ラジオ英会話2024年9月5日放送分から | stl52のブログ

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どうも。

 

さっそく行きます。

 

OPENING

大西: 「あんたは英語教育のてっぺん取れねえ。あんたは1人だから」って言われたんだよね。

 

ろーざ: 先生は1人じゃないよ。

 

大西: ん?ウーン、1人の方がいい…

 

ろーざ: いや!1人じゃないよ。

 

大西: 1人の方がいい。

 

ろーざ: いや!

 

Rosa: Hey everyone, Akino Rosa here.

 

David: And I'm David Evans. You're never alone.

 

大西: 1人の方がいい。

 

 

Lesson 104 文修飾その3 - 動詞ing形による文修飾

 

[KEY SENTENCE]

She's in her bedroom, packing her suitcase for her big trip tomorrow.

 

今回は、ある出来事と同時に起こっている出来事を、動詞ing形で表現してみましょう。

 

 

DIALOGUE

ロキシーの両親がリビングで話しています。ロキシーはイギリスに戻るようですね。

 

Dad: Honey, where's Roxy?

 

Mom: She's in her bedroom, packing her suitcase for her big trip tomorrow.

 

Dad: Great, she's finally doing it.

 

Mom: Yeah, she has a lot of stuff to bring with her.

 

Dad: I called Grandpa today. He's going to meet Roxy at the airport in London.

 

Mom: I'm sure both he and Grandma are excited.

 

Dad: They are. Grandpa spent the whole day cleaning up the house.

 

Mom: That's sweet of him. It is Roxy's second home.

 

Dad: I can't believe she's leaving tomorrow.

 

 

WORDS AND PHRASES

He's going to meet Roxy at the airport in London.

He is going toもちろんこのbe going toは「~するつもり」という使いかた。そして、at the airport in Londonどこでその出来事が起こるのか?それはat the airport、そしてどこのairportなのか、それがin Londonです。「説明は後ろ」の語順、しっかりと守られています。

 

I'm sure both he and Grandma are excited.

I'm sureその後ろに節を続けたレポート文の形になっています。

 

I can't believe she's leaving tomorrow.

I can't believe: can't believeの内容を後ろにおいた節が説明しています。she's leavingこれは予定を表す使い方ですね。

 

 

GRAMMAR AND VOCABULARY

She has a lot of stuff to bring with her.

彼女は、持っていくものがたくさんあります。

 

「説明ルール」はみなさんが学んできた英文法を大幅に簡略化します。この文の to bring with her は「to不定詞の形容詞的用法」と呼ばれている使い方ですが、単に説明ルールが作る形です。話し手は a lot of stuff(たくさんのもの)と述べてから、何がたくさんなのかを to 以下で説明しているだけ。

 

 

That's sweet of him.

そんなことをしてくれるなんて、彼は優しいですね。

 

ofは、前置詞の中で最もイメージが希薄です。そのため、A of Bと使われたとき、of Bは単に「A の名詞による説明」として理解されることが頻繁にあります。この文でof him は、That's sweet(そんなことをしてくれるなんて優しいですね)と述べたあと、誰がsweetなのかを軽く追加説明しているのです。

 

 

(ダイアローグの日本語訳)

ねぇ、ロキシーはどこだい?

 

あの子は自分の寝室で、明日の大旅行に備えてスーツケースに荷物を詰めているわ。

 

それはよかった、やっととりかかったんだね。

 

ええ、持っていくものがたくさんあるのよ。

 

今日、おじいさんに話をかけたよ。ロンドンの空港でロキシーを出迎えることになっているんだ。

 

きっと、おじいさんもおばあさんも大喜びでしょうね。

 

そうさ。おじいさんは一日かけて家の掃除をして過ごしたくらいさ。

 

まあ、優しいこと。あそこがロキシーの第2のおうちになるのね。

 

あの子が明日いってしまうなんて信じられないよ。

 

 

TARGET FORMS

She's in her bedroom, packing her suitcase for her big trip tomorrow.

