皆さんおはようございます。
昨日は志摩市でも初めての感染者の方が確認されたと市長からの発表がありました。
市後浜も15日から大半の駐車場は閉鎖になっています。
ここ最近、「市後浜にいついつサーフィンしに行こうと思ってるのですが…」という問い合わせを多く頂きます。
主に緊急事態宣言が出されている他府県の方々からの問い合わせですが、問い合わせる前に少し考えてみて欲しいというのが正直な気持ちです。
私に答えを聞く以前に今、県をまたいでまで来ても決して地元の人達はウェルカムではないという事です。
市後浜が好きで、長年頻繁に足を運んでいるサーファーなら、こんな時だからこそ自分が好きで居心地の良いサーフポイント、そこにいてる仲間や、付き合いのある人達に迷惑や不安をかけない様にする事を一番に考えるべきかと思います。
私が反対の立場なら、自分の大切な場所への配慮を一番に考えるんじゃないかなと思います。
正直、自粛自粛のストレスで息抜きにサーフィンだけしに行きたい、という気持ちにもなると思います。確かに千葉や湘南のポイントと比べれば、人口密度に違いがありますし、市後浜は混雑している事もそうそうありません。
そんな海の中で感染するリスクは少ないとも思います。
しかし、行ったらトイレにもコンビニにもガソリンスタンドにも寄らず、通いのショップにも顔を出さず帰れますか?マスクはとりあえずしているものの、会ったらどうしても話し込んでしまいますよね?
結局、サーフィンだけして誰とも話さず長いせず、どこにも寄らずに立ち去るというのは、なかなか難しい様に思います。
志摩市は高齢者が多く、医療機関も決して万全な所ではありません。それ故に不安を抱える高齢者から見ると未だに他府県からのサーフィン目的で来ている人達は今、特に目立ちます。
「サーファーは!」と、印象も悪く写ってしまう現状です…。
SNS等で日々見かけるバッシングのやり合いにも違和感があります。
ストレス、不安、怒りの矛先がどんどんエスカレートしていってますよね。
今、誰もが大変な状況でしんどくない人なんていないでしょう。
今シーズンの予定もガタ崩れし、今後の計画を立てるにおいても先が見えないだけになかなか難しい現状です。
みんなそうです。
しかし、必ず元の日常生活はいつか戻ってきます。その日が一日でも早いに越した事ありません。だからこそ今は自分の身は自分でしっかり守り、怒りの無駄なエネルギーを出すのでなく、
未来をしっかり見据える様に一人ひとりが自覚を持っていくべきだと感じています。
福田 義明