ラジオ英会話2024年1月31日放送分から | stl52のブログ

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どうも。

 

それでは行きます。

 

OPENING

大西: 猜疑マン参上!私はですね、収録の時にスタジオのみんなのためにですね、お菓子をたっくさん買っていくことが多いんですけれども、コンビニの店員さんに「毎週こんなに食べるからそんなになっちゃうんだね」と思われているような気がしてなりません。

 

Rosa: Hello, everyone. This is Akino Rosa. Now Barbara.

 

David: And I'm David Evans. You know, they say no one knows you better than the clerks at the supermarket.

 

 

Lesson 198 発言タイプ: 感情その15 混乱1 何が何だかわからない

 

[KEY SENTENCE]

I'm confused by it.

 

今回は、「混乱した状態」にあることを表現してみましょう。「何が何だかわからない」という心理を表す表現です。

 

 

DIALOGUE

不動産営業のバーバラが、ディーパクが経営するインド料理店に来ています。ディーパクは役所からの手紙で悩んでいるようですね。

 

Deepak: So, Barbara, this time you've finished all your curry.

 

Barbara: Yes, it was sublime.

 

Deepak: I'm glad to see you've got your appetite back.

 

Barbara: Yes, I'm back to my normal self.

 

Deepak: Speaking of losing one's appetite, now I'm worried about something.

 

Barbara: What's wrong?

 

Deepak: Well, I got this letter from the city government. What should I do?

 

Barbara: Can I see it?

 

Deepak: Sure. I'm confused by it.

 

Barbara: It's something about taxes, but my Japanese isn't that good, so I can't say for sure. You should go to the government office directly.

 

 

WORDS AND PHRASES

sublime 卓越した(英辞郎)

発音səbláim、カナ 「サブライム」

 

Yes, I'm back to my normal self.

my normal self(いつもの自分自身)というわけですね。

 

Speaking of losing one's appetite, now I'm worried about something.

さあ、speaking of(~と言えば)というわけですね。話題を転換するときに使います。

 

 

GRAMMAR AND VOCABULARY

I'm glad to see you've got your appetite back.

あなたの食欲が戻ってきたようで、よかったです。

 

I'm glad(嬉しい)の原因をto see以下が表していますが、to不定詞には感情の原因を表すといった特殊な用法があるのでしょうか?そんなことはありません。原因の意味はto不定詞の位置から導かれています。

この文でto不定詞はI'm gladの後ろにあり、「説明ルール;説明は後ろに置く」によって、その説明となります。「うれしいんです」の説明なら、普通その感情を抱いた原因となるはず。だから、このto不定詞は原因を表すと「解釈される」のです。to不定詞自体に複雑な意味はありませんよ。

 

 

You should go to the government office directly.

あなたは直接市役所に行くべきです。

 

ここで使われた助動詞shouldのイメージは「進むべき道」。このイメージは「この道を進みなさい」と解釈すれば助言(~すべき)を生み出し、「事態はこの道に沿って進む」と考えれば、確信(~するはず)を表します。ここでは助言の意味で使われています。

 

 

(ダイアローグの日本語訳)

ほう、バーバラさん、今日はカレーを完食しましたね。

 

ええ、おいしかった。

 

あなたの食欲が戻ってきたようで、よかったです。

 

ええ、いつもの自分に戻ったわ。

 

食欲がなくなると言えば、私には今、少し気にしていることがあるんです。

 

どうしたの?

 

実は、市役所からこのような手紙が届いたのです。私は何をすべきなのでしょう?

 

見せてもらってもいいかしら?

 

もちろん。私には意味不明です。

 

これは何か税金に関することだけど、私の日本語の能力はそれほど高くないの、だからはっきりしたことはわからないわ。ご自分で市役所に行ってみたらどうかしら。

 

 

TYPICAL EXPRESSIONS

I'm confused by it.

私にはそれがさっぱりわかりません。

 

ゴガクルの解説より:「confuse は「混乱困惑させる」。混乱を表す最も一般的な動詞です。その過去分詞 confused は「混乱して」。人の感情を形容する表現です。ごちゃごちゃとしていて、きちんと考えたり、理解できないということ。混乱を表す表現を練習しておきましょう。」http://gogakuru.com/english/phrase/284109

 

「I’m confused.」は相手の言葉や状況が理解できないときに使う表現です。文字どおりには「私は混乱している」「私は困惑している」ぐらいのニュアンスです。(中略)「I don’t understand.」「I have no idea.」を使ってもよいですが、「I’m confused.」を使うと、「困惑して頭の整理ができていない」という感じがして、切迫感が伝わります。

( 理解できないことを示す表現「I’m confused.」)

 

His explanations are confusing.

彼の説明はわかりづらい。

 

confusingは「混乱させるような」。人を混乱させる人物に使われます。

 

 

I was bewildered by their decision.

I was perplexed by their decision.

I was baffled by their decision.

彼らの決定に当惑しました。

 

すべて困惑、当惑させるという動詞の過去分詞。

bewilderedは驚いて動けない感じ。

perplexedは知的な困惑。論理的道筋が見えない感じ。

baffledはfの音があるせいでしょうか、ふわふわとした霧に包まれているような感じがします。

 

 

My thinking is messed up.

考えが混乱しています。

 

The situation has me messed up.

この状況で混乱しています。

 

I can't make heads or tails of this.

これは、私にはまったくわかりません。

 

My mind is all over the place.

気持ちが混乱しています。

 

混乱はごちゃごちゃと大変仲良し。

messは混乱した汚い状態でしたね。

messed upは「ごちゃごちゃになっている」。そこから「混乱している」となります。

can't make heads or tails ofは「~がさっぱりわからない」「~はチンプンカンプン」。やはり混乱状態であることを表します。

all over the placeは「至るところに」。散乱した景色が「おかしくなって」「混乱して」を想起させます。くだけた口語です。

 

 

PRACTICE

David: Okay. It's time for today's practice. Being confused is a normal action. So, let's practice how to express our confusion. Here we go!

 

デビッド: はい、皆さん。本日の練習の時間です。困惑するのは通常の行動ですから、ご自分の困惑の表現方法を練習しましょう。ではいきますよ。

 

His explanations are confusing.

 

Rosa: Let's continue.

 

ろーざ: 続けましょう

 

I was bewildered by their decision.

I was perplexed by their decision.

I was baffled by their decision.

 

David: All right. And here's a few more.

 

デビッド: はい結構です。もういくつか行きましょう。

 

My thinking is messed up.

The situation has me messed up.

I can't make heads or tails of this.

My mind is all over the place.

 

 

Great work, everyone.

 

皆さん大変よくできました。

 

Rosa: Excellent!

 

ろーざ: お見事!

 

 

TYPICAL EXPRESSIONS IN ACTION

1.

日本語: 待って。さっぱりわかりません。あなたは私と別れたいように聞こえます。それが、あなたが言っていることですか?

 

解答例: Wait. I'm confused. It sounds like you want to break up with me. Is that what you're saying?

 

confusedを使えればオーケーです。

sound likeは「~のように聞こえる」。ここではSOUNDと特別なイントネーションを加えて強調していましたね。

break up withは「…と別れる」です。

最後の文は、相手に真意を確かめる際、よく使われますよ。

 

 

2.

日本語: 全然わかりません。これらの指示はとてもわかりづらいです。次に何をすべきかまったくわかりません。

 

ヒント: 全然わからない so lost

 

解答例: I'm so lost. These instructions are so confusing. I have no idea what to do next.

 

I'm so lost.は「とても困惑している」。「全く理解できない」を表す文の一つです。lostは「道に迷って」ということ。

二番目の文をThese instructions are so confused.としてはいけませんよ。感情を引き起こす事物について形容するときは動詞ing形。confusingでお願いしますね。

 

 

ENDING

Onishi: Wait! I'm confused. It sounds like you want to go have lunch without me.

 

David: I'm hesitant to tell the truth. I don't want to hurt your feelings, but yes, that's the gist of it.

 

Rosa: Umm, I can't make heads or tails of this conversation. What are you guys asking me to do?

 

大西: さあ、いろいろ表現が出てきましたね。しっかりと覚えておいてください。

 

That's the gist of it. 要点はそんなところです。(英辞郎)

自分の話・発言・説明を聞いていた相手から「あなたが言っている事はつまり~という事ですか?」と質問をされたときに「まあ、だいたいそんな感じでしょう」と言って受け答えする場合に使います。あるいは、長い説明をするのが面倒なときに、手短かに説明を終わらした後に That's the gist of it. と言って済ませてしまうこともできます。

(ネーティブ・スピーカーに近づくための英語表現 https://the411school.verse.jp/room411/usefulexpressions_t.htm)

 

 

大西: なんだって?全然わからないな。それって僕抜きでランチを食べたいように聞こえるけど。

 

デビッド: 本当のことを言うのはためらわれるし、先生の気持を傷つけたくはないけど、まあそんなところだね。

 

ろーざ: ウーン、全然わかんないわ、この会話。あなたたち、私に何をしてくれって頼んでいるわけ?

 

大西: さあ、いろいろ表現が出てきましたね。しっかりと覚えておいてください。