どうも。
それでは行きます。
OPENING
大西: さあ今日も基本文型、急がずゆっくりと、徹底的に練習しましょう。
ろーざ: 先生、声どうしたの?
大西: ビル・バンガローです。
Rosa: Hey everyone. This is Akino Rosa.
David: And I'm David Evans.
Lesson 42 説明型 that節を説明語句に
[KEY SENTENCE]
The problem is that it's too expensive.
説明型の使いみちをどんどん広げていきましよう。これから3回にわたってbe動詞の後ろに「節」を置く練習をしていきます。まずはthat節から。
DIALOGUE
ロックバンド、デスパレート・ラッツのビル・バンガローが、バンドマネジャーの仕事に応募してきたステイシー・リーと面接をしています。
Bill: So, your name is Stacy Lee. Any relation to Bruce Lee?
Stacy: No, there are lots of Chinese families in America named Lee.
Bill: Oh, you're Chinese-American.
Stacy: Yes, my grandparents came here from Hong Kong.
Bill: We've played in Hong Kong. It's a cool city. The problem is that it's too expensive.
Stacy: But you're a rock star. You don't need to worry about money, do you?
Bill: The thing is that I don't like paying too much for things.
Stacy: Well, I can relate to that.
WORDS AND PHRASES
Any relation to Bruce Lee?
このanyという単語、何でもいいよ、どれでもいいよって選択の自由を相手に委ねる単語なんですね。なんでもいいから教えてというニュアンスです。
Well, I can relate to that.
relate toというフレーズが出てきました。「~に共感する」というフレーズ。覚えておきましょう。
GRAMMAR AND VOCABULARY
We've played in Hong Kong.
私たちは香港で演奏したことがあります。
現在完了形(have + 過去分詞)が使われた文です。現在完了形のイメージは「今に迫ってくる」。この単純なイメージがさまざまな使い方につながっています。ここでは「経験(~したことがある)」。経験を述べるとき、私たちは過去の出来事を今に「引きつけ」ますよね。それが現在完了形が使われる理由なのです。
You don't need to worry about money, do you?
あなたはお金を心配する必要はないですよね?
付加疑問文は軽い疑問・念押しを表す、「ちょこっと疑問文」の一種。基となる文を軽い疑問文にし、文末に加えます。その際、基の文と肯定・否定を入れ替えるのがコツですよ。ここではYou don't need ~と否定文なので、肯定疑問「, do you?」が加えられていますね。肯定・否定を入れ替えるのは、「~ではありません、それとも~ですか?」と相手に選ばせる気持ちから生まれています。
(ダイアローグの日本語訳)
では、あなたのお名前はステイシー・リーですね。ブルース・リーとは何か関係があるのでしょうか?
いいえ、アメリカにはリーという姓の中国人家庭はたくさんあります。
ああ、あなたは中国系アメリカ人なのですね。
はい、私の祖父母は香港の出身なので。
このバンドは香港でも演奏したことがあります。すてきな街ですよね。問題は、物価が高すぎることです。
でも、あなたはロックスターです。お金のことを心配する必要はないのではありませんか?
要するに、私は物にお金を払いすぎたくないんです。
そうですね、私もその気持ちはよくわかります。
TARGET FORMS
The problem is that it's too expensive.
問題は、それが物価が高すぎることです。
ゴガクルの解説より:「説明型の自由を味わいましょう。この型は説明語句の位置に多岐にわたる要素を自由に置くことができます。今回の文では that 節が用いられています。「節」とは主語と動詞を備え、文の部品として使われる「小さな文」のこと。そこに聞き手を「導く」感触を伴う that が加わっています。「問題はどういうことかというと~ということです」という漢字文になっていますよ。」http://gogakuru.com/english/phrase/285013
それではさっそくキーセンテンスの練習を始めていきましょう。
PRACTICE
さあ、説明型の基本と全く同じですね。主語の説明をthat節で行っていく。ただ、それだけのことです。もちろんこのthe problem、 theというのは意味があって、a problemとはなりません。theを置くことによって「最も重大な問題」だという強調を行っています。このtheにも気をつけてくださいね。さあ、それではまずthat節をまとめていきましょう。
that it's too expensive
オーケー、じゃあそのかたまりを使って主語を説明していきます。
The problem is that it's too expensive.
はい、よくできました。それはその他の例も一緒に身につけてくださいね。
The thing is that
問題は~。
The thing is that ~は、「ポイントは・問題は・要するに、~」と重要なポイントを指摘する言い方。
The issue is that
問題は~。
issueは「(検討・議論を要する)問題(点)」。ここでもtheによる強調が行われていますよ。
The trouble is that
困ったことに~。
troubleは「困ったこと・やっかい事」。
David: Okay everyone, it's time for today's practice. Here are some set phrases that we usually use in combination with that clauses. All right, let's master the rhythm and the feel.
デビッド: はい皆さん、今日の練習の時間です。ここに挙げたのは決まり文句で、that節とコンビで使うのが普通です。さあ、リズムと感触をマスターしましょう。
Rosa: Let's begin.
The thing is
The thing is
The thing is that
The thing is that
David: Good work. Let's keep going.
The issue is
The issue is
The issue is that
The issue is that
Rosa: One more.
The trouble is
The trouble is
The trouble is that
The trouble is that
David: Unlock your potential.
Rosa: Repetition is the key.
Rosa and David: Great work.
GRAMMAR IN ACTION
1.
日本語: 問題は、私たちが十分な情報を持っていないことです。
ヒント: The problemではじめて。
解答例: The problem is that we don't have enough information.
The problem isという主語とthatとをしっかりと繋げていくことができればOKです。
problemは「物事の達成の妨げになること」がイメージされる単語です。
2.
日本語: 重要な点は、締め切りが明日だということです。そのときまでに、それを終えることができますか?
ヒント: The thing isで初めて / 締め切り deadline
解答例: The thing is that the deadline is tomorrow. Can you finish it by then?
後半の文のbyは「期限(~まで)」を表します。
3.
日本語: 問題は、私が彼を知らないということです。私は彼を信じることができますか?
ヒント: issueを使って
解答例: The issue is that I don't know him. Can I trust him?
isの後ろにthat節をポンと放り込むことができたならOK。
ENDING
Ohnishi: Hey guys, "the problem is" and "the issue is". They share the same translation sometimes, right? What's the difference?
David: Ah, good question. See, issues and problems can both be big or small, but problems feel more serious. Issues require discussion, and problems require solving.
Rosa: Also, if you use the word problem, it does have a more negative feeling, so you can say the same kind of feeling, but if you don't want to say anything negative, you can use the word issue.
大西: なるほどね。"problem"のほうがよりネガティブな感じがする表現だというわけですね。
エンディング
大西: ねえ、二人とも。the problem isとthe issue isなんだけど、どっちも同じ訳になることがあるよね。違いは何かな?
デビッド: ああ、いい質問だね。ほら、issuesもproblemsもどちらも大きくなったり、小さかったりできるけど、problemsのほうがより深刻な感触があるね。issuesは話し合いが必要なこと、problemsには解決しなくちゃいけないことだね。
ろーざ: それと、problemという言葉を使う場合のほうが、確かによりネガティブな気持ちがあるわね。だから、同じ種類の気持ちを言い表すのだけど、ネガティブなことを言いたくないならissueを使うといいわ。
大西: なるほどね。"problem"のほうがよりネガティブな感じがする表現だというわけですね。