マニアックに子供のサッカーを見守ろう! -4ページ目

マニアックに子供のサッカーを見守ろう!

子供が出来てから子供のサッカー観戦をしているうちに勉強して、
肌で感じた育成年代サッカーの雑談をしていきます。

合宿後初の試合であり公式戦。

前日の軽めの練習でエースストライカーが負傷。

出場できず。

 

合宿で完成したフォーメーションはこの人、一人が崩れると

一気に瓦解することだけが露呈した結果でした。

 

ワントップであるこのストライカーが怪我をすると

うちにはワントップできる子が居ないのです。

それはうちの課題の一つ。

というよりは3年生(新3年生)と2年生(新2年生息子たち)でも

同じ現象ですが、この中の中心選手が崩れた時に

代わりの選手が居ない。

今のスタメン組で言うと僕から見ると3年生は4人。2年生は2人。

この6人のうち一人でも欠けると勝てない・・・。

まあ、これは夏までに解決してもらいましょう。

 

それよりも今回の試合。

3-6で負け。

3点先制されて、後半3点追いついてから

キーパーのミスで4失点目してから崩壊。

 

またまた悪い癖のロングボール放り込みサッカー発動。

まあ、試合開始直後からそれだったから

何か嫌な予感はしていましたが、

何度も言っているようにロングボールサッカーで

うちが勝つことは絶対に無い。

なのに蹴る。ポンポン蹴る。

息子の頭をひたすらボールが超えていく。

そしてそのロングボールを相手に蹴り返されて

ディフェンスが裏を取られて3失点。

ん??

おかしくない?じゃあ、蹴らなきゃいいじゃん。

そうなんですよ。蹴らなきゃいいんです。

それに気付かない。

相手がハイプレスだとガンガン蹴る。

わけわからん。

ハイプレスだろうが5人に囲まれようが蹴らずに

何とかしない限りは上手くならない。

それは試合後のミーティングで息子もみんなに訴えたようだが、

みんなに響いてるかは全然分かりません。

何故蹴る必要が無いのか。何故蹴らされているのかに

気付いてないからまた多分蹴るなあ。。。。

 

分かりますか?

ハイプレスで自分のスペースが無くなる。

パスコースが無い。だから蹴る。

これは蹴らされているんです。

ハイプレスは判断スピードを上げてプレイすれば

一瞬で崩壊します。

まあ、そのために全員がオフザボールの際に

ひたすら動かないといけませんが、

そこで動くためにはスペースを観ることになります。

だからこそサッカーが上手くなるんです。

ボールではなくスペースを観るようになるから。

 

それからパスの精度。

これは正しく足元に行く技術を言っているだけではありません。

強弱の話をしています。

雨で地面が悪い。

でもその中で強く出すパス、弱く出すパス。

これに意味があるんです。

雨で濡れてないならそこに中くらいの強さのパスが混ざる感じ。

 

これがとにかく分かってない。

 

あとは以前もふれましたがディフェンスラインのルールね。

これはまた今度詳細に書きます。

 

とにかくエースの怪我による離脱により、

公式戦で新フォーメーション試せずだし、

負けるし、どうにも不愉快な週末でした。

 

 

 

 

息子が1週間の合宿から帰ってきた。

 

前回の正月明け合宿では怪我をしてしまったので、

今回は怪我に関してはこれでもかってくらいケアしろと

ギャンギャン言って、湿布から氷のうからしこたま入れた。

 

結果として無事に帰ってきた。

そしてチームとしても満足のいくフォーメーション、

メンバーを見つけたようで合宿の後半で

そのメンバーを固めたようでした。

 

全国大会に出ることは当たり前の課題ですが、

全国大会で優勝することを目標としている以上は

何かが足りないとずっと感じてました。

ディフェンスライン。

これが一番の課題でした。

そこが安定しないので息子がボランチをしているものの、

ディフェンシブなポジショニングでプレイせざるを得ない。

 

ジュニア時代に所属チームではディフェンシブな要員と

思われていましたが、その後他のJ下部のコーチや

スカウトしてくれた方々からは全員攻撃の部分の

評価が非常に高かった。

 

