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Break Fool #69 Heartbreak


もう12月だ。はえー。

ここ最近はなかなかデビューに辿り着けない
ミーガン・ロシェル「Heartbreak」を繰り返し聴く。

クリックでフルサイズのイメージを表示

しばらく前からMySpace でもお披露目されてたっぽいけど、
これは、近頃のロドニー・ジャーキンスの作風を疑うほど、
なんとも扇情的な曲。

一応リード・シングルっぽく出回った
「The One U Need」のPV を見てみたけど、
実物は、相当ブッシーな表情、だけどまあ、にくめない系。

デフ・ジャムの次なる稼ぎ頭になるはずが、
いまやジェイ・Z「Kingdom Come」にもフィーチャーされず、
新たな刺客、クリセット・ミシェル にいいとこ持ってかれる始末。
という、悲惨な状況も含め、年末はできるだけ聴いてあげよう月間。




Break Fool #68 Walk In My Shoes


たまにはiTunesでも整理するべか、と思って片していたら
チャッキー・トンプソンの名前に久々に触れ、
ああ、メアリー・J「Everyday It Rains」でも聴くか
と思いつつも、チャッキーをdiscogsやGoogleなんかで調べてたら
エミリー・キングなる女性アーティストがひっかかる。



誰だこいつ、ってことで、とりあえずYouTubeで検索してみる。
するとPVはないものの、ライヴ映像 はある。
さらに、なんだこいつ?ってことで見てみたら
「J・レコーズからデビューするわ」と公言している。
でも、ギター片手に、ってことはアリシア・キーズとか
「クライヴ・デイヴィスの秘蔵っ子!」とかいう類いでもなさそうだ。

ああ、MySpace、と思って検索かけたら、いた
トップページのセンスのなさはおいといて、
この「Walk In My Shoes」、どこかで聴いたメロディくさいけど、
まあ、もうこの時代になれば、そんな曲、くさるくらいある。

そして「Walk In My Shoes」でさらに検索をかけると、
フィーチャリングでビギー、なんてヴァージョンもある。
早速、イリーガルな形で検索をかけてみると、釣れた。
ああ、これまたビギーのトラックに差しかわっていたり、
さすがパフィと見せかけて、
実はチャッキーがほぼやってたというウワサの『Readt To Die』仕事。
やっぱビギーはラップうまいなあ。アカペラをかぶせただけなのに。
しかも全然ヒップホップ・トラックじゃないのに。

曲自体、可もなく不可もなく、と思っていたら
これを書き続けている間に聴き続けていて麻薬になる。
ここ数年の「あとのせビギー」手法の作品の中では
ダントツにクオリティが高い。

アルバムはどんな感じになるのかな、この娘。
なんとなく、エイミー・ワインハウス みたいな感じが濃厚くさい。



Break Fool #67 C.R.E.A.M.


はあ、毎日更新なんて無理だ、こりゃ。

http://storage.kanshin.com/free/img_27/277480/k1495675183.jpg

ガス・パッ・チョ! のCMで妻夫木が着用しているパーカー、
やっぱり、どうみてもウータンのパーカーじゃねえ?
と言われて、ようやく目にしたそのCM。確かに、WUパーカー!

マイホーム発電・「ニュートン」篇

最近はNHK『いないいないばぁ!』には
うーたん が出演しているし、世の中、ウータン・ブームのようです。




Break Fool #66 Turn It Up


ジャーメイン・デュプリがヴァージン・アーバンのトップを離脱したけど、
ジャネットの売上不振? そんなの目に見えてることじゃんか。
ジャネットにマライア復活劇と同じ路線を辿らせても意味ない。

でも、今年のヴァージンをはじめ、
キャピトルなどのヴァージン傘下のアーティストの活躍は、
天下のユニバーサルにも負けてないんじゃないか級かと思ったけど、
よくよく考えたらラトーヤが売れただけで、チンギーもいまいちだったか。

ああ、ヴァージンはヴァージンで、キャピトルの売上はデュプリに還元されないのかな。
でも、キャピトル所属アーティスト作品のプロデュースやリミックス、
そういった仕事も、やっぱりレーベルを管理しているからであって、
デュプリの功績を、「ジャネットの売上不振」だけで片付けるのはどうかと思う。
とはいえ、あんなカブトムシの幼虫みたいな顔してる男をかばっても仕方ないんだけど、
今年はかなり頑張ってたと思うんだけどな、デュプリ。

