これまで話してきた2台の自転車、KHS F-20RC と Cervelo Caledonia ですが、

実は、自宅にはもう一台自転車があります。

 

以前軽く触れたことはあるのですが、20年ほど日常的に使っていた小径車です。

PEUGEOTの Marle という20インチ7段変速の機種です。プジョーはフランス本国では長いこと自転車作ってるんですが、日本で出してたのは代理店のライセンス品です。フレームはハイテン鋼、値段は当時で35,000円くらいです。色と形が気に入ってました。

 

これです。

 

20年も使ってたので、あちこちガタガタでした。ブレーキは壊れあちこちが錆びだらけ、グリップのゴムは劣化し、タイヤはひび割れ。愛着はあるのに当時はほったらかしでした。

 

実は、還暦記念でKHS買うときにこれをレストアするという案もありました。

元々、劣化した愛車を復活させたいという願望はずっと持ってたんですが、知識と情熱が足りなかったんだと思います。ネットで探したショップに大まかな見積もりをもらっても見たのですが、結構な額になりました。今考えたら当たり前なんですが、こんなめんどくさいこと、それなりの工賃もらわないとできないですよね。あと、元々が比較的廉価な機種だったので、レストアで復活させることへのためらいもありました。

 

で、結局レストアあきらめて折り畳み小径車を買ったわけです。

 

詳細はこんな感じです。

 

そのあとも、ずっと気にはなってたんです。
 

このまま20年使った愛車を見捨てていいのか?

 

という言葉がずっとよぎってました。けど、レストアまでは踏み切れない。

 

そうこうするうち、KHSを買った勢いのまま、自転車にのめりこんでいきます。

こんな感じで。

 

そして、知識が増え情熱が高まり、ついには決心します。

 

自分でやってしまおう

 

と。

 

<その2につづく>