ラジオ英会話2024年3月14日放送分から | stl52のブログ

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どうも。

 

それでは行きます。

 

OPENING

大西: 働けど働けどなおわが生活楽にならざり。

 

ろーざ: 先生、急にどうしたの?

 

大西: いやあ、じっと手を見ることがよくあるんですよ。

 

ろーざ: 先生、手を見るよりも洗った方がいいよ。

 

大西: 洗ってるよ。

 

Rosa: Hey everyone. This is Akino Rosa.

 

David: And I'm David Evans. I'm washing my hands of this.

 

wash one's hands of ~から手を引く、~と手を切る、~から足を洗う、~との関わりをなくす、~に見切りをつける、~との関係を絶つ、~に匙を投げる(英辞郎)

 

 

Lesson 229 会話の原則13: NAGARE(流れ) 発言を遮る

 

[KEY SENTENCE]

Hang on a minute.

 

会話では時折、相手の発言を遮る必要に迫られることがあります。今回はそうした流れをマスターしましょう。

 

 

DIALOGUE

「ラジオ英会話」の出演者デイビットさんが、ふと思いついて手相占い師のヒロコのところにやってきました。

 

David: Hi, are you a palm reader?

 

Hiroko: That's what the sign says.

 

David: Right, just checking. I've never been to a palm reader before.

 

Hiroko: Yes, everyone says that when they come here. Please, sit down.

 

David: Can you guess what I do?

 

Hiroko: I know what you do. You work in radio.

 

David: How did you know that? Ah, hang on a minute. Before you go any further, I can only stay for 15 minutes.

 

Hiroko: That's fine. I can do a quick reading.

 

David: Thanks. This is going to be interesting!

 

 

WORDS AND PHRASES

palm reader 手相占い師(英辞郎)

 

Just checking. 確かめただけです。(英辞郎)

 

I've never been to a palm reader before.

been to 普通は「場所」がその後ろに来るわけです。例えば、been to Londonみたいな形になるわけですね。でもここではa palm readerとなっているでしょ?こうした言い方もできるんです。

 

Yes, everyone says that when they come here.

さあ、everyone says everyoneは単数扱い。ですから3単現のsがついてsaysとなっています。ご注意くださいね。

 

work in radio ラジオで働いている

(参考)work in a bank 銀行で働いて[に勤めて]いる(英辞郎)

 

How did you know that?

ここで出てきたHow did you know that?この文は全文を覚えて下さいね。使い勝手のいい文ですよ。

 

That's fine.

ここの fineの語感に注意しましょう。That's fine.「それは素晴らしい」と言っているわけではありません。fine は「にごりのない問題がない」というわけです。

 

"Fine"には、心配してくれたり気を揉んでくれる相手に対して「大丈夫だよ」と伝えるために使う用法があります。

(レアジョブ英会話英語”fine”の意味は1つじゃない?!ネイティブが使うリアルな“Fine”の使い方 https://www.rarejob.com/englishlab/column/20160626/)

 

do a quick ing 素早く~する、簡単に~する、手短に~する

 

This is going to be (きっと)これは~になるぞ、絶対~だぞ

 

 

GRAMMAR AND VOCABULARY

I know what you do.

私はあなたが何をしているのかわかります。

 

この文のwhat you dowh節。wh節は疑問形を伴わない、したがって疑問の意味のない文の部品。このフレーズは「あなたがふだん何をしているのか」「あなたがしていること」両用の形です。疑問形を伴うwh疑問文What do you do?(あなたは普段何をしているのですか?)と確実に区別をしましょう。

文全体の形はリポート文。knowの内容をwh節が展開しています。

 

 

You work in radio.

あなたはラジオの仕事をしています。

 

現在形を用いた文です。現在形の典型的な用法のひとつは「広く一般的な内容」を述べること。現在形workは「普段から・いつも働いている」、つまりは職業について述べています。ちなみに先ほど説明した現在形のwh疑問文What do you do?は、職業を尋ねる典型的な表現ですよ。

 

 

(ダイアローグの日本語訳)

こんにちは、あなたは手相占い師ですか?

 

看板には、そう書いてありますよ。

 

ええ、ちょっと確認しただけです。今まで手相占い師のところに来たことは一度もないので。

 

ええ、ここに来ると皆さんそう言います。どうぞ、お掛けになって。

 

私がどのような仕事をしているのか見当がつきますか?

 

あなたのお仕事は、はっきりわかります。あなたはラジオ関係のお仕事をしていますね。

 

どうして、そんなことがわかったのですか? あ、ちょっと待ってください。話を先に進める前に、私には15分しか時間がないので。

 

大丈夫ですよ。急いで占って差し上げます。

 

ありがとう。わあ、これは面白くなってきました!

 

 

TYPICAL EXPRESSIONS

Hang on a minute.