と、そんなデュプリ・オーナー最後の仕事になったと思わしき、
ジョンティ・オースティン『Ocean Drive』がリリースされますね。

 

ここんとこニーヨのああだこうだがあって、
シンガー・ソングライターがチヤング・ホヤングされてますが、
このジョンティ・オースティンも、その手。

ニーヨの場合、
なんだか「ホントにこいつ、詞、書けんの……?」と思わせる
未完成ななにかが、なんとなく愛着を沸かせてると思うんだけど、
ジョンティの場合、「いかにも書けそうだわ」と思えてしまう
完璧ライクな立ち居振る舞いが気になる。

これは、アンドレア・マーティンのにおいがする。

ザ・ベスト・オブ・ミー

「彼女はすばらしいソングライター」なんて言われても、
国内的にはモニカ「Before You Walk Out Of My Life」だけに存在であって、
ほかになにを書いてるとか、結局気にもされず、結局アルバムも不発で終了。

でも、あの頃と比べると、シンガー・ソングライターの立ち位置も、
なんとなくではあるけど、きっと改善されていて、
アンドレアよりは、売れる要素があるんじゃないかと思う。

先行シングル「Turn It Up」然り、
シンガー・ソングライターが作り上げそうな
「なんか癒される」とかOLから人気を得そうな手堅い作り。


なぜ、バッキバキのアップだけで攻め立てるシンガー・ソングライターはいないんだ。



Break Fool #65 21


オマリオン「21」 がようやく出るっぽいですね。
リリースは今夏だったはずが、レーベルがどうだこうだで、結局年末仕様。

21

先行シングル「Entourage」が地味に騒がれていますが、
正式なファースト・シングルになるっぽい「Ice Box」が、さらに騒がれている模様。

オマリオンの「おま」の部分に、妙な語感的親近感が隠れているのは気のせいなのかな。

アルバムの内容は、ある意味、時代の潮流を無視したような全12曲。
特異な打ち込みとコード感に反応してしまう「Obsession」や
ああ、なんだかんだいってこういう曲が必要なんだよな、
と思わせる「What Are We Doing」など、
決して派手な曲はないものの、なんだかレベルの高い曲で勝負してる風。



Break Fool #64 Just Another Case


ナンバーポータビリティが開催されて約三週間。
自分の周囲では乗り換えした人はまったくいない。
機能やサービス、基本料金がどうとか、論点はそこだけで騒がれているけれど、
実際、競い合ってほしいのは、自社のイメージ・キャラクターだ。

IDO~auユーザーとなって10年以上が経過し、
これまでにグッときたイメージ・キャラクターは
次長課長と南海キャンディーズくらいしかいない。

http://www.fandango.co.jp/base-yoshimoto/what_new/ad_img/candys0420.jpg

両者お笑いじゃないか。
というかイメージ・キャラクターじゃなく客演レベル。

秋田限定で加藤夏希が選抜された時期があったようだけど、
なぜ、全国区じゃなくあきたこまち!!

auユーザーで仲間由紀恵に死んでほしいと願っているユーザーは
自分をはじめ、機能やサービスの不満を除外しても、数十万人には固いと思う。


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Break Fool #63 Jibbs feat. Jibbs


ああ、更新ってむずかしいな。

ジェイ・Z「Anything」の亜流、
というたとえもまったくもって時代錯誤ですが、子供がフックではしゃぐ、
ゆるーいシングル「Chain Hang Low」が出た頃から
それなりに注視していたジブスが、アルバム「Jibbs feat. Jibbs」 を発売。

Jibbs Featuring Jibbs

このタイトル、実はものすごくセンスがいい
うちの職場ではスカした人間を「○○ feat. ○○」と表現するため、
たとえば「橋本聖子 feat. 橋本聖子」といえば
「橋本聖子はスケート以外の仕事もスベってばかりで、趣味は子づくり
という揶揄した意味に置き換えることができる。
(要は「自分の相撲」的な感覚で使用することも可能)
なんと便利な言葉! として、使用してきて約3年。
まさか、海を越えてアメリカのゲフィン・レコーズにまで届くなんて!
と、まったくの偶然ですが、とにかく愛着が沸きます。

