今回の冬はなかなか春が遠いみたいですねぇぇぇ
今日あたりから雨になってくれればいいものを・・・まだ雪ですからねぇぇ
2350.
＝吹き荒れる 風のつよくに わが宿の 屋根打つ音も はげしかりけり＝(12.02.15.)
2351.
＝如月の 天(ｿﾗ)に橋かけ 君想ふ 吾を抜け行く 廻(ﾒｸﾞ)りし季節(ﾄｷ)に＝(12.02.20.)
2352.
＝目眩く 流れゆきしか 季節(ﾄｷ)のなか 揺れにしこころ 無窮のうちの＝(12.02.20.)
2353.
＝如月の 空を仰げば 君想ふ 吾呼ぶ声の 耳に残りて＝(12.02.20.)
2354.
＝如月の 雲居の陽射し 遮りて 行方定めぬ 雲の流るる＝(12.02.21.)
2355.
＝見上げれば 雲の速くに 先急ぐ 風に一片(ﾋﾄﾋﾗ) 雪の舞ひたり＝(12.02.21.)
2356.
＝穏やかな 午后の陽射しの ただ中に 聞えくるかな 春の足音＝(12.02.22.)
2357.
＝道ゆけば 霙の空を 翔けゆきし 濡れ羽(ﾊﾞ)の鷹の 木(ｺ)の間におきて＝(12.02.23.)
2358.
＝かきくらし 降り頻(ｼ)く雪の 如月の 春待つこころ 天(ｿﾗ)を見遣れり＝(12.02.27.)
2359.
＝如月の 雪降る野辺の 津軽路や 春まだ遠く 肩に積もるる＝(12.02.27.)