してくれたのは安倍晋三です。日本に救う左翼勢力、リベラルと名乗る日本にとって害悪でしかないメディアに足を取られすべて志半ばで倒れてしまったのは本当に無念だと思います。
忘れてた。このブログの題名は「サラリーマン社長のムービートラベル」。でも最後にむかっ腹発つことをもう一つ。こんな報道番組があったそうです。
ある報道番組でインテリ面した左翼報道機関のゴマスリ女子アナの言葉。一部省いてます。
「私たちは今、試されているんじゃないかって感じるんです。『許せない』とか『気の毒』とか『怖い』っていう感情に支配されていると思う。非業の死を遂げた元総理ですけども、敢えて功罪を冷静に振り返ることが大事です」
あんたあほか? その言葉そっくりそのまま、あんたら反安部報道番組にお返しします。功罪、功罪っていうけどあんたらの功罪はどうなん?ねえ? まあ、あんたらの場合は「功」はなくて「罪」だけやけど。
こんなクサクサしたときに観るのは最適のマーベルコミック「ソー:ラブ&サンダー」。アベンジャーズの一人、雷の神マイティソーが活躍するシリーズ最新作です。しかし副題、love&thunder=愛と雷?、ん?、なんのこっちゃ。
太古の昔、干ばつの続く星の住人ゴアは幼い娘を抱え、果てしなく続く不毛の砂漠をさ迷い続けていた。信仰心の強い彼はその星の神ラプーに祈りを捧げ続けたがその祈りは聞き入れられることなく娘は死んでしまう。ようやく神ラプーの元にたどり着いたゴアであったがラプーは冷たく彼を足蹴にしてしまう。絶望のどん底に突き落とされたゴア。その時彼の元に「神を殺す闇の剣」ネクロソードが現れる。神に対し怒りに震えるゴアはその場でラプーを惨殺。以来、宇宙を漂流し、ゴッドブッチャー(神殺し)としてさまよい続けることになる。
現代、かつてソーの恋人だった物理学者ジェーンフォスター博士は自らが癌に侵され余命いくばくもないことを知る。しかしある書物からソーの持つ「神のハンマー」ムジョルニアを手にすれば癌の進行を止められることを知る。彼女は今は観光地になっているアスガルド人の町、ニューアスガルドへ赴いた。そこにはかつての戦いで破壊されたムジョルニアが町の守り神として展示されていた...。
その頃、ソーは遠い宇宙で「ガーディアンズ」、そして親友の岩だらけの体を持つグロナン人コーグ達とともにその星の弱き者たちを攻める侵略者たちとの戦いの真っ最中だった。だが戦いを終えたときゴッドブッチャーの魔の手が宇宙に広がっていることを知る。そしてそれがアスガルド人の新しい地、ニューアスガルドにも...。ゴッドブッチャーが闇の軍団を率いてニューアスガルドに襲いかかった時、ソーがコーグと共に現れる。今はニューアスガルドの王として国を守るヴァルギリーと共に新しい武器ストームブレイカーを駆使してゴッドブッチャーに立ち向かうが「神殺しの剣」ネクロソードを持つゴッドブッチャーには歯が立たなかった。ソーが危機一髪のところをムジョルニアを手にした「もう一人のソー」が助ける。それはソーの戦闘服に身をまとったジェーンフォスターだった。4人の抵抗でゴッドブッチャーの一団は姿を消したがその時、ニューアスガルドの子供たちの姿も消えてしまう。
かつての恋人、ソーとジェーンは協力して子供たちを助け出すためヴァルギリー、コーグと共にゴッドブッチャーと戦うことを決意する。そのため他の神々を巻き込もうと大神ゼウスの主催する会議へ向かうのだが...。
結構すごい役者が出ています。見てる間は気づかんかったけど。主演のクリスヘムズワースとナタリーポートマンの他にゴッドブッチャーはクリスチャンベイル。いやー、バットマンをやったかと思えばジョンコナー、そしてマーベルコミックのヴィラン(悪役)と忙しい人です。それに大神ゼウスをラッセルクロウですか、すごいね、大神ゼウス、悪役です。神様を悪役と平然としてしまうのはさすがアメリカです。次回はこのゼウスが完全敵役でヘラクレスなんかも登場してこりゃ面白そう。まあコミックの専門用語なんかが出てきてマニアじゃない私は少々ついていけないわけですが、ひとつ勉強したのはこのシリーズでは勇者が戦いで死んだら行けるところ。それが「ヴァルハラ」ってとこらしいです。まあ、天国ですよね。ラストのラストではちょこっとこういうのも描かれてました。このコミックで言えば安部さんもここへ行ってるんでしょうね。「ヴァルハラ」へ行っても見守っていてください。
また安部さんの話にどうしても戻ってしまいますが、私は安部さんの葬儀で麻生さんの弔辞の一文が心に残ります。
「あなたが総理をやめた後も事あるごとに『安部は何と言っている』と各国首脳が漏らしていたことを聞き私は誇らしく思いました」
私もです。高度経済成長期にただの「エコノミックアニマル」と言われていた日本人が、日本が、国際社会の場で再び脚光を浴びたのは誰のおかげですか? 国葬に反対される方、功罪、功罪とほざいている大たわけはわかってるんかな?私は親交がなかったですが(当たり前や)、直接親交のあった方々、日頃は中国、ロシア何するものぞと声高に叫んでいる猛者の方々がユーチューブなんかで声を上げてワンワン泣いているんです。身内ではないんですよ。よっぽど人間的魅力にあふれた人なんだと思います。あったことがなくてもインタビューやなんかで人柄はわかります。それくらいの人を見る目は私にもあると思うんですが。まあその割にはしょっちゅう金は騙し取られますが...。それはともかくとして、今回だけは国葬の早期決断、岸田君よくやった!
安部さんが毎月、首相に返り咲く前から東日本大震災の義援金のため自分の給料から30%をカットてしてそれに充てていたそうです。そんなことほとんど知られてませんよね。勿論マスコミは自分の都合が悪いから言いません。野党の奴らでこういうことしてる人間いる?それにね、被災者のために自分の身を削っている政治家と、フィリピンへ逃亡しようとしていた政治家とどっちを信じるの?聞いてるか―、れいわの支持者ー!
ほんまに国葬反対とほざいている奴、功罪だの、検証だのとうたい文句みたいに唱えている奴、海外がみてんねんぞ!ほんま恥ずかしいわっ!映画のことがかすんでしまいました。すいません。