ラジオ英会話2024年4月1日放送分から | stl52のブログ

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どうも。

 

さっそく行きます。

 

OPENING

大西: 今日から新しいシリーズが始まります。今期の目標は英文法をマスターすることです。英文法は、会話力を得るための絶対の基礎。本質的な文法を学んで、話せる英語に近づきましょう。今期は練習がたっぷりありますよ。

 

Rosa: Hey everyone. This is Akino Rosa. To our new listeners, welcome. To those joining us from last year, welcome back. This is going to be another exciting year of Radio Eikaiwa. Are you ready?

 

David: Hi everyone. I'm David Evans. It's so great to have you all here. I can't wait to see where we have in store. Let's do our best.

 

 

Lesson 1 英語は「配置の言葉」 主語の位置にあればそれは主語①

 

[KEY SENTENCE]

To do your best is important.

 

初レッスンの今回は、英語の最も重要な性質についてお話ししましょう。

英語は「配置の言葉」。それを知るだけで、英語を話すのがとっても簡単に思えるようになるはずですよ。

 

 

DIALOGUE

絵画教室の講師ボブと生徒のサリーが教室で話をしています。サリーにはうれしいことがあったようですね。

 

Sally: Bob, do you remember that watercolor I painted?

 

Bob: The one with the white horse?

 

Sally: Yes. I entered it in an art contest and won second place!

 

Bob: Really? Congratulations! I knew it was special when I saw it.

 

Sally: To tell you the truth, I wasn't very confident, but I did my best.

 

Bob: I know you did. To do your best is important. And other people can see that.

 

Sally: I want to keep painting more.

 

Bob: You should. I look forward to your next painting, Sally.

 

 

WORDS AND PHRASES

Bob, do you remember that watercolor I painted?

watercolor これは「水彩画」というわけですね。

 

I entered it in an art contest and won second place!

I entered it enter ここでは「入れる」という意味ですね。「アートコンテストに入れる」というわけですから、「応募する」という役に対応します。

 

Congratulations!

さあ、「おめでとう」というときに、congratulations sをしっかりとつけるようにしてみてくださいね。「おめでとう」がいっぱいというわけです。

 

To tell you the truth, I wasn't very confident, but I did my best.

さあ、ここでto tell you the truth 「本当のことを言うと」というわけですね。

 

 

GRAMMAR AND VOCABULARY

Do you remember that watercolor I painted?

あなたは、私が描いたあの水彩画を覚えていますか?

 

that watercolor l paintedは関係代名詞節による修飾。関係代名詞節による修飾は組み合わせ修飾。先行詞(修飾される名詞)と、後ろに置いた節内の空所が組み合わされることにより、修飾関係が作られます。ここではthat watercolorと、paintedの目的語が空所になった、I painted(私は~を描きました)が組み合わされ、「私が描いた水彩画」となっています。

 

 

And other people can see that.

そして、ほかの人はそれがわかります。

 

英語表現の中には、日本語訳だけでは十分な理解が難しいものがたくさんあります。そうした表現の本当の意味・ニュアンスをこの講座では「イメージ」と呼び、適宜解説します。この文のsee (見える)は、look(見る)のように積極的な動作ではなく、映像が向こうから飛び込んでくるイメージの単語です。「頭に入る」ことがイメージされるため、「わかる」など、理解につながります。

 

 

(ダイアローグの日本語訳)

ボブ先生、私が描いたあの水彩画のことを覚えていますか?

 

白い馬が描かれている水彩画のことかな?

 

はい。美術コンテストに応募したら、2等賞をもらったんです!

 

本当に?おめでとう!あれを見たとき、特別なものだとわかっていたよ。

 

実は私、あまり自信はありませんでしたが、一生懸命に頑張ったんです。

 

それはわかっているよ。ベストを尽<すことが大事だよ。すると、ほかの人にもがわかるから。

 

これからもっと絵を描き続けたいと思います。

 

続けるほうがいいよ。次の絵を楽しみにしているよ、サリー。

 

 

TARGET FORMS

To do your best is important.

