アウトブレイク | kazuのブログ

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サラリーマン社長のムービートラベル

緊急事態宣言が発表されてから2週間。映画館の休館も3週目に入ります。会社はと言えば4月売上0、5月売上0。若い吉村知事は頑張って張ります。なんとか協力して差し上げたい! しかしうちのような会社は他社と違って全く閉めているようなわけにはいきません。なんとか少々のお金は借りれましたがそれだけでは全然足りません。なんせ先が見えへんのやから...追加の融資を依頼しつつ、クライアントからお声をかけて頂いてお手伝い。ようするにバイト。恥ずかしいのなんのと言ってられません。なんとか会社を残さにゃならんのだから。だから極力、電車の移動は最小限に。週のうち、家で半分、会社で半分寝泊まりしています。ちょっとは大阪府のお役に立っているでしょうか?

 

娯楽と言えばネットでの馬券の購入のみ。まあ味気ないですわぁ。そこでNetflix なるものを1ヶ月間お試し無料ということで購入してみました。なんかね、昔観た「アウトブレイク」を観たなったんやなぁ。このコロナ騒動が本格的になったとき一番最初に頭に浮かんだのがこの作品。離婚の危機を迎えた科学者夫婦が突如、アメリカの田舎町を襲った正体不明のウイルスに敢然と立ち向かっていく物語。敵はウイルスだけじゃない。それを隠そうとする政府の役人、軍の上層部。二人はこの目に見えない敵と、そして巨大な組織に果たして勝つことができるのか...。

1967年アフリカ、ザイールの内戦中に傭兵キャンプ場となった村で傭兵たちが正体不明のウイルスに侵されていた。そこへ現れたアメリカ軍の軍用ヘリ。防護服に包まれた兵士が視察に訪れる。

「アメリカに帰りたい」

「ああ、連れて帰ってやる。明日、医療物資と血清をとどけてやる。だからその前に採血させてくれ」

翌日、再び軍用ヘリが村を訪れる。「血清がきた」歓喜に沸く村。だが医療物資と思われたそれは燃料帰化爆弾だった。村は一瞬のうちに跡形もなく吹き飛ばされる。

それから28年がたった現在、またもやザイールで正体不明の疫病が村人たちを襲う。アメリカ陸軍感染症医学研究所のダニエルズ大佐は上官のフォード准将から調査に向かうよう命令を受ける。村の状況を目の当たりにした、ダニエルズは「エボラ出血熱やラッサ熱の比ではない」と対策チームを作るよう帰国後、進言するがなぜか聞き入れてもらえない。それはフォード准将のさらに上官マクリントック少将の圧力であった。

そんな時、アフリカから密輸業者により一匹のサルがアメリカの田舎町、シダークリークに運ばれる。サルはなかなか懐かず密輸業者に

口から水を吐き掛け、ペット店の店主のてをひっかき、売れなくて困り果てた密輸業者は町の近くの森に放してしまう。しかしその日からシダークリークの町はたちまちのうちに原因不明の疫病に侵されてしまう。映画館で蔓延してしまったウイルスによって次々と人は倒れ瞬く間に死んでいく。アメリカ疾病予防センターに勤務するダニエルの別れた妻、ロビーのチームが町に派遣されるが、軍の命令を無視したダニエルもまた自らのチームを率いてシタ゜ークリークへ向かう。そこで彼は28年前、ザイールの村で流行したウイルスが軍の細菌兵器として秘密裏に培養されていたことに気づく。同時にアフリカより密輸されてきたサルがウイルスの宿主であると同時に抗体を持っているという結論に達し、ウイルスを死滅させるにはその猿の抗体からというワクチンを作るしかないと考え、サルの確保に向かう。しかし、ダニエルズの右腕ともいえる部下が感染、そして別れた妻ロビーも...

一方、軍の上層部ではマクリントック少将の意向に従い、シダークリークに燃料帰化爆弾を投下することを決定。ダニエルズにも魔の手が伸びる。ダニエルズの前に爆撃機が立ちはだかる...

 

えっ?ワクチンてそんなはよ出来るの?っていうようなヤボな突込みはやめましょう。

未知のウイルスに立ち向かう人類の知恵と勇気、そしてアメリカの真の正義とは?人間の尊厳をかけた戦いを描く、ウォルフガングペーターゼン監督の手に汗握る演出とダスティンホフマンの名演に酔いしれましょう!我々も未知のウイルスに勝利することを信じて!

 

けどウイルスがトラウマになっている人は観ないでくださいね。