ラジオ英会話2024年7月31日放送分から | stl52のブログ

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どうも。

 

いやあ、暑いですねえ。私の住んでいるところは強烈に暑いです。

 

それでは行きます。

 

OPENING

 

ろーざ: 先生、見て見て。

 

大西: なになに?

 

ろーざ: うちの犬、かわいいでしょう

 

大西: A-S-O

 

ろーざ: 何それ。

 

大西: あっそ。

 

ろーざ: 何?、ヤキモチでしょう。

 

大西: そのとおーり!

 

Rosa: Hey everyone, Akino Rosa here.

 

David: And I'm David Evans, that's pretty funny.

 

 

Lesson 83 canの潜在その3 - 潜在的可能性

 

[KEY SENTENCE]

Can New York be dark at night?

 

「潜在的可能性」を表すcanは、盲点になりがちな重要な使い方です。

 

 

DIALOGUE

火星に向かっている・・・はずの字宙船オメガ・スリーの船内で、船長メーガンとパイロットのアントン・カーが議論しています。一体どうなるのでしょうか?

 

Megan: Anton, how can that be Earth? We are supposed to be going toward Mars.

 

Anton: It is definitely Earth. I can see Africa and Europe.

 

Megan: Have you contacted Houston Control?

 

Anton: I've been trying, Commander. I can't get through.

 

Megan: What's the problem?

 

Anton: I don't understand. I'm not getting any radio signal.

 

Megan: That's impossible!

 

Anton: It's nighttime in New York, but I don't see any lights!

 

Megan: Can New York be dark at night? Let's go down to the surface.

 

Anton: Setting a course, Commander.

 

 

WORDS AND PHRASES

We are supposed to be going toward Mars.

さあ、We are supposed to  be supposed toフレーズが出てきましたね。「~することになっている」というフレーズです。

 

It is definitely Earth.

definitely 「絶対・明らかに」という表現。会話でよく強めのために使われる表現です。

 

get a radio signal 無線[電波]信号を受け取る(英辞郎)

 

get through 連絡がつく、連絡を取る(英辞郎)

 

set a course 針路[道筋]を定める(英辞郎)

 

 

GRAMMAR AND VOCABULARY

Have you contacted Houston Control?

あなたはヒューストンの管制室に連絡しましたか?

 

現在完了形の文です。この文はあのとき連絡しましたか?と遠い過去の話をしているのではありません。出来事が近接した過去で起こったことを示しています。現在完了形のイメージは「今に迫ってくる」。そこからこの手元感が生まれています。

 

 

I've been trying.

私はずっと試みています。

 

ここで使われたhave been + 動詞ing形は現在完了進行形「ずっと~している」。「今に迫ってくる」現在完了形と生き生きとした出来事が展開することを表す動詞ing形のハイブリッドです。trying、 trying、 tryingと行為が現在に至るまで続くことを表します。

 

 

(ダイアローグの日本語訳)

アントン、どうしてあれが地球だなんてことがあるの?私たちは火星に向かっているはずですよ。

 

あれは間違いなく地球です。アフリカとヨーロッパが確認できます。

 

ヒューストンの管制室に連絡しましたか?

 

ずっと試みています、船長。つながりません。

 

何が問題なんでしょうね?

 

わかりません。無線信号をまったく受信していないのです。

 

そんなこと、ありえないわ!

 

ニューヨークでは夜なのに、明かりが何も見えません!

 

ニューヨークの夜が暗いなんてことがあるかしら?着陸しましょう。

 

コースを設定しています、船長。

 

 

TARGET FORMS

Can New York be dark at night?

夜にニューヨークが暗いことがありうるのでしょうか?

 

ゴガクルの解説より:「この文の can は「潜在的な可能性(~しうる・ときに~することがある)」を表しています。主語に内在する可能性を述べる言い回し。この文は「ニューヨークにはそうした可能性があるのか」ということ。」http://gogakuru.com/english/phrase/285351

 

それでは早速、キーセンテンスの練習を始めていきましょう。

 

PRACTICE

このcanの潜在的可能性はですね、目つきが特に重要なんですね。潜在的な可能性を内部に探る、そうした感触です。

 

さあ、皆さん、目の前の枕を見てください。その内部のそば殻とか、内部のスポンジをギュッと見抜く。

 

そうした目つきに一瞬なってみてください。

 

はい、どうぞ。

 

さあ、その目つきです。私と一緒に練習しましょう。

 

Can New York be dark at night?

