カナダBC州での二重国籍取締と努力義務 | 元・深川江戸資料館ボランティア   1986-2024

あの江藤淳、1999年に没した(自裁)。

妹がイタリア人と結婚していたということで、当地の

在外公館の総領事夫人が、婚姻による国籍に加えて、日本国籍は継続して持っていた方が

よろしいかと存じます、のようなことをいった(著書にある)。

 

本来なら手離さねばなるまい。日本は二重国籍が認められていない。

外から見る日本見られる日本人 ブログのヒロさんによると、

近年当地では在外公館がひそかに取締りを厳しくしているという。

「疑わしき人のブラックリストもある」もののようだ。

 

 

在外の日本人の両親からその地で誕生した子の場合、国籍選択を迫られる際、

日本を選択しても、カナダ国籍放棄は「努力義務」だそうである。

自転車のヘルメット着用といっしょというわけだ。

 

そのままにしておいていい、罰せられないでカナダ国籍を維持できる(そうだ)。

リスクは自分が負う、ということだろう。

 

共同親権の次は二重国籍か、はたまた選択的夫婦別姓か、どちらが先にくるか、

やはり外圧がくわわると「はやい」かもしれないが、すでに40年ほど経過している

別姓の方はさらに10年はかかるだろう。どちらも戸籍があるかぎり、簡単にはいかない。