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Pepmalibuのブログ

こんにちは(^-^)このブログでは、アメリカ人と日本人の2人の博士号/MBAホルダーが、世界や日本で起こっている出来事に対する多元的な見方、アメリカの最新ビジネスや最先端の情報テクノロジーなどを紹介しています。どうぞよろしくお願いします!!

好き嫌いの激しいマイッキちゃんが食べたシリアルとは!?
$Pepmalibuのブログ-Life-cereal


私のような中年の域にさしかかったアメリカ人は、3人の「超」かわいい男の子が出演する70年代の「Life Cereal」(ライフという朝食シリアル)のテレビCMを懐かしく思うかもしれません。



そのCMを再生する上記のYouTubeビデオをご覧ください。Mikey (マイッキちゃん)の左隣に座っている二人の男の子は、彼らの前にあるLife (「ライフ」)というシリアルについてなにやら話しています。彼らの話をまとめると、この新しいシリアルが健康に良さそうなので、どちらもこの新しいシリアルを食べてみたくないと思っているようです。もちろん、彼らは直接そのようなことは言っていません。しかし、行間からは、「健康に良いものは、まずい」、つまり日本語の「良薬は口に苦し」という示唆がはっかり伝わってきます。

そこで、マイッキちゃんのすぐ隣の男子は、まず、マイッキちゃんに試食してもらおうと思います。そして、マイッキちゃんの前にシリアルボウルを押し出します。もちろん、その男の子は、好き嫌いが多く、新しい食事に抵抗を示すことで評判が悪いマイッキちゃんも、このシリアルを当然嫌うと考えています。

ところが、マイッキちゃんがガツガツ食べる様子に驚きます。CMの最後にナレーターが、シリアルのターゲットになる小さい子をもつお母さんに次のように語りかけます。「ライフ・シリアルを子供たちの前に出すときに、健康によいという点を知らせなくてもいいですよ」。つまり、「健康によく、かつ美味しいシリアル」ということをアピールしているのです。

私は、子供の頃に毎日数時間テレビを見ていたので、このCMをよく覚えています。しかし、大人になるまで、その隠れた意味は理解できませんでした。

アメリカでは栄養分の多いものだけではなく、運動、勉強、予防注射など、要するに人間に良いものは全てつらいという固定観念があります。また、美味しい食事や他の楽しいことは健康に悪いという類似の考え方もあります。私の経験では、日本だけではなく、世界のどこへ行っても、こうした考え方が蔓延しているようです。

でも、こうした固定観念は本当に正しいのでしょうか。私は、必ずしもそうではない、と考えています。たとえば、納豆。納豆は、奇跡の食事だと言えるほど健康に良いもので、私も大好きです。一日に三パッケージ(120グラムくらい)を食べることも珍しくありません。以前住んでいた関西には納豆の嫌いな日本人が多いといわれていますが、大部分の日本人は、私と同じように納豆を大好物といいます。

私が運動(特に水泳)と、勉強が好きです。私のような日本人に出合ったことが少なからずあります。したがって、私が、固定観念では「健康に悪く、苦しい」運動と勉強が好きというのは、私がちょっと変わった外国人だからというわけでもなさそうです。

むしろ、マイッキちゃんのように、新しいものが前に置かれると、できる限り、私の偏見(つまり固定観念)をコントロールして、試してみます。そして、その体験に基づき、好きか嫌いか判断していきます。それだけではなく、初体験で好きではないと考えた場合でも、早計に答えをだすのではなく、じっくり時間をかけて結論を出します。

初めて納豆を食べたときに、好きでもないし、嫌いでもない、と思いました。匂いも食感も、それまで食べてきたものすべてと大分変わっていたので、どう判断したらいいか、すら分からなかったのです。でも、健康によいと聞いていましたので、定期的に食べ続ける結果、大好物の一つになりました。

コーヒーを飲み始めたときも、よく似ている経験をしました。私の両親は、朝ごはんと一緒にコーヒーを飲む習慣があります。しかし、それ以外のときには、あまり飲みません。もしかして、私の母は、コーヒーをたくさん飲むのはいい習慣だと思っていないのかもしれません。そのためか、私は、幼いころ、コーヒーを飲まない方が良いと、母に頻繁に言われてきました。その結果、私が大学院生になるまで、コーヒーをあまり飲みませんでした。

