あの江藤淳、1999年に没した(自裁)。
妹がイタリア人と結婚していたということで、当地の
在外公館の総領事夫人が、婚姻による国籍に加えて、日本国籍は継続して持っていた方が
よろしいかと存じます、のようなことをいった(著書にある)。
本来なら手離さねばなるまい。日本は二重国籍が認められていない。
外から見る日本見られる日本人 ブログのヒロさんによると、
近年当地では在外公館がひそかに取締りを厳しくしているという。
「疑わしき人のブラックリストもある」もののようだ。
在外の日本人の両親からその地で誕生した子の場合、国籍選択を迫られる際、
日本を選択しても、カナダ国籍放棄は「努力義務」だそうである。
自転車のヘルメット着用といっしょというわけだ。
そのままにしておいていい、罰せられないでカナダ国籍を維持できる(そうだ)。
リスクは自分が負う、ということだろう。
共同親権の次は二重国籍か、はたまた選択的夫婦別姓か、どちらが先にくるか、
やはり外圧がくわわると「はやい」かもしれないが、すでに40年ほど経過している
別姓の方はさらに10年はかかるだろう。どちらも戸籍があるかぎり、簡単にはいかない。