 

さあ、ニューヨークの性質を見抜く目つきですよ。

 

Can New York be dark at night?

 

それではその他の例も一緒に身につけていきましょう。

 

My husband can be selfish.

私の夫は利己的になることがあります。

 

Osaka can be very humid in summer.

大阪は夏にとても蒸し蒸しすることがあります。

 

夫や大阪の潜在的な可能性を示しています。

 

 

You can't be serious.

冗談でしょう。

 

That can't be.

That can't be right.

That can't be true.

That can't be possible

そんなバカな。

 

強い不信や驚きを表すよく使われる表現。

最初の文は真面目である可能性がない。そこから「冗談でしょ」。

That can't be.That can't be right. That can't be true. That can't be possible.もいくら目を凝らしても、そうした可能性が見えないことを表しています。

 

 

Can that be right?

Can that be true?

Can that be possible?

そんなことがありうるのですか?

 

How can that be Earth?

どうしてあれが地球だなんてことがあるのでしょう?

 

疑問文の形でも不信や驚きを表すことができます。

How can that be Earth? はhow(どうやって)を使い、どうやったら可能なのか、と強い不信を表しています。

 

 

さあ、それでは今紹介した表現をデビッドさん、ろーざさんと一緒に声に出して練習してください。

 

David: Hmmm, what's on the menu today? Oh, can! Sounds great. Okay, everyone. Let's practice.

 

デビッド: フーム、今日のメニューは何かな?おおっとcanか!すごくよさそうだ。ではみなさん、練習しましょう。

 

Rosa: You can just repeat after us.

 

my husband can

My husband can be selfish.

My husband can be selfish.

Osaka can

Osaka can be very humid in summer.

Osaka can be very humid in summer.

 

David: Nice work so far. Let's keep going.

 

you can't

You can't be serious.

that can't

that can't be

That can't be right.

That can't be true.

That can't be possible.

 

Rosa: Keep going.

 

can that

Can that be right?

Can that be true?

Can that be possible?

how can

How can that be Earth?

 

 

David: Unlock your potential.

 

Rosa: Repetition is the key.

 

Rosa and David: Great work.

 

 

GRAMMAR IN ACTION

 

canを用いた文を作りましょう。

 

1.

日本語: 彼は、午前中ちょっと気難しくなることがあります。個人攻撃じゃありませんよ。

 

ヒント: 気難しい cranky

 

解答例: He can be a little cranky in the morning. It's nothing personal.

 

彼の潜在的な性質を述べた文。

crankyはヒントでお出したように「気難しい」「怒りっぽい」。

二文目は、あなたに対して個人的に含むところがあるわけではないということ。

 

 

2.

日本語: そんなバカな。何か間違いがあるにちがいありません。もう一度チェックしなさい。

 

ヒント: NO HINT

 

解答例: That can't be right. There must be some mistake. Check again.

 

最初の文がすぐに出てきたらOKです。よく使われますよ。mustは「~に違いない」。

 

 

3.

日本語: そんなことがありうるのですか?そんなことが起こるなんて、これまで聞いたことがありません。

 

ヒント: 聞いたことが→~について耳にする hear of

 

解答例: Can that be true? I've never heard of that happening before.

 

強い不信を表す疑問文です。

that happeningは文的な内容を持っています。thatがhappeningの意味上の主語となっています。

 

 

ENDING

Onishi: Hey, can you do this?

 

David: Wow! That can't be!

 

Rosa: I've never seen such a thing before!

 

大西: でしょ。

 

 

エンディング

大西: ねえ、これはできる?

 

デビッド: ワオ!そんなバカな!

 

ろーざ: そんなの見たことない!

 

大西: でしょ。

 

 

今日のダイアローグ「猿の惑星」か「ヤマトよ永遠に」(旧作)のような感じですね。