今のチームでも最初の方はトップ下要員でした。

 

しかしゲームコントロールやら運動量などを観れば

分かるようにボランチが一番しっくりくるのです。

その結果いつの間にかボランチに定着していましたが、

どうしてもディフェンスラインが安定していないと

ディフェンシブポジショニングでプレイすることが

多いのがうちの息子。

 

それを解決したようなのです。

まずはディフェンスラインの大胆なテコ入れ。

ここに息子が最も信頼している選手が入りました。

そしてダブルボランチの一角に

元センターバック、サイドバックをやっていたメンバーを

配置したそうなのです。

それによってダブルボランチでありながらも

息子の守備の負担が大幅に減り、

ゲームメイク側にポジションを変えられるようになりました。

 

結果として今回の合宿はだいぶ良い形の攻め、

今までに無かったサイド攻撃、

また中央からの突破や裏へのパス、

スルーパスの多様化など結構良い形が作れたそうです。

これなら全国でも戦える!

夏にはぼろ負けした全国常連チームにも

今回は引き分け。

ちょっとずつでも成長しています。

 

あとは優しい息子がお土産買ってきてくれました。

「お土産を買えない、ごめん」って

何回もLINEしてきてた。

そのたびに「大丈夫だよ!無事に帰ってきてくれるのが

最高のお土産だよ!」と言ってましたが、

最後の休憩のインターで買ったらしいwww

 

本当に最高に可愛いぜ!

 

元プロサッカー選手と会う機会が多かったので、

ふと考えた。

 

まだ新卒の頃にはそんな方々のための

第二の人生のサポートということを考えて

そういったビジネスが出来ないか模索したこともありました。

 

さて、うちの子供たちもいつかプロになったとして

現役後のことはどうやって考えておけば良いのだろう?

 

僕は現役中に現役後のことを考えることが

一番賢明だとは思っています。

ただ、それだと何か終わりを考えて、

進んでいるようでプロ生活が充実しない気もする。

 

そう考えるとやっぱり現役後に考えた方が良いのか・・・

 

でも今はサッカー選手ってサッカー人口に対して

プロになれる確率だけで言ったらかなり

厳しい世界じゃないですか。

 

そういったことを考えると

そこまでなれた人ならあとは何でもできる気がするんです。

 

昨日話していても「自分には全く何もないので」という

言葉が多かった。

そうなのか?

 

プロになるってそんなことじゃなれないんですよね。

きっとどこかの分岐点で勇気ある選択をしているはず。

 

その勇気ある選択をしたことを忘れているだけなんです。

 

第二の人生の始まりもきっと大きな分岐点が

いくつかあるからそこの中で一番厳しく、難しい選択を

勇気をもって踏み出して選択出来れば

きっとうまくいく気がします。

先日息子とチームが同じだった子達が

遠征に来た際に僕が息子と一緒に教えてた子も来た。

そして息子の友達で僕も知っている子もそのチームに居る。

 

合計3人の知り合いが全員飛び級していることも凄いんですが、

その子達が僕を見つけて笑顔で挨拶してくれた。

 

本当に嬉しかった。

 

あれ、極上の瞬間の一つだと思う。

中学生って難しい年代じゃないですか。

子供と大人の中間で子供は自分の中のわけのわからない感情を

抑えきれないような。

知り合いでもシカトしてしまうような子も沢山居るし、

サッカーやってても挨拶出来ない子って死ぬほどいる。

 

そんな中3人とも別々のタイミングで一人ずつ会ったのに、

みんな笑顔で挨拶してくれた。

本当に嬉しかったなあ。

 

親御さんともLINEでつながってるから

笑顔で挨拶してくれました!!って連絡しておきました。

 

 

さっき書いた記事で思い出したから書いておきたいと思います。

 

コーチ時代にある親が僕のところに練習終わりに

狙っていたかのように来ました。

狙われていたのが分かっていたので

ぶっちゃけ内容も予想はしていました。

 

