ラジオ英会話2024年3月6日放送分から | stl52のブログ

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どうも。

 

さっそく行きます。

 

OPENING

大西: 生きていくわたくしシリーズ。いやあ、昨日の夜中ですね、トイレに行くときに廊下が暗くて苦労したんですよね。生きていくにはやっぱり明かりが必要なんだな。

 

ろーざ: 先生、なんでやっぱりなの?

 

大西: あのね、あいうえおの50音図を思い出してみ。「いきる」そばにはいつでも「あかり」があるんだよ。

 

Rosa: Hey everyone. This is Akino Rosa.

 

David: And I'm David Evans. I have a night light at my house.

 

Onishi: Good idea.

 

 

Lesson 223 会話の原則: NAGARE(流れ) 引いて押せ その1

 

[KEY SENTENCE]

Yeah, but I'm still a musician.

 

「引いて押せ」は、重要な会話の流れのひとつ。しっかりマスターしておきましょう。

 

 

DIALOGUE

ドリスが、デスパレートラッツの元ベーシストで恋人のデレクと話しています。デレクはまだデスパレートラッツに未練がありそうですね。

 

Doris: Derek, do you really want to return to the Desperate Rats? It was your decision to leave the band.

 

Derek: Yeah, but I'm still a musician.

 

Doris: Yes, but they have a new bass player.

 

Derek: He's nowhere near as good as I am.

 

Doris: That may be true, but Bill likes him. Why don't you start your own band?

 

Derek: Nah, I'm not good at writing songs like Bill.

 

Doris: Sounds like you'll always be a Desperate Rat.

 

Derek: Yeah, I guess so.

 

 

WORDS AND PHRASES

It was your decision to leave the band.

leave the band これで「バンドを辞める」という使い方をしているわけですね。「去る」というわけです。

 

nowhere near as good as be ~》~の足元にも及ばない(英辞郎)

 

Why don't you start your own band?

Why don't you?お馴染みのフレーズが出てきましたね。軽い提案を行うフレーズです。

そして、your own band この所有格+own の形は、所有格の強調です。「あなた自身の」というわけです。

 

Nah, I'm not good at writing songs like Bill.

be good at(~が得意)というフレーズが出てきましたね。atは「点」。「~という点では良い」ただそれだけのフレーズです。

 

nah 【副】いいえ、そうではない、それは違う◆Noよりもカジュアル。

 

will always いつまでたっても(Weblio 辞書)

 

I guess so. (そう)らしいね。/(そう)みたいだね。(英辞郎)

 

 

GRAMMAR AND VOCABULARY

It was your decision to leave the band.

バンドを辞めるのはあなたの決定でした。

 

it-toの形が使われた文です。it that this のように「指す」単語ではありません。「受ける」単語。ここでは、心に浮かんだ状況を it で受け、It was your decision(あなたの決定だったのです)と文を始めているのです。それだけでは何が「あなたの決定だった」のかが分からないため、it の内容を to 以下で説明展開しています。「バンドを辞めるのは」。この形は心に浮かんだ状況をまず it で受け、文を始めてしまうのがコツですよ。

 

 

He's nowhere near as good as I am.

彼は私の足元にも及びません。

 

as as … は「…と同じくらい~」という比較表現。I am の後ろに空所があることを意識しましょう。この空所にgoodが意識され「私がそうであるほどよくはない」となります。また、この文では as as … の前に、nowhere near ~(~とかけ離れて)が加えられています。almost as as …(ほとんど…と同じくらい~)など、as as … を前から指定することは頻繁にあります。nowhere near as good as ~(~の足元にも及ばない)をまとめて覚えておくのもいいでしょう。

 

 

(ダイアローグの日本語訳)

デレク、あなたは本当にデスパレートラッツに戻りたいの?バンドを辞めると決めたのはあなた自身なのよ。

 

ああ、でも僕は今でもミュージシャンだからね。

 

そうだけど、バンドには新しいベース奏者がいるわ。

 

彼はベース奏者としては僕の足元にも及ばないね。

 

確かにそうかもしれないけれど、ビルは彼を気に入っているわ。あなたは自分のバンドを立ち上げてみたら?

 

だめだよ、僕はビルのように曲作りは得意じゃないからね。

 

どうやら、あなたはいつまでもデスパレートラッツのひとりであるつもりのようね。

 

ああ、そうなんだろうね。

 

 

TYPICAL EXPRESSIONS

Yeah, but I'm still a musician.

