ラジオ英会話2024年3月5日放送分から | stl52のブログ

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どうも。

 

さっそく行きます。

 

OPENING

大西: うーん、ぼくたちの世代はやっぱり、ピラミッドより「渚のシンドバッド」だよね。

 

ろーざ: あのー先生、「ド」しか同じじゃないじゃん。

 

大西: どうしよ。

 

Rosa: Hey everyone. Akino Rosa here.

 

David: And I'm David Evans. Okay, guys. Let's get to it.

 

 

Lesson 222 会話の原則: NAGARE(流れ) 興味を示すその2 あいづちを打つ

 

[KEY SENTENCE]

They were talking about pyramids.

Were they?

 

会話の「流速」を上げるには「あいづち」も効果的。今回は簡単な「あいづち疑問文」に慣れておきましょう。

 

 

DIALOGUE

散歩から戻ってきた異星人ゼイトクスが、マサミと話しています。

 

Masami: Zaytox! Did you have a nice walk?

 

Zaytox: Yes, I saw some humans. Humans really like mobile phones, don't they?

 

Masami: Yeah. They weren't looking at you?

 

Zaytox: Nobody cared. I heard some young people chatting. They were talking about pyramids.

 

Masami: Were they? Like the pyramids in Egypt?

 

Zaytox: I guess so. Humans don't remember where pyramids came from.

 

Masami: Where did they come from?

 

Zaytox: From us. We aliens taught humans how to build them a long time ago.

 

Masami: Oh, did you?

 

Zaytox: Yes, that's why they're everywhere.

 

 

WORDS AND PHRASES

Did you have a nice walk?

Did you have a nice walk? ああ、こうした文ですね、非常にシンプルな文ですが、言えるかどうかがポイントです。言えなかったら練習してくださいね。

 

「have a walk」とは、「散歩をする」という意味です。英語では「take a walk」と同じ意味で使われますが、よりフォーマルな表現です。

(違い辞書 どう違う?「take a walk」と「have a walk」の違いをわかりやすく解説!https://msmethod.jp/2023/08/14)

 

Humans really like mobile phones, don't they?

さあ、ここではdon't they?と付加疑問文の形になっています。前半が、一般動詞の文なので、do they? という形で疑問文にするわけですが、付加疑問文は、「プラス」と「マイナス」を入れ替える、「肯定」「否定」を入れ替えるため、don't they?となるわけです。作り方はややこしいですが、この文を覚えるところから 始めてみてください。

 

Nobody cared.

さあ、Nobody cared. careというのは「気にする」という単語ですね。「誰も気にしていはいませんでした」という文になっているわけです。このnobodyというのは、強い表現ですから、「人っこ一人気にしていませんでしたよ」というわけです。

 

Humans don't remember where pyramids came from.

rememberの後ろにwhereから始まるwh節が使われています。「どこからピラミッドが来たのか」、疑問文の意味を持たない文の部品です。

 

We aliens taught humans how to build them a long time ago.

we aliens これは同格ですね。「私たち異星人は」というわけですね。説明ルール:「説明は後ろに置く」が生み出す形です。そして、how toこれは「~の仕方」というわけです。

 

Yes, that's why they're everywhere.

さあ、that's whyこれはよく使われるフレーズですね。「それが~の理由です」というフレーズです。

 

 

GRAMMAR AND VOCABULARY

Humans really like mobile phones.

人間は本当に携帯電話が好きです。

 

この文のhumansとmobile phonesは、限定詞なし、いわば「裸の」複数形です。限定詞には名詞が示す内容を、例えばtheの場合なら「ひとつに決まる」、a/anの場合なら「いくつかある中のひとつ」などと、より詳しく限定する働きがあります。裸の複数形は何も限定が加わっていない形であり、「~一般」を表すのを得意とする形なのです。この文でも「人間一般」「携帯電話一般」が話題となっていますね。

 

 

I heard some young people chatting.

私は、若者たちがおしゃべりしているのを聞きました。

 

動詞ing形を用いた目的語説明型の文です。目的語説明型は、目的語とその後ろの説明語句との間に「=(イコール)」あるいは「主語・述語」の関係がある形。ここでは「some young peopleがchattingしているのをheard (聞いた)」となります。

 

 

(ダイアローグの日本語訳)

ゼイトクス! 散歩は楽しかった?

 

ええ、何人かの人間を見かけました。人間は本当に携帯電話が好きなのですね?

 

そうね。みんな、あなたをじろじろ見ていなかったかしら?

 

誰も気にしていませんでした。若者たちがおしゃべりしているのが聞こえてきました。彼らはピラミッドについて話していました。

 

そうなの?例えば、エジプトにあるピラミッドとか?

 

たぶんそうだと思います。人間はピラミッドが、どこからもたらされたのか覚えていないのですね。

 

じゃあ、どこからきたの?

 

私たちからです。遠い昔、私たち異星人が人間にピラミッドの建築方法を教えたのです。

 

まあ、そうだったの?

 

ええ、だからこそ、ピラミッドはあちこちにあるのです。

 

 

TYPICAL EXPRESSIONS

They were talking about pyramids. - Were they?