飲み始めるきっかけは、1991年の夏に、初めて来日したときでした。日本はお茶で有名なので、喫茶店

で日本人がお茶を飲むという固定観念をもっていました。友人のみんながアイスコーヒーを頼んだこと

に驚きました。そのとき、わたしもアイスコーヒーを注文しました。それは、私がアイスコーヒーが好

きだというわけではなく、ほかのみんなが注文したからでした。もちろん、そうした行動は、私が実は

コーヒーを嫌いだということを意味しているのではありません。私の人生のなかで、コーヒーを飲んだ

経験がほとんどなく、コーヒーを好きか、嫌いか、どのように判断したらいいのか、わからなかったの

です。濃くて苦いコーヒーの味。それは、(ほとんど)初めての経験であったため、何か不思議に思い

ました。その後、友人たちと外出するたびに、わたしはコーヒーを注文するようになり、コーヒーの味

に次第に慣れてきました。そして、最終的に、わたしはコーヒーを好きになったのです。




ここまで、食事の話をしてきましたが、同じ原則はどの分野の新しい体験にも当てはまります。ですから、固定観念のマイナスの作用を知っていると、幅広い場面で自分を磨くために役立ちます。もちろん、個人的な分野だけに限りません。連邦政府、民間企業、学校などで、組織ぐるみの変革を導入するときにもこの考えは活かせます。なぜなら、いくら大規模な組織の変革であっても、基本的にはそこに属する個人の変革から始まるからです。個人からスタートし、最終的には、一人一人の個人的な変革の積み重ねが、組織の変革として集積されるのです。したがって、リーダーは、組織の変革を目指す場合、個人的な行動の変化に影響を与える下記の3つのポイントを熟知していなければなりません。

1.自分から始める
導入したい変革を自分で個人的に行って、その結果を影響したい他者に見せます。英語ではWalk the talkという表現でこの行動を表現します。日本語に直すと、「有言実行」のような意味ですが、英語の言い回しの方が直接的でインパクトが強いといえます。リーダーはそのような行動をとらないと、組織を変革することはできません。

2.諦めず、頑張り続けることの重要性
最初、何か試してみるときに、うまく行かないことが普通です。でも、諦めず、練習を続けると、あっという間に、上手になっていきます。途中で、発生しがちな「落ち込み」を防ぐためには、変革に苦しんでいる人たちに、見事に変革した「成功例」を示したり、直接その成功事例の対象となる人物の「励まし」や「秘訣」を聴かせたりすることが効果的です。

3.固定観念の力を認識し、それに負けない
フランスに留学したときのことでした。初めて「かえるの脚」の料理を食べたときに、「これは、普通それを食べないアメリカ人にとっては、『いぼ』を与える『かえるの脚』だ」と思ってしまいました。その結果、最初は、その味をまったく楽しめませんでした。しかし、いったん、その嫌な思いをこらえ、大好きなチキンに似ている味だと考えたら、平気で食べられるようになりました。

初めてウナギを試食したときでした。私が最初の一口を食べるまで、ご馳走してくれた友人はそれが何であるかを私には明かしませんでした。しかし、私が一口目を食べながら、「美味しい」と叫んだ途端、彼は「夏の定番料理のウナギだよ」と打ち明けました。このずる賢い(笑)友人は、私が固定観念を働かせる前に、ウナギの美味しさを体験させたのです。私の固定観念が働けば、私の脳は、本当の味がどうであるかにかかわらず、ウナギはまずいと判断してしまったでしょう。

皆さん、いかがでしょうか。マイッキちゃんと同じように、これから自分の固定観念をコントロールしながら、変化に果敢にチャレンジしてみてはどうでしょうか。


ビデオの理解を確認しましょう。

以下にMikeyビデオのセリフを示しました。ビデオを見ながら、リストから、抜けている言葉を括弧のなかに書き入れてください。


L (boy on left): What's this __________?

R (boy on right): Some __________. It's __________ to