「Bring It Back」を手掛けた、来年も仕事は安泰しそうなプロデューサー、
ポロウ・ザ・ドンの相変わらず馬鹿っぽい曲や、
カミリオネアとのナイスな共演「King Kong」なんて曲もあります。
リック・ロス「Hustlin'」っぽく、ってタイトルが「キングコング」って!
もしかしたら、こいつはなにか光り輝くセンスを持っているのかもしれない。





Break Fool #62 Point Of No Return


「Need A Boss」の再生回数がここ一カ月で一気に上昇したシェリーファ。
しょっぱなの印象は、さしてたいしたことねえな級だったのが、
音が割れる手前クラスに効きすぎてる低音に愛を覚えました。
ロドニーのシャウトもトラックも、リュダのラップも果てしなくレベルが高い。
そんなこんなでアルバムに辿り着いて「Point Of No Return」

Point of No Return

アルバムを再生しても「Need A Boss」ばかり繰り返す始末が、
「Phony」でさらに衝撃を覚える。

どっかで聴いたことがある。
そう、この微妙と言われたアルバム「Level II」。


(確かにレベル2だなと酷評された悲しきアルバム)

このアルバムの冒頭、「Ticket To Ride」こそ、
「Phony」の原型、というか、まったくそのままスティーロ。

なにか隠されてる! じっちゃんの名にかけて!
とか、まあ、しょうもないギャグも挟み込みつつ、
ブラックストリートのアルバムを汚い部屋から救出作業。

見つけた。クレジットを確認してみると、
ぬお! シェリーファ・クーパーの名前が!
ってことは、歌詞を提供したのだろうか。
はたまた「アース・ウィンド&ファイヤー使いは私の案!」
いや、元々アースのメンバーだったのかもしれない……
なわけない。

まあ、Written byってことは、やっぱり歌詞。
とはいえ、トラックがまんまで、歌詞は変えてる、
ってことは、よっぽどお気に入り作品だったんだろうか。

ここ最近、テディ・ライリーに見出されて、とか
テディ・ライリーに師事して、とか、
なんだかにわかにテディの名前を聞くことが多くなった昨今、
当の本人はいったいどこに行方をくらまし千代子!

とまあ、「Phony」と「Need A Boss」だけでおなかいっぱいです。
ほかの曲もいいんじゃないすかね。とか超適当。

3LWが同タイトル「Point Of No Return」で
うまくいけばシェリーファより先にアルバムをリリースするはずが、
あのデュプリが手掛けた微妙な時代錯誤な曲のせいで、また沈んでしまった。
たぶん、エイドリアンのバランスの取れてない体型にも問題がある。






Break Fool #61 Cold As Ice


男なんだけど、ねえさん。
というわけで、ネイサン『Masterpiece』。



既にちまたではシングル「Cold As Ice」が流行の兆し、



でもない状況ですが、これは2006年男版「Crazy In Love」でしょうか。
リミックスにはリック・ロスなんか呼んじゃってますね。
なかなかのセンス。
(「Cold As Ice」と聞くとチャーリー・バルティモアを思い出す)

アルバムでは数曲サラーム・レミ.comが楽曲を提供していますが
(「Cold As Ice」リミックスはサラーム)というか、.comってどうなんだ。
(自分の名前でオフィシャル・サイト の宣伝目的?)
まあ、改名してよくなった人々はたくさんいることだし、
とはいえ、サラームは陽の目こそあまり見ないものの、
手堅い仕事をずっとこなしてきている。
しかし、ビデオ・クリップはいただけない

Break Fool #60 Murder Bullets


祝・復活というわけで、ザ・ブラバス。
B.D./バズー/ドウィート/DJフーチ/ハッシー・ザ・ウォンテッド
3MC+2DJで編成されたブラバスが再始動。

THE BROBUS

12月6日にフル・アルバム『Murder Bullets』ワーナー から発売されますが、
収録された「Imagine」で、なんだか泣けてきました。
日本語ヒップホップで泣いたりすることって、あんまりないのだけど、
これは歌詞が自分とダブるとか、そういうのじゃなく、詩的に感動した部類。
たとえば、そのアーティストの過酷なバックグラウンドを聴いて
「ああ、大変だったんだなあ」と思って感情移入して泣くことはあっても、
詩的に感動して、感極まるって、実はあんまりそうない。
とにかく、「Imagine」だけで再生を繰り返してしまう、そんな毎日。
プロデュースはDJワタライ。アルバム全編もとにかく高水準です。
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