どうも。
さっそく行きます。
OPENING
Onishi: Hey guys, what do you think when you see a crab? カニ見てどう思う?
David: That's easy. I try to think how I can pick it up or catch it.
Onishi: Ha-ha, how about you Rosa?
Rosa: I just think how cute it is.
Onishi: Uh -huh.
Rosa: What about you?
大西: いやあ、体脂肪がなくて羨ましいな、と思って。
Rosa: Hey everyone, this is Akino Rosa.
David: And I'm David Evans.
Lesson 58 目的語說明型to 不定詞その1
[KEY SENTENCE]
The boss told me to write a report.
目的語説明型の説明語句には to不定詞を使うこともできますよ。 たいへんよく使われる形です。
DIALOGUE
同じ職場で働くヤヨイとジョナスが話をしています。しばらく前に辞めたラージが話題に上っているようですね。
Jonas: Hey, Yayoi, how about going out for lunch today?
Yayoi: I'd love to, Jonas, but I'm busy today.
Jonas: Okay. What's up?
Yayoi: The boss told me to write a report about Raj's contributions to our department.
Jonas: Raj? But he left our company a long time ago. Why now?
Yayoi: They want us to keep a record of all the people who have worked here.
Jonas: Sounds kind of strange to me. I don't see the purpose of that.
Yayoi: Anyway, I have to do it.
WORDS AND PHRASES
how about going out for lunch today?
さあ、how aboutというフレーズが出てきました。「~しませんか?」「~はどうですか?」と軽い提案に使われるフレーズです。
I'd love to, Jonas, but I'm busy today.
I'd love toはI would love to「~したい」という表現ですね。そしてこのI'd love toと言ってからbut(実は)…このリズムにも慣れてみてください。
I'd love to, but:すごく行きたいけど…
誘いを受ける際に使っていた「I’d love to」ですが、うしろに「but」をつけることで、「とても行きたいけど…」と直接的に断るのを避けてくれます。こうしたクッション言葉を必ず断りの際には冒頭に入れるようにしましょう。またこの言葉を言う時には、声や顔も残念そうに言うことがポイントです。
(レアジョブ英会話 相手を傷つけずに誘いを断れる?「誘う時」「誘われた時」の英会話表現https://www.rarejob.com/englishlab/column/20230515/)
The boss told me to write a report about Raj's contributions to our department.
contributionこれは貢献という単語でしたね。
Why now?
さあ、このWhy now?(どうして今頃になって?)こうしたですね、フレーズが使えるようになったら上級者ですよ。
Sounds kind of strange to me.
kind of これは「ちょっと」あるいは「すこしばかり」という表現。
Anyway, I have to do it.
anywayそれまでの文脈を断ち切って新しい話題にするときに使うフレーズです。
GRAMMAR AND VOCABULARY
They want us to keep a record of all the people who have worked here.
彼らは、ここで働いたことのある人たち全員の記録を私たちに残してほしいのです。
この文の all the people who以下では関係代名詞節による修飾が行なわれています。この修飾は組み合わせ修飾。関係代名詞節には空所があり、先行詞すなわち修飾される名詞と空所が組み合わされることにより、修飾関係が成り立ちます。この文で先行詞はall the people 。関係代名詞節内ではhaveの主語がなく、ここが空所となっています。「全ての人々」と空所のある「…はここで働いたことがある」が組み合わされ、「ここで働いたことがあるすべての人々」という修飾関係となっています。
I don't see the purpose of that.
私には、その目的がわかりません。
seeは「見える」。視界にあるものが頭の中に入ってくるイメージの動詞です。このイメージが「わかる」「理解する」につながります。「理解」とは、頭の中に入ってくることだから。日本語でも「見える」と「分かる」はとても近い関係にあります。「ちょっとその話、見えないな」などとよく言いますよね。
(ダイアローグの日本語訳)
やあ、ヤヨイ、今日はランチに行きませんか?
ジョナス、ぜひそうしたいんですが、今日は忙しいの。
わかりました。何かあったんですか?
上司が私にリポートを書くように言ったんです、ラージが私たちの部署に貢献してくれたことについてのね。
ラージですって?でも、彼はずいぶん前にこの会社を辞めました。どうして今ごろになって?
