どうも。
さっそく行きます。
OPENING
大西: うん、絵画教室か。また絵を描いてみたいな。
ろーざ: 先生絵画教室行ったことあるの?
大西: ない。
ろーざ: 食い気味できたね。
大西: うん。
Rosa: Hey everyone, this is Akino Rosa.
David: And I'm David Evans.
Lesson 56 目的語說明型- 動詞 -ing 形・動詞原形
[KEY SENTENCE]
I saw you walking fast
ここからは目的語説明型の説明語句にさまざまな表現を使う練習をしていきます。説明型と同じように、目的語説明型にも大きな「自由」があるのです。まずは動詞ing形・動詞原形から。
DIALOGUE
アンドロイドのフランキーがジーニーに話しかけています。彼女が通う美術教室が気になっているようですね。
Frankie: Jeannie, I saw you walking fast on the street yesterday.
Jeannie: Oh, did you? Where was that?
Frankie: It was near the art studio. Were you late for your art class?
Jeannie: No, I made it just on time.
Frankie: Later, I saw you talking to a man with a beard.
Jeannie: Oh, yes, that's Bob, my art teacher.
Frankie: Is he a handsome man?
Jeannie: Frankie, what a strange question to ask! Are you jealous?
Frankie: Illogical. I am merely curious.
Jeannie: Bob is like Dr. Stein.
Frankie: I see.
WORDS AND PHRASES
I saw you talking to a man with a beard.
beardこれは「あごひげ」というわけです。
Illogical.
Illogical logicalの逆。「非論理的な」という形容詞。
GRAMMAR AND VOCABULARY
I made it just on time.
私はギリギリで間に合いました。
on timeは「時間通りに」。この意味が生まれるのは、onが「接触」を表すから。onのイメージは「上に乗っている」。上に乗っているものは下と当然接触するため、この意味が生まれるのです。ここでは、ある特定の時点に接触しているということ。in timeなら「間に合って」。時間内に行われることを示します。
What a strange question to ask!
なんて奇妙な質問をするのでしょう!
この文は感嘆文。感嘆文はwhat + 名詞 + 主語-動詞、あるいはhow + 形容詞あるいは副詞 + 主語-動詞。感嘆のポイントにwh語を加え、目立つ文頭に配置することによって感情の高揚を表します。ここではwhat a questions to ask!すなわち名詞に感嘆の思いを込めるためwhatが用いられています。この文のように主語 + 動詞はしばしば省略されます。
(ダイアローグの日本語訳)
ジーニー、昨日、君が通りを足早に歩いているのを見かけたよ。
あら、そうなの?どこだったかしら?
美術教室の近くさ。授業に遅刻したの?
いいえ、ギリギリで間に合ったわ。
そのあとで、君があごひげを生やした男性と話しているのを見たよ。
あら、そう、あれはボブよ、絵画の先生の。
彼はハンサムな人かい?
フランキー、とてもおかしな質問をするのね!あなた、嫉妬しているの?
それは非論理的だよ。僕はただ好奇心があるだけさ。
ボブはスタイン博士みたいな人よ。
なるほどね。
TARGET FORMS
I saw you walking fast on the street yesterday.
私はあなたが足早に歩いているところをみました。
ゴガクルの解説より:「目的語説明型(動詞+目的語+説明語句)の説明語句に動詞 -ing 形を使いました。動詞 -ing 形は生き生きとした行為を表します。この文は「you が walking fast(足早に歩いている)ところを見た」ということ。その瞬間をとらえたと言っているのです。動詞原形を使って I saw you walk fast. (あなたが足早に歩くのを見ました)と述べてもOKですが、動詞 -ing 形の瞬間をとらえたニュアンスはなくなります。」http://gogakuru.com/english/phrase/285024
さあ、それではケーセンテンスの練習はじめていきましょう。
PRACTICE
さあ、リズムは通常の目的語説明型と全く同じです。ここではyouとwalking fast、これがイコール、あるいは主語-述語の関係になってますね。
ここから練習を始めていきましょう。
you walking fast
さあ、それではフルセンテンスいきます。
I saw you walking fast on the street yesterday.
それではそのほかの例も一緒に身に着けていきましょう。
I heard them laughing.
私は、彼らが笑っているのが聞こえました。
seeやhearなど知覚を表わす動詞は目的語説明型でよく使われます。
ここでは動詞ing形とのコンビネーション。「~しているのが聞こえた」。
We felt the boat rocking.
私たちはボートが揺れているのを感じました。
feelも知覚を表わす動詞。この型でよく使われますよ。
I helped the man stand up.
私はその男の人が立ち上がるのを助けました。
helpは目的語説明型で動詞原型と共に使う代表的な動詞のひとつです。the manがstand upするのを助けたということ。
David: All right everyone, it's time for today's practice. Let's keep the 目的語 and 説明語句 together in a pair today as we practice.
デビッド: はいみなさん。今日の練習の時間です。目的ごと説明語句をついで一緒にしながら練習しましょう。
Rosa: Let's begin.
them laughing
them laughing
I heard them laughing.
Once again.
I heard them laughing.
David: Good work. Let's continue.
the boat rocking
the boat rocking
We felt the boat rocking.
Rosa: Okay, one more.
the man stand up
the man stand up
I helped the man stand up.
I helped the man stand up.
David: Unlock your potential.
Rosa: Repetition is the key.
Rosa and David: Great work.
GRAMMAR IN ACTION
説明語句に動詞-ing形あるいは動詞原形を使った、目的語説明型の文を作りましょう。
1.
日本語: 私の先生は、私が授業中に物を食べているのを見とがめました。彼は私にそのあと長々と説教をしました。
ヒント: 見とがめました caught
解答例: My teacher caught me eating in class. He gave me a big lecture afterward.
caughtはcatch(つかまえる)の過去形。私が食べているところをキャッチしたということ。
lectureは「講義」ですが、「長々とした説教」を表すことがあります。
afterwardは「その後で」。
2.
日本語: ケン!あなたがテレビゲームをやっているのが聞こえますよ!宿題は終わったの?
ヒント: NO HINT
解答例: Ken! I can hear you playing video games! Are you done with your homework?
can hearは「聞こえる」。頻繁に使われるコンビネーション。can hear you playing video gamesで「あなたがテレビゲームをやっているのが聞こえる」。動詞ing形でその瞬間をとらえた表現。
3.
日本語: マイクはここにいないのですか?私は彼が出ていくのを見ませんでした。どこに行ったのかな。
ヒント: 出ていく leave
解答例: Mike's not here? I didn't see him leave. I wonder where he went.
see him leaveでは説明語句に動詞原形が使われ、「彼が去るのを見る」となっています。
I wonderは「~かしら?」。wonderは大きなクエスチョンマークが頭に浮かんでいることを表します。
ENDING
David: こら、先生!I can hear you playing video games! Did you finish next month's text yet?
Onishi: Nope.
ろーざ: あーあ、またまた怒られちゃった。
大西: ごめん。
エンディング
デビッド: こら、先生!あなたがテレビゲームをやっているのが聞こえますよ!来月のテキストは終わったの?
大西: ううん。
ろーざ: あーあ、またまた怒られちゃった。
大西: ごめん。