彼らはピラミッドについて話していました。- そうなんですか?

 

ゴガクルの解説より:「会話の勢いを止めないための工夫のひとつが「あいづち」です。「あいづち疑問文」を作るのは難しくありません。相手の発言を軽い疑問文にして繰り返すだけ。さっそくやってみましよう。簡単ですが、リズムよく聞き返すためには練習が必要ですよ。」http://gogakuru.com/english/phrase/284461

 

I can drive you home. - Oh, can you? That would be nice.

家まで車で送れますよ。- え、送ってくれるの? それはいいですね。

 

助動詞のある文への応答です。助動詞を使った疑問文can you?を即座に返してください。

 

 

Ben and Hiromi broke up! - Oh, did they?

ベンとヒロミが別れたんだ! - え、そうなの?

 

brokeという一般動詞過去形の発言を受けます。疑問文はdid they?となりますね。

 

 

I've been to Hawaii. - Oh, have you?

ハワイに行ったことがあります。 - へえ、そうなの?

 

現在完了形(have+過去分詞)の文への応答です。 have you? となりますね。

 

 

Cath likes to binge-watch horror movies. - Oh, does she?

キャスはホラー映画を一気に見るのが好きなんだ。 - え、そうなの?

 

三人称単数現在形のlikesが使われたため、does she?となります。does Cath? としないように。 この疑問文は軽さが身上。代名詞を使って軽く仕上げてください。

 

 

PRACTICE

Rosa: Okay, everyone. It's time to practice. Now, this type of conversation is kind of like playing ball between two people. So, imagine when you're practicing, you've just received the ball and you wanna continue the flow, okay?

 

ろーざ: はいみなさん。練習の時間です。さて、このタイプの会話は二人の人の間でこう、ボール投げをしているのに似ています。なので練習しているときは、ちょうどボールを受けて、流れを続けたい、そんなところを想像してくださいね。

 

David: All right. For each of these, we'll give you a sentence and then we'll practice the reply together. So, this first one is for "I can drive you home". All right? Let's practice our reply.

 

デビッド: さあ、各フレーズについて僕たちがセンテンスを読んで、そのあとでその答えをご一緒に練習します。では、最初の文は"I can drive you home".に対するものです。いいですか。答えを練習しましょう。

 

Oh, can you? That would be nice.

 

let's try again.

 

もう一度やってみましょう。

 

Oh, can you? That would be nice.

 

Rosa: Here's the next example. This one is replying to "Ben and Hiromi broke up!"

 

ろーざ: 次の例文です。この文では"Ben and Hiromi broke up!"に返答します。

 

Oh, did they?

 

One more time.

 

もう一度。

 

Oh, did they?

 

David: Okay, let's keep going. Our next is "I've been to Hawaii". Do you know what we should reply with? I'm sure you do. Let's do it.

 

デビッド: はい、続けていきましょう。次は、"I've been to Hawaii".です。どうこたえるべきかお分かりですか。お分かりですよね。やりましょう。

 

Oh, have you?

 

Rosa: And our last sentence. This one is replying to "Cath likes to binge-watch horror movies".

 

ろーざ: それでは最後のセンテンスです。この文では"Cath likes to binge-watch horror movies."に答えます。

 

Oh, does she?

 

 

Great job, everyone.

 

皆さん大変よくできました。

 

David: Sometimes it's hard to choose which to use. So, practice again and again until it's second nature.

 

デビッド:どれを使えばいいか、なかなか選べないこともありますから、考えなくてもできるまで何度も練習してくださいね。

 

It's second nature.

そんなの身に付いてる(から簡単だ)よ。/そんなの考えなくてもできるよ。(英辞郎)

 

 

TYPICAL EXPRESSIONS IN ACTION

1.

日本語: I've seen this already.(これ、もう見たことがあります) と言われて。

ああ、そうなの? わかった。それなら違う映画を選びますね。

 

解答例: Oh, have you? Okay, I'll pick a different movie then.

 

I've seen ~に対してhave you?と応答できたらOK。

pickは「つまむ」そこから「選ぶ」。

 

 

2.

日本語: My father loves sake.(私の父は日本酒が大好きです) と言われて。

 へえ、そうなの?次に来るときにはひと瓶持ってくるよ。

 

解答例: Oh, does he? Next time I visit, I'll bring a bottle.

 

My father loves~をdoes he?で返すことができたらOK。

瞬時に作れるように練習を重ねてくださいね。

 

 

ENDING

Onishi: Hey, guys. You know I love sake.

 

David: Oh, do you? Well, maybe I should bring a bottle next time I go visit.

 

Rosa: Oh, I'll bring some amazake.

 

大西: たくさん持ってきてくださいね―。

 

 

大西: ねえ、二人とも。僕が日本酒大好きなのは知っているよね。

 

デビッド: え、そうなの?じゃあ、今度行くときは、瓶を一本持って行ったほうがいいかもね。

 

ろーざ: じゃあ、私は甘酒を持っていくわ。

 

大西: たくさん持ってきてくださいね―。

 

 

「渚のシンドバット」。そうですね。大人気でしたものね。