ええ、でも私はまだミュージシャンです。

 

ゴガクルの解説より:「会話の雰囲気を悪くしたいなら簡単です。相手の言い分を受け入れず、声高に主張し続ければいいだけだからです。いい雰囲気を保ちたいならその逆。「引いて押す」呼吸が大切です。この呼吸で使われるフレーズが Yeah, but ~。日本語でも「うん、でも~」と、相手の発言を一度受け入れて自説を展開する、そういうことはよくありますよね。同じですよ。今回はこの呼吸を典型的な言い回しとともに練習しましょう。」http://gogakuru.com/english/phrase/284462

 

Yes, but ~ ええ、ですが

 

That's true, but ~ そのとおりですが、

 

Right, but ~ そうですが、

 

Exactly, but ~ 本当にそうですが、

 

Very true, but ~ まさにそうですが、

 

「そのとおり」と受け入れてから、自説を展開します。

very true は洗練された感じのする言い方。

 

 

That may be true, but Bill likes him.

それはそうかもしれませんが、ビルは彼が好きなのです。

 

may , but … のコンビネーション。日本語でも「~かもしれないが、…」はよく使われますね。

 

 

That's interesting, but ~ それは興味深いですが、

 

That's a nice thought, but ~ それはいい考えですが、

 

That would be nice, but ~ それはいいかもしれませんが、

 

相手の考え方・アイデアなどを褒めるのも好印象です。

 

 

I can understand how you feel, but ~  お気持ちはわかりますが、

 

私の友人にこのフレーズの使い方かが上手な人気者がいます。

受け入れられている感触が強く伝わる言い回しですね。

 

 

PRACTICE

David: Okay. Let's jump into today's practice. Today's phrases are very similar to playing a game of catch. You have to catch the ball first before you can return it. That's the image of these phrases. All right! Let's try.

 

デビッド: はい、今日の練習を始めましょう。今日のフレーズは、キャッチボールをするのによく似ています。ボールを投げ返す前には、まずボールを受けなければいけませんね。それがこれらフレーズのイメージです。さあ、やってみましょう。

 

Yes, but

That's true, but

Right, but

Exactly, but

Very true, but

 

Rosa: Let's continue. This next one is a full sentence.

 

ろーざ: 続けましょう。次はフルセンテンスです。

 

That may be true, but Bill likes him.

 

Let's try that one more time.

 

今のをもう一度やってみましょう。

 

That may be true, but Bill likes him.

 

David: Moving right on.

 

デビッド: どんどん行きます。

 

That's interesting, but

That's a nice thought, but

That would be nice, but

 

Rosa: And our last one.

 

ろーざ: では最後です。

 

I can understand how you feel, but

 

Great job, guys. I hope you were able to feel the push and pull in these sentences while you practiced.

 

みんなよくできました。練習しながらこれらのセンテンスの中の押して引くを感じることができましたでしょうか。

 

David: Fantastic work!

 

デビッド: 素晴らしかったよ!

 

 

TYPICAL EXPRESSIONS IN ACTION

1.

日本語: ええ、でも彼は気が若いんですよ。

 

解答例: Yeah, but he's young at heart.

 

Yeah, butはとても気軽に使えます。一度試しに使ってみてくださいね。

young at heartは「気が若い」。

 

 

2.

日本語: 本当にそうですが、それは私たちが規則を無視していいことを意味しません。

 

ヒント: 無視する ignore

 

解答例: Exactly, but that doesn't mean we can ignore the rules.

 

Exactly, butなどが出てくればオーケー。

ignoreはヒントでおだししたように「無視する」。

「その通りですが、~であることを意味しません」の流れは日本語でもよく使いますね。

Exactly, but that doesn't meanをまとめて覚えてもいいでしょう。

 

 

3.

日本語: お気持ちはわかりますが、それについて今私たちにできることは何もありません。あなたは明日まで待つしかありません。

 

解答例: I can understand how you feel, but there's nothing we can do about it now. You'll have to wait until tomorrow.

 

I can understand how you feel, butは長いフレーズですが、覚える価値はありますよ。

nothing we can doは関係代名詞節修飾。doの後ろの空所とnothingを組み合わせる意識で作ってください。

 

 

ENDING

Rosa: Hey, David. Look at Sensei's jacket. Don't you think it's a bit flashy for his age?

 

David: Yeah, but he's young at heart, you know.

 

Onishi: Wait a minute. I'm young at everything.

 

 

ろーざ: ねえ、デビッド。先生のジャケットを見て。年の割にはちょっと派手だと思わない?

 

デビッド: うん、でもほら先生は気が若いから。

 

大西: ちょっと待った。僕は全部が若いの。