これまで。

その1:20年使った小径車

 

で、レストアを自分でやることに決めました。

時は年末、ボーナスを原資に年明けから始めることにしました。

 

時間がかかってもいいから、長いこと使ってきた自転車を復活させる

 

と。

 

ただし、具体的なプランは全然まとまってません。どこをどうするのかも決まってません。

ざっくりと決まってたのは、

  • フレームは残す
  • ケーブルは総取替え
  • ブレーキ交換
  • ハンドルはドロップに交換

くらい。さすがにフレーム残さないと意味ないので。

 

まぁ、ここに至るまで、ネットの情報を例によってあさりまくっていました。

YouTubeの動画を見まくり、Amazonで商品を検索しまくり、そしてたまに実店舗に足を運び、決定している部分のピースをある程度埋めてはいました。

 

で、最初に買ったのが

 

トルクレンチとノギス

 

です。それまでにあったのは六角レンチのセット、ペダルレンチ、家庭用の安いドライバーセットくらいでした。

 

トルクレンチは必ず必要になるので買っときました。

ノギスは、すべての前提として最初に必要だと思ったので買いました。

 

そもそも、モノが20年以上前のもので、しかもクラッシックなデザインということで、今のロードバイク等で使われているパーツの規格・寸法とはいろいろ異なってるということはわかっていました。なので、レストアするには各部分の寸法を把握してないと合わないパーツを間違って買ってしまう危険性があり、そのためノギスを使ってあちこちの寸法を測りまくったんです。

 

特に、

  • ヘッド部分の内径
  • ハンドル径
  • 前後のホイール(ハブ)幅

ヘッド、ハンドル接続部分はクラッシックなスレッド(クイル)ステムでした。

 

こんな感じです。

ヘッドのチューブの上の部分とステムが一体化してて、頭の部分のねじを締めると、下の斜め部分のうすが横方向にずれて広がってフォークのパイプとヘッドの中でつながるイメージです。

 

今のロードバイクとかで使われてるのはこんなの。

アヘッドステムというやつです。フォークからのパイプがそのまま上に伸びており、

そこにステム(横方向の棒状の物)を取り付けて、上下をスペーサーという輪っかで埋めます。

 

それぞれに、何種類か標準的な寸法があります。

 

ホイール(ハブ)の幅も、以前のロードバイク等で使われてたクイックリリースが使われており、

現在よく使われているスルーアクスルとでは寸法も方式も異なります。
(長くなるのでこっちの)

 

また、20インチ車の場合、DAHON用のホイールはフロント74mmだったりします。

 

と、やりだすと色々複雑なことが出てきます。

準備段階でもこんな感じです。

 

<その3につづく>