彼女は自分の寝室におり、明日の大旅行に備えてスーツケースに荷物を詰めています。

 

ゴガクルの解説より:「文の説明を、動詞 -ing 形を中心とするフレーズで行うことも頻繁にあります。「~している」を意味する動詞 -ing 形ですから、基本的に「同時進行」している状況を説明することになります。この文は「彼女は寝室にいる」に、何をしながらなのかについての説明を加えています。この形は「分詞構文」とも呼ばれ、次のように動詞 -ing 形フレーズを、標準的な位置である文末から文頭に前置きすることもあります。」http://gogakuru.com/english/phrase/285493

 

Holding his breath, he watched the plane taking off.(息を止めながら、彼は飛行機が飛び立つのを見ました)息を止めながら、彼は」と言えば、聞き手は「何が起こったのだ?」と興味を引かれる。この前置きは聞き手の興味を引くための、主に書き言葉で使われる テクニックです。

 

さあ、詳しい説明はさておき、キーセンテンスの練習を始めましょう。

 

 

PRACTICE

同時に起こった出来事で文を説明。気をつけることは「説明ルール」だけですよ。英語はとっても気軽な言葉です。追加でどんどん説明を加えながら、どんどんどんどん後ろを伸ばしていけばいい。ただそれだけの言葉なんです。

 

さあ、練習してみましょう。

 

She's in her bedroom

 

さあ、情報を追加しておきますよ。

 

She's in her bedroom, packing her suitcase for her big trip tomorrow.

 

さあ、文は長いですが、単に付け加えて伸ばしているだけの話ですよ。

 

いきましょう。

 

She's in her bedroom, packing her suitcase for her big trip tomorrow.

 

はいOKです。それでは、その他の例も一緒に身につけていきましょう。

 

 

He's on the phone, talking to his mother.

彼は電話中で、彼の母親と話していますよ。

 

同時に起こっている状況を動詞ing形で表現。

 

 

We're in the living room, watching a movie.

私たちはリビングで映画を見ていますよ。

 

「リビングにいる」をwatching a movieで説明。

 

 

それでは今紹介した表現をデイビッドさん、ろーざさんと一緒に声に出して練習ししましょう。

 

David: Okay. Let's keep up the pattern of adding extra information after the main idea. All right?

 

デビッド: はい。メインの考えに追加情報を加えるパターンを続けましょう。いいですか?

 

Rosa: As usual, repeat after us.

 

He's on the phone.

He's on the phone.

He's on the phone, talking to his mother.

He's on the phone, talking to his mother.

 

David: All right. Let's do one more.

 

We're in the living room.

We're in the living room.

We're in the living room, watching a movie.

We're in the living room, watching a movie.

 

David: Unlock your potential.

 

Rosa: Repetition is the key.

 

Rosa and David: Great work.

 

 

GRAMMAR IN ACTION

 

説明を並べて文を作りましょう。動詞ing形のフレーズをとにかく後ろに並べていけばいいのですよ。

 

1.

日本語: 私たちはビッグ・ウエスト・バーガーズにいて、ランチをしていますよ。ご一緒にいかがですか?

 

ヒント: NO HINT

 

解答例: We're at Big West Burgers, having lunch. Care to join us?

 

having lunchで何をしながらかを説明。

care toは「~したいと思う」。care(気持ち)が向かうということ。

 

 

2.

日本語: 私は車の中で、空港に向かっているところです。到着したら折り返しお電話します。

 

ヒント: ~に向かう head to

 

解答例: I'm in the car, heading to the airport. I'll call you back when I arrive.

 

heading to(どこそこに向かっているところ)で状況を説明。

when I arriveが厳密に言えば、未来のことであるにも関わらず、現在形となっているのは、それが起こっていることが前提となり、「~したら折り返し電話する」と言っているため。未来を眺めるwillなどは必要ないんです。

 

 

3.

日本語: ニッキーとユウジは庭園を歩いています、手をつなぎながら。彼らはとってもかわいらしいカップルです。

 

ヒント: 庭園 garden

 

解答例: Nikki and Yuji are walking in the garden, holding hands. They're such a cute couple.

 

holding handsで状況を説明。

such~は「大変~」。強調表現です。

 

 

ENDING

Onishi: Hey guys. Yesterday, I was cooking, watching TV, and I cut myself.

 

David: Ooh, that's a big no-no. Are you okay?

 

Onishi: Yeah, no problem.

 

Rosa: Well, maybe from now on you should cook and cook instead of watching TV.

 

大西: あーその通りですね。というわけで今日はこの辺で。

 

big no-no 絶対にやってはいけないこと、御法度、禁物(英辞郎)

 

 

エンディング

大西: ねえ、二人とも。僕昨日テレビを見ながら料理をしていたんだけど、切っちゃったんだよね。

 

デビッド: うわー。それ、絶対やっちゃダメなやつだね。大丈夫?

 

大西: ああ、問題ないよ。

 

ろーざ: そうね、これからはお料理して、テレビは見ないでお料理して、の方がいいかもよ。

 

大西: あーその通りですね。というわけで今日はこの辺で。