9/23(金)からの連休、博多、黒川温泉の方へ添乗に行って参りました。
黒川温泉「樹やしき」のスタッフのみなさん、大変お世話になりました。
思ったより若いスタッフが多く、仲居頭?さんが「いかがでしたか?「田舎
者ばかりですから失礼なかったですか?」と気にされてましたが...いえ
いえ、若いスタッフの方々、本当に一生懸命おもてなししようする気持ちが
伝わってきてお客さまも喜んでおられました。現在、各温泉の情緒が旅館
ごと一つの企業に買い取られている昨今、この業界もこんなスタッフがいる
とはまだまだ捨てたもんじゃないと思いました。
と、そんな若い人たちを見て思い出したのが最近見た、「未来を生きる君た
ちへ」...めずらしいデンマークの映画です。主人公は二つの家族の二人
の少年、一人はいじめられっ子でお父さんはアフリカの僻地へ医師として
赴任している。たまにしか帰らず、お母さんとはソリがあわない。もう一人の
少年は最近、お母さんをがんで亡くし、お父さんとデンマークへ引っ越して
来た。お母さんが死んだのは父親のせいだと思って、くらーい眼をして荒ん
でしまっている。そんな二人が出会い、仲良くなる。そこで子供たちが持つ
永遠のテーマ「大人は判ってくれない」。二人ともそこそこいい暮らしをして
いるのに、なぜかむなしい、胸の中にぽっかり空いた隙間をお互いに埋め
あっている。だが一方片方のお父さんが赴任しているアフリカの僻地は物
はない、劣悪で不衛生な環境、治安は最悪、けどそんな中でもアフリカの
子供たちは笑顔で屈託なく大地を走り回る...。何でしょうね、この差は、
方や必死で生きていかねばならない。方や「死」や「虐殺」なんて無縁の世
界で生きている。それでも自殺を考える。今の世の中、子供が生きていきに
くいのだけは確か...。けど題名の通り「未来を生きる君たちへ」それでも
君たち少年や若者たちは未来を生きて行かなくちゃいけないんですよ...
地味だけどいい映画やった。そこで疑問に思う、特に少年や若者たちにみて
ほしい作品なのにR-12指定(親の同伴が必要)、おそらくアフリカで女性が
切り裂かれているシーンなんかがでてるからやろうな。でもですよその前の
週にみた「世界侵略:ロサンゼルス決戦」これは...なんもなし...?
そりゃ片手落ちでしょ、映倫さん。架空の宇宙人が相手とはいえズバズバ
ナイフ刺したり、女性兵士がま禁断の四文字スペルを叫びながらミンチみた
いになるまで機関銃ぶっ放したり、戦車でひき殺してあたりに飛び散ったりと
、これはええわけ?アクション作品としては迫力あったけど「インディペンデンス
デイ」の二番煎じは否めない...。しかしアメリカという国は、一人で地球守っと
る気でおるんやね...。(‐^▽^‐)