そして

「この前の試合でうちの子が途中で交代させられたのは何でですか?」

はい、予想通り。

 

その子はうちのエースストライカー。

今まで出た試合で一度も途中交代はありません。

準公式戦のリーグ戦だったので当然交代させるには

理由が必要だと思います。

 

はい、ありますよ。

 

「点を取れなかったからです」

 

まあ、これだけ聞いたら育成年代でそれはひどいと思いますかね。

当然これだけを言ったわけじゃありません。

思い出しながらだから全てを記憶しているわけではありませんが、

下記のようなことを説明しました。

 

「点を取れなかったからです。普段から練習に全て来て、

 必死でサッカーをやっている中で点が取れないなら

 問題ないけど、塾とか習い事だと言って週2回の練習のうち

 1回来れるか来れないか。でも試合に来れば出れる。

 出れるから問題ないだろうという気持ちでやっているのかもしれないけど、

 僕は育成だからこそ一生懸命サッカーやっている子を

 優先して出します。塾に行ってて練習には出れないけど、

 自宅で練習しているからサッカーは上手くなっているとか、

 ずっと練習しているからこの部分だけは出来るようになったとかが

 あるなら僕は使います。

 でも今日試してみたけど、今まで取れていた点が取れない。

 ドリブルも足につかない、パスミス連発、ディフェンスはしない、

 こんな先取をフィールドに置いておくほど軽い気持ちで

 コーチはしていません。だから外しました」

 

というような説明です。

ようするに塾とかで忙しくて練習に来れない。

でも試合があると来る。

試合ではエースだからスタメンが決まっている(と思っていた)

 

という状況だったのです。

それでも自宅で自主練しているなら良いと思う。

でもそれもしていないようなボールさばき。

そして体調もコントロールできてないから

全然動きにキレもない。

 

これは交代ですよ。

 

塾に行ってる子がほとんどのチームでした。

スタメンの子達も塾に行っている子は沢山居ました。

うちの子くらいじゃないかな行ってなかったのは。

でも塾に行かせるという時にサッカーは休まないようにとか

練習はなるべく来てね、来れなくても自主練してねって

話はしてあった。雑談の中でも常に話してた。

 

でもその家はしなかった。

何故家と書くか。

その子はサッカーしたかったかもしれないからです。

その子はしたかったけど、親が塾を優先した。

ただそれだけでしょうね。

 

まあ、それはそれで良いと思う。家の考えだから

僕が何か言う必要はない。

 

でも試合に出す出さないは僕の判断です。

サッカーに向き合えてない子を出し続けるくらいなら、

あまり上手くないけどサッカー大好き、めっちゃ走るで~~!って子を

出します。

 

で、その辺りも説明した上で、

「彼はエースになれる素質は間違いなくある。

 でもそれを邪魔するのは親です。

 親として僕に質問する前に

 子供にとって何が大事なのか?

 子供の願いと親の願いを両方叶えるには

 どうしたら良いのか考えたらどうですか?」

 

と伝えました。

その後本人のプレイの欠点などを話してアドバイスをしました。

 

その後はその子は塾とサッカーを上手く両立して

今は超有名中学で飛び級して1個上の10番だそうな。

僕のアドバイスが良かったのかは分かりませんが、

少なくとも彼が好きなことをやる機会を増やせたと思います。

 

ちなみにその中でこんな話もあった。

 

「息子が帰ってきて泣きながら、

 コーチに嫌われてる」

って言うんですと言われた。

 

「そんなわけないじゃないですか。

 僕は彼が好きです。

 じゃなきゃ、試合だけ来てる子に

 スタメンなんてチャンスは絶対に与えない」

 

と応えました。

 

僕は自分が見ている子達には確実に愛情があります。

ちゃんと愛情を持たなければ

彼らが何に怒り、何に悲しみ、何に笑うか分かりませんから。

 

でもね、親に対応するってことはこういうことだと思う。

サッカーのこと、進路のこと、人間性のこと、

そういうの全部ひっくるめて全部面倒見るべきだと思う。

 

育成ってそういうことだと思いますよ。