えと、こないだ書き込んだTIMEの新しいモデル ALPE D’HUEZ X についてです。
これとか
これです。
その後、色々と記事や動画、代理店・本家ホームページ等々あさってみましたが、結果としてめぼしい情報はなさげでした。まぁ、北米の某メーカーのような大規模なキャンペーンに打って出てるわけでもないので、インプレ出てくるまで時間はかかりそうです。何ヶ月かしたら、代理店からの試乗車も用意できてくるのかもしれません。
というわけで、インプレ等々の情報はもう少し待ちということになるのですが、このまま鎮座して待ってるのも何なんで、既存モデルのインプレとかで情報を仕入れようかなと。
ここで、TIME社から出ている機種についてちょっとおさらい。
現時点では下記の様なラインナップです。
- ALPE D’HUEZ DISC --- 軽量オールラウンダーロード(202302)
- ADHX --- オールロード/グラベル(202204)
- ADHX 45 --- グラベル(202308)
詳細はこちらです。
ALPE D'HUEZ X (XS) | ADHX (XS) | 差(mm) | |
1 SEAT TUBE (VIRTUAL) | 521 | 521 | |
2 SEAT TUBE (ACTUAL) | 455 | 455 | |
3 TOP TUBE (VIRTUAL) | 521 | 530 | -9 |
4 SEAT TUBE ANGLE | 73.7° | 73.7° | |
5 HEAD TUBE ANGLE | 70.5° | 70.5° | |
6 HEAD TUBE | 123 | 123 | |
7 FORK OFFSET | 50 | 50 | |
8 AXLE TO CROWN | 377 | 377 | |
9 TRAIL | 71 | 71 | |
10 FRONT CENTER | 585 | 585 | |
11 CHAINSTAY | 418 | 420 | -2 |
12 DROP | 74 | 75 | -1 |
13 WHEELBASE | 992 | 994 | -2 |
14 STACK | 530 | 530 | |
15 REACH | 366 | 366 |
違いは水平換算でトップチューブが9mm、チェーンステーが2mm(ホイールベースも)、BBドロップが1mm、これだけです。変更されている部分はすべてロード寄りになっています。そりゃそうだけど。あと、仕様部分もほぼ同じです。違うところは、新機種が「ALPE D’HUEZ DISCと同じカーボンレイアップ」を強調していたり、「⾼弾性東レM40J繊維」と具体的なカーボン繊維名を挙げているくらいです。あと、塗装。
まぁ、それでも
乗ってみると全然違うかもしれないんですけど
ただ、再建途上の企業がこれだけ似通った機種を短い間に出して、片方はグラベル側のラインに、もう片方はロードバイクのラインに置くって、ちょっと不自然というか興味深いと思いませんか?
ここからは個人的な推測・妄想なのですが、
最新のグラベル・オールロードモデル出しました!
とADHX出したのはいいけど、タイヤも38cまでだし、ロード性能いいのにグラベル性能が他社製に比べて今ひとつ。モデル的に中途半端なんじゃね?ってかんじで。
で、今度は、
グラベル専用モデル出しました!
と、ADHX 45 出してちゃんとグラベル側を固め、ロード性能の評判良かった ADHX はロード側に寄せた再設計を行い、ALPE D’HUEZ X としてロードのカテゴリーでラインナップ再構成。てか、そもそも ADHX って ALPE D’HUEZ X の略なんですけどね。
みたいな感じで。てか、そうすると ADHX ってそのうちフェードアウトして行くんじゃないかと。
本家のホームページ、ADHXだけ寂しいです。
ちなみに、本家のページでは ADHXが All Roads Traveled、ADHX 45 がDedicated Gravel Machine ってなってます。
で、ALPE D’HUEZ X はModern Multi Surface Road
だそうです。Modern、やはり Caledonia さんと同じとこ向いてますね。
ところで、TIMEのインプレ動画漁っててこんなの見つけました。
ALPE D’HUEZ DISCのインプレです。
この中で店長さんが乗り味や感触を話されてるのですが、この Caledonia インプレとちょっと共通点あるかなと思いました。バイクの特徴は全然違うんですけどね。
さらに余談ですが、この店長さん ADHX 自分で買ってどハマリしているようです。
ADHX こんな良いんだったら、ALPE D’HUEZ X 楽しみすぎて仕方ない。
しかし、TIMEのインプレって
乗ったらわかる、乗らないとわからない
というフレーズがホントよく出てきます。
あぁ、乗りてえよぉ
まだまだギプス・松葉杖生活は続きます。
おわり