会社は、ここで働いたことのある人たち全員の記録を残してほしいんです。
ちょっと変な話に思えますね。その目的がわかりません。
とにかく、やらなくてはいけないの。
TARGET FORMS
The boss told me to write a report.
上司は私にレポートを書くように言いました。
ゴガクルの解説より:「目的語説明型(動詞+目的語+説明語句)の説明語句に to 不定詞(to+動詞原形)を使った文です。to のイメージは「指し示す」、つまり矢印(→)。そこでこの形は「目的語が to 以下の行為に進む」ことを意味します。この形は「指示」など、誰かをある行為に「押す」動詞と相性のいい形でもあります。この文の動詞は told 。tell することによって、me を to 以下の行為に「押した」のです。」http://gogakuru.com/english/phrase/285026
それではキーセンテンスの練習をはじめていきましょう。
PRACTICE
目的語と説明語句の関係はいつもの目的語説明型と同じです。me = to write a reportこの関係をまずしっかりと捉えてください。そしてtoの後ろに矢印を見てくださいね。meがそちらの方に進むように、この感触が大事ですよ。
me to write a report
さあ、そしてここではtoldを使ってmeをto以下の内容に押してていく。これがフルセンテンスの形となります。
The boss told me to write a report.
はいオーケーです。それではそのほかの例も一緒に身につけていきましょう。
I asked him to leave.
私は彼に出ていくように頼みました。
askは「頼む」。頼むことによってhimをto以下の行為に押したということ。
The police ordered me to pull over.
察は私に停車するように命じた。
orderは「命じる」。典型的な「押す」動詞。
He convinced me to join a gym.
彼は私にジムに入会するよう説得しました。
convinceは「納得させる」。納得させることによってmeをto以下に「向かわせて」います。
David: All right. Today's practice uses the object 目的語 and to不定詞, infinitives. Imagine the "to" as an arrow pointing from the object to an action. That's a direction. All right, let's try.
デビッド: はい、今日の練習では目的語(object)と to不定詞(infinitives)を使います。頭に思い浮かべてください、toは「矢印」で目的語から行動に向かっています。それが方向です、はい、やってみましょう。
Rosa: Repeat after us.
him to leave
him to leave
I asked him to leave.
I asked him to leave.
David: Good work. Let's keep going.
me to pull over
me to pull over
The police ordered me to pull over.
The police ordered me to pull over.
Rosa: Keep going.
me to join a gym
me to join a gym
He convinced me to join a gym.
He convinced me to join a gym.
David: Unlock your potential.
Rosa: Repetition is the key.
Rosa and David: Great work.
GRAMMAR IN ACTION
説明語句にto不定詞を使った目的語説明型の文を作りましょう。
1.
日本語: ビルは私にここで待つように言いました。彼は数分遅れると言いました。
ヒント: NO HINT
解答例: Bill told me to wait here. He said he'll be a few minutes late.
told me toの形が作れたら合格です。
後半ではhe'llが使われ、時制の一致が行われていませんが、現在彼が遅れる見込みであることに焦点があるためです。
2.
日本語: 私の娘は、買い物に連れていくように私を説得しました。私は彼女にいいえと言うのが得意ではありません。
ヒント: 説得する persuade
解答例: My daughter persuaded me to take her shopping. I'm not good at telling her no.
persuadeは「説得する」。これも「押す」動詞です。説得することによってmeをto以下の行為に向かわせるのです。
be good atは「~という点ではいい」つまり「~が得意」。
ENDING
Onishi: Hmm. I'm not good at telling her no. Good example. I'm not good at telling people no.
Rosa: Hey Sensei, can you buy me a horse?
David: Oh, take us out to lunch, would you?
Onishi: I'll give you a definite no!
ろーざ: なんだ、全然言えるじゃん。
エンディング
大西: フム、私は彼女にだめというのは得意じゃない。いい例文だね。僕も人にだめというのが得意じゃないんだ。
ろーざ: ねえ、先生。馬買ってくれない?
デビッド: じゃあ、僕らをランチに連れて行ってよ。
大西: きっぱりだめと言わせてもらおう!
ろーざ: なんだ、全然言えるじゃん。