ベストを尽くすことが大切です。

 

ゴガクルの解説より:「英語は「配置の言葉」。表現が文中でとる位置が、役割を決定する言葉です。例えば「主語の位置」にあるなら主語として、「動詞の位置」にあるなら動詞として機能するということになります。この文では to 不定詞 To do your best が動詞 is の前――「主語」の位置――に置かれているため、「ベストを尽くすことは」と主語として働いています。主語になるのは Ken や the boy などの名詞だけではありません。「主語の位置にあれば、何でもそれは主語になる」――位置さえ理解すれば、あとは気楽に・ご自由に――それが「配置の言葉」英語の持つ際立った特徴なのです。」http://gogakuru.com/english/phrase/284633

 

さあ、それではキーセンテンスの練習を始めていきましょう。

 

PRACTICE

to不定詞は「to+動詞原形」。ちなみに動詞原形」は変化しない、そのままの形というわけですよ。このto

不定詞+動詞原形は「~する」というカタマリ。文のさまざまな場所で使われますが、「主語の位置に置けば、主語」。

 

まずは主語から作っていきましょう。

 

to do your best

 

さあ、そのカタマリを主語の位置のポンと入れていきます。

 

To do your best is important.

 

 

ではそのほかの例も一緒に身に着けていきましょう。

 

To relax is important.

リラックスすることは重要です

 

relax(リラックスする)をto不定詞にして、主語位置に。

 

 

To forgive is difficult.

許すことは難しい

 

forgiveをto不定詞にして主語位置に置けば、「許すことは」と主語の働き。

 

 

To learn a new skill is challenging.

新しい技術を学ぶのは、やりがいがあります。

 

to不定詞は動詞だけではなく、動詞を中心としたフレーズもまとめてパッケージとすることができますよ。

 

 

David: Okay, everyone. It's time to practice. Today, we'll practice "to" infinitives. to不定詞ね。 The key is to make them nice and short. Don't stress "to". So, for example, "to relax". Let's try; "to relax". Keep that in mind.

 

デビッド: はい、みなさん。練習の時間です。今日練習するのはto infinitivesto不定詞ね。カギは、さっと短くすること。toを強く言わないようにしましょう。例えば"to relax"。やってみましょう、"to relax"。今のことを頭に入れておいてくださいね。

 

Rosa: Let's start.

 

ろーざ: 始めましょう。

 

To relax

To relax

To relax is important.

To relax is important.

 

David: Okay. Here's our next.

 

To forgive

To forgive

 

Let's put it together.

 

To forgive is difficult.

To forgive is difficult.

 

Rosa: Great rhythm. Let's do one more. It's a little long, but same thing.

 

To learn a new skill

To learn a new skill

To learn a new skill is challenging.

To learn a new skill is challenging.

 

 

David: Unlock your potential.

 

デビッド: 自分の可能性を解放しよう。

 

Rosa: Repetition is the key.

 

ろーざ: 反復が大事ですよ。

 

David and Rosa: Great work.

 

 

GRAMMAR IN ACTION

1.

日本語: 準備をすることは大変重要です。

 

ヒント: 準備をする prepare

 

解答例: To prepare is essential.

 

to不定詞は主語の位置に置けば主語になります。

essentialは「本質的な」「極めて重要な」。

 

 

2.

日本語: 間違いを犯すのは自然なことです。

 

ヒント: 自然なこと natural

 

解答例: To make mistakes is natural.

 

to不定詞は動詞句をパッケージにすることもできます。

make mistakesは「間違いを犯す」。

 

 

3.

日本語: ミーティングの間にノートをとるのは普通のことです。

 

ヒント: ~の間に during

 

解答例: To take notes during meetings is normal.

 

大きなto不定詞でも主語の位置に置けばまとめて主語。

ヒントでお出ししたようにduringは「~の間に」。

 

 

ENDING

大西: さあ新年度、初回の学習いかがでしたか?英文法は、話すための強力な武器。実践で使いこなすことができるようになるまで、しっかりと仕上げていきましょう。一年間、がんばりましょうね。

 

Rosa: We hope you guys had a fun first lesson. We are gonna have a fantastic time, guys.

 

David: Practice makes perfect. Don't give up, keep at it, and let's have a great year.

 

 

大西: さあ新年度、初回の学習いかがでしたか?英文法は、話すための強力な武器。実践で使いこなすことができるようになるまで、しっかりと仕上げていきましょう。一年間、がんばりましょうね。

 

ろーざ: 最初のレッスン、楽しんでいただけましたか。素晴らしい時が過ごせるよ、みんな。

 

デビッド: 継続は力なり。あきらめずに頑張って素晴らしい年にしましょう。

 

 

practiceのデビッドさんの最後のUnlock your potential.ですが、いろいろ訳されているようですね。なので今回はベタな直訳にしておきました。

 

で、4月1日ということで、大ぼらを吹いても許されるかなと。

今年度は何とか遠山先生の「今すぐ使える英会話」もなんとかやってみたいなと。…まあ言ってみただけですが。