ラジオ英会話2024年1月24日放送分から | stl52のブログ

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どうも。

 

さっそく行きます。

 

OPENING

大西: 「戦争と平和」か。これと「ローマ帝国衰亡史」は読みたいけどとってあるんだよね。読まずに。いつか仕事をやめたときに読みたい本がなかったら辛いですからね。

 

Rosa: Hey, everyone. This is Akino Rosa.

 

David: And I'm David Evans.

 

 

Lesson 193 発言タイプ: 感情その11 失望・がっかり

 

[KEY SENTENCE]

It was a letdown.

 

今回は「失望・がっかり」にかかわる表現を学んでいきます。前回に引き続き暗めの表現が続きますが、頑張っていきましょう。

 

 

DIALOGUE

冬休みが終わり、エレンとギャリーは大学のカフェテリアで話しています。

 

Helen: Hi, Gary. How was your winter vacation?

 

Gary: Oh, hi, Helen. It was great. I saw some friends and did a little shopping.

 

Helen: Yeah, that's a nice shirt you're wearing.

 

Gary: Thanks. How about you? Did you finish reading War and Peace?

 

Helen: I did, finally, but it was a letdown.

 

Gary: I thought you loved Tolstoy.

 

Helen: It's a great novel. But it wasn't what I'd hoped it would be.

 

Gary: Well, at least you can say you read it. Most people can't say that.

 

 

WORDS AND PHRASES

Yeah, that's a nice shirt you're wearing.

さあ、この言い方覚えておきましょうね。that's a nice shirtといった後、you're wearing(あなたが来ている、ね)と説明。相手の身につけているもの、相手の雰囲気、そうしたものをですね、あったときに褒めてあげると、会話ははずみますよね。

 

I thought you loved Tolstoy.

さあ、I thought you lovedと時制の一致が行われていますよね。主節動詞がthoughtと過去、ですから従属節内もlovedと過去に一致する。過去―過去の連鎖を作る形です。

 

But it wasn't what I'd hoped it would be.

さあ、I'd hoped it would be このwould beの後ろに空所があって、ここがwhatのターゲットになる、そうした形を意識しながら練習してみてください。

 

 

GRAMMAR AND VOCABULARY

Did you finish reading War and Peace?

あなたは「戦争と平和」を読み終わりましたか?

 

finishは動詞句手的内容(~すること)を目的語にとるとき、動詞ing形しか選ぶことはできません。レッスン188で紹介したwantのようなto不定詞しか取れない動詞とは対照的です。こうした動詞を私は「リアリティ動詞」と呼んでいます。

finishは「終える」。何か具体的なリアルな事態が起こっていることを想起させるため、行為が起こっている感触を伴う動詞ing形が使われるというわけです。「リアリティ動詞」には他にstop(やめる)、enjoy(楽しむ)などがあります。

 

 

At least you can say you read it.

少なくともあなたはそれを読んだと言うことができます。

 

at leastは「少なくとも」。まる暗記をしている人も多いかと思いますが、このフレーズは点のatとlittleの最上級least(最も少ない)の組み合わせなのです。

フレーズの意味にはほとんどの場合納得できる理由があります。丸暗記を試みる前に、それぞれの単語のイメージを知ることを心がけてください。効率的に覚えることができますよ。

 

 

(ダイアローグの日本語訳)

あら、ギャリー。あなたの冬休みはどうだった?

 

ああ、こんにちは、ヘレン。最高だったよ。友達にも会えたし、少し買い物もしたし。

 

そうよね、あなたが着ているそのシャツはすてきね。

 

ありがとう。君のほうはどうなんだい?「戦争と平和」は読み終えたかい?

 

ええ、ようやくね。でも、期待外れだったわ。

 

君はトルストイが大好きなんだと思っていたけれど。

 

あれはすばらしい小説よ。でも、私が期待していたものじゃなかったの。

 

でも、君は、少なくともそれを読み終えたって言えるよね。大抵の人には言えないことさ。

 

 

TYPICAL EXPRESSIONS

It was a letdown.

それは期待外れでした。

 

ゴガクルの解説より:「Don't let me down.(私をがっかりさせないで)といった言い回しを知っていたなら、letdown の意味は予想できますね。「がっかりさせること・期待外れ・失望」です。「失望・がっかり」は、日常頻繁に出会う感情の一つ。色々な表現を仕入れておきましょう。 」http://gogakuru.com/english/phrase/284105

 

I was disappointed.

私はがっかりしました。

 

That was disappointing.