ちょっと待ってください。

 

ゴガクルの解説より:「相手の発言を遮る典型的な表現です。ぶしつけに、時には失礼にすら感じられますが、望まぬ会話の流れを感じたときにはしっかりと自信を持っていうべき表現です。Hang on!も使われますよ。相手の発言を遮るそのほかの基本的な表現を頭に入れておきましょう。」http://gogakuru.com/english/phrase/284467

 

Just a minute.

Wait a minute.

ちょっと待って。

 

相手の発言をシャープに遮断するキーセンテンス同様のフレーズです。

まずはここから慣れてください。

 

 

Before you go any further,

あなたがこれ以上進む前に、~

 

Before move on to the next point,

あなたが次のポイントに進む前に、~

 

相手の話がそれ以上進んでいくのを阻止するフレーズ。

Before you に適宜表現を組み合わせます。

further far の比較級(さらに)。

 

 

Excuse me, but could I say something here?

すみませんが、ここでひと言よろしいでしょうか?

 

Sorry to interrupt, but could I say something here?

割り込んで申し訳ありませんが、ここでひと言よろしいでしょうか?

 

Can I just jump in for a second?

ちょっと割り込んでいいですか?

 

Do you mind if I say something here?

ここでひと言よろしいでしょうか?

 

フォーマルな場で相手を遮る言い回しです。

Excuse me, Sorry to interrupt は、相手を遮る非礼を詫びるクッション。

interrupt, jump in はどちらも「割り込む」。

Do you mind if(~してよろしいでしょうか)は、mind(気にする)を使った丁寧度の高い表現です。

 

 

PRACTICE

Rosa: Okay, everyone. It's time to practice.

 

ろーざ: はい、みなさん。練習の時間です。

 

David: Some people don't like to interrupt. So, maybe you won't use them actively that often. However, someone may say them to YOU. So, it's important to master these phrases. So, you know what they mean. All right. Here's our first.

 

デビッド: なかには遮るのが好きではない人もいます。なので、自分では積極的に使うことはないかもしれませんが、誰かがこれらを使ってくるかもしれませんから、これらのフレーズをマスターすることは大切です。そうすれば相手がどんな意図かわかりますからね。さあ、最初の例文です。

 

Just a minute.

Wait a minute.

 

Rosa: Let's continue.

 

ろーざ: 続けましょう。

 

Before you go any further,

 

And another one.

 

もう一つ。

 

Before you move on to the next point,

 

David: All right. Let's keep going.

 

デビッド: さあ、続けていきましょう。

 

Excuse me, but could I say something here?

Sorry to interrupt, but could I say something here?

Can I just jump in for a second?

 

And one more.

 

それではもう一つです。

 

Do you mind if I say something here?

 

 

Rosa: David, can I just jump in for a second…

 

ろーざ: デビッド、ちょっと割り込んでいい…

 

David: Sorry to interrupt, I was just going to say …

 

デビッド: 割り込んで悪いけれど…

 

Rosa: Before you move on any further …

 

ろーざ: これ以上進む前に…

 

David: Sigh.

 

デビッド: はあ…

 

Rosa: You guys did great.

 

ろーざ: 皆さん大変良くできました。

 

David: And fantastic.

 

デビッド: お見事。

 

 

TYPICAL EXPRESSIONS IN ACTION

1.

日本語: ちょっと待ってください。続ける前に言わなければならないことがあります。

 

ヒント: 続ける continue

 

解答例: Hang on a minute. There's something I need to say before we continue.

 

Hang on a minute.はすぐに出てきましたか?反射的に・シャープに口から出すフレーズです。考え込んではいけませんよ。

 

 

2.

日本語: あなたがこれ以上話を進める前に、私にはちょっとした提案があります。

 

解答例: Before you go any further, I have a small suggestion.

 

周りを置き去りに進んでいく発言を止めたいときはよくありますよね。

Before you go any furtherは思いのほか使い手のある表現ですよ。

 

 

3.

日本語: ここで少し申し添えてもよろしいでしょうか?私には共有したい実際の経験があります。

 

ヒント: 申し添える add

 

解答例: Do you mind if I add something here? I have some firsthand experience I'd like to share.

 

Do you mind ifadd(加える)を使っています。

firsthand experience は「実際の経験」「実体験」。

shareは「メンバーと共有する」ということ。

 

 

ENDING

Onishi: Hey, David! Do you mind if I say something here?

 

David: Oh, sure. Go ahead.

 

Onishi: Actually, I have nothing to say. Just practicing…

 

Rosa: Just a minute. You're not making another boring ending, Sensei.

 

David: Too late.

 

ろーざ: ということで、今日は終わりにしましょう。

 

 

 

大西: ねえ、デビッド。ここで少し申し添えていいですか?

 

デビッド: ああ、もちろん。どうぞ。

 

大西: 実は何も言うことはないんだよね。練習しているだけ…

 

ろーざ: ちょっと待って。またひどいジョークを言うんじゃないよね、先生。

 

デビッド: 手遅れだよ。

 

ろーざ: ということで、今日は終わりにしましょう。