ザ・ロストシティ | kazuのブログ

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サンドラブロックとチャニングテイタム....うん?何?この違和感。サンドラの年知っとるからなー、確かに私と二つしか違わない、としたら、あの肌つやは凄い!だけど相手がチャニングテイタム、何も彼じゃなくても...と思っているのは私だけではありますまい。今回、悪役を演じたハリーポッ...いや、ダニエルラドクリフくんの思わず吐いてしまう、「あのクソババァ!」と言うセリフもなんとなく納得してしまうのですが。そのダニエルラドクリフも違和感満載、童顔をひげで隠したら余計に子供が付髭を付けて遊んでいるように思ってしまう。何もかもマイナス思考に見てしまうこの「ザ・ロストシティ」。題材がまた、私たちが若いころ一時流行ったインディジョーンズの二番煎じシリーズ、「ロマンシングストーン」や「キングソロモンの秘宝」なんかのロマンスアドベンチャーの二番煎じのまた二番煎じといった、なんか時代と逆行しているような脚本。ところがまたまた、そんな作品にブラッドピットがほぼゲスト出演的に出ているという、これまた違和感。なんか撮った人も、出演者たちも魔がさしたというかなんと言おうか、うーん。

元学者の売れっ子女流作家、ロレッタはスランプ中である。5年前に夫を亡くしたショックから立ち直れず引きこもりがちな彼女は担当編集者でマネージャー的な存在のベスからシリーズの新刊の宣伝ツアーだとせかされ続けようやく重い腰を上げたところ。彼女の人気シリーズは女性学者のラブモア博士と冒険家ダッシュとのロマンスアドベンチャーである。シリーズの表紙のモデルとなったダッシュ役のアランはこの仕事で一躍「世界一セクシーな男」として名を挙げたのだがロレッタは筋肉バカを地でいくような彼が大の苦手だった。しかもツアーに彼が参加するとあってまたウンザリだった。そしてそれに追い打ちをかけるようにツアーの会場でロレッタとアランは大失態を演じる。

そしてこの会場で事件は起こる。失意のうちにツアー会場を後にしたロレッタをアランの目の前で何者かが拉致。彼女を拉致したのはメディア王の大富豪の一族、フェアファックスだった。古美術収集家の彼は偶然、手に入れた古代文字の書かれた羊皮紙にロレッタのシリーズに登場する遺跡〝ロストシティ〟の手がかりが書かれているという。フェアファックスは元学者のロレッタにロストシティに君臨したカラマン王の墓に眠る「炎の冠」を探し出すのに手を貸せというのだ。彼は断る彼女を無理やり、同行させ王が眠ると言う、大西洋の島イスラウインディータへと向かう。

一方、ロレッタが誘拐されたと彼女のスタッフたちは大騒ぎだった。彼女の携帯のGPSから大西洋の島に連れていかれたと知ったアランは元ネイビーシールズの隊員ジャックトレーナーに彼女の救出を依頼。だが邪魔になるだけなのにアランもジャックに同行。なんとかロレッタを奪還できたもののすぐさま追手に迫られる。ジャックが撃たれ、ロレッタとアランだけで逃げる羽目に、だが逃げる際に羊皮紙の古文書を盗み出したロレッタは村人たちが歌う歌をヒントにカラマン王の墓が近くにあることを知る。ロレッタとアランはフェアファックスの追手が迫る中、二人で墓のありかを探し出すことを決意する。

 

再度、秘宝探索ストーリーを再燃させるつもりなのか、みんな、なんかなんかクエッションマークがつくことに手掛けてちょっとピントの外れた作品ができてしまいました、なにもサンドラブロックが駄目だとは言ってません。彼女には彼女に会った作品がまだまだあります。彼女の相手役がもうちょっと20ほど年のいった初老のしぶーい役者さんだったら、そうそう逆にブラッドピットがアラン役なら大人の冒険物語ができただろうに残念、チャニングテイタムのお相手がもう二回りほど若い女優さんなら、そうやなーせめてアンハサウェイやエミリーブラントあたりならロマンチックコメディアドベンチャーが出来ただろうに、それとダニエルくん、こういう役はまだ早い。演技派に転向しようとしているのはわかるが大人の善玉、ベビーフェイスを充分に演じられるようになってから、ヒールを演じてみては? と、まあファンが頭から湯気を出して怒るようなことを言ってしまいました。評論家のような生意気な口をきいてすいません。あくまでも私の感想であり見解であります。これだけ映画を観てればこう言う違和感を持つ映画にも出会います。でも決して私の人生にとってはマイナスではありません。