それにはがっかりしました

 

disappointは「がっかりさせる」。過去分詞は「がっかりさせられる」。そこから「がっかりする」と人の感情について。動詞ing形は「がっかりさせるような」と事物について述べる表現。

 

 

I had such high hopes for that.

私はそれにはとても大きな期待をもっていました。

 

That wasn't what I'd hoped.

それは私が望んでいたものではありませんでした。

 

「望んでいたものではなかった」も失望・落胆を表す言い回し。

high hopesは大きな期待。

二例目のwhat I'd hopedは過去完了形。

I had + 過去分詞。ある過去の時点までにを表す形。つまり私が以前望んでいたものではなかったと言うこと。

 

 

It's a pity that you can't come.

It's a shame that you can't come.

It's too bad that you can't come.

あなたが来ることができないのは残念です。

 

What a shame!

What a pity!

なんて残念なことでしょう!

 

失望・落胆を表すポピュラーな言いまわし。

pityは悲しみ同情。

shameは間違った行いに起因する心の痛み、苦悩・恥、そこから残念につながります。

 

 

That was anticlimactic.

それは拍子抜けでしたね。

 

上級者向けの表現です。

anticlimacticのclimaticはclimax(クライマックス・最高潮)の形容詞。それにanti(反対の)がついて「竜頭蛇尾」「拍子抜け」「がっかり」。盛り上がって、盛り上がって、盛り上がって、しょぼん、という感じ。

 

 

PRACTICE

David: All right, everyone. Today's practice is about disappointment. Not everything goes as planned or as hoped. So, these are good phrases to have available when you feel that way.

 

 have ~ available ~を用意してある、を用意しておく、もつ(英辞郎)

 

デビッド: では、皆さん。今日の練習は、失望についてです。すべてが計画通り、または望んだとおりに行くとは限りません。なので、これらはそう感じたときに持っておくといいフレーズですよ。

 

Rosa: We hope the practice section won't disappoint you, though.

 

ろーざ: 皆さんがこの練習にがっかりしないといいですけどね。

 

David: We won't let you down. Let's jump in.

 

デビッド: がっかりさせませんよ。さっそく取り掛かりましょう。

 

I was disappointed.

That was disappointing.

 

Be careful not to mix the -ed and the -ing versions, okay?

 

edとingのバージョンを混同しないよう注意してくださいね。

 

Rosa: Let's continue.

 

ろーざ: 続けましょう。

 

I had such high hopes for that.

That wasn't what I'd hoped.

 

David: Let's continue.

 

デビッド: 続けましょう。

 

It's a pity that you can't come.

It's a shame that you can't come.

It's too bad that you can't come.

 

And here's a few more.

 

もう少し行きましょう。

 

What a shame!

What a pity!

 

Rosa: And our last one.

 

ろーざ: ではラストの文です

 

That was anticlimactic.

 

Well, I hope the practice wasn't anticlimactic.

 

さて、この練習が拍子抜けじゃなかったといいのですが。

 

David: I think you all did a great job.

 

デビッド: 皆さんよくやったと思うよ。

 

Rosa: Excellent work!

 

ろーざ: 大変よくできました。

 

 

TYPICAL EXPRESSIONS IN ACTION

1.

日本語: ちょっとした雨のせいだけで彼らが試合を中止したのは信じられないよ。なんて期待外れなんだ!

 

ヒント: 中止する cancel

 

解答例: I can't believe they canceled the match just because of a little rain. What a letdown!

 

What a letdown! は感嘆文。 because of は「~のせいで」ofの後ろには名詞を使います。because + 節と区別してください。

 

 

2.

日本語: 「ヒロトの日記」の実写版はよくありませんでした。とっても期待していたのに。

 

解答例: The live-action version of Hiroto no Nikki was bad. I had such high hopes for opt.

 

had such high hopesができればOK。

live-actionは「実写の」

 

 

ENDING

大西: ふーん、「ヒロトの日記」か。I want to see that.

 

Rosa: You know, I'd recommend against it. Uh, it was quite anticlimactic.

 

David: Yeah. It could have been interesting. But uh, it was a bit of a letdown. It had so much potential, though.

 

 

大西: ふーん、「ヒロトの日記」か。それみたいな。

 

ろーざ: えー、やめておいた方がいいと思うよ。ええと、かなり拍子抜けだ勝ったから。

 

デビッド: うん、面白くなる可能性もあったんだけどね。でもまあ、ちょっとがっかりだったね。可能性は大いにあったんだけどね。

 

 

そういいたくなる映画、ありますよね。何とは言いませんが、先日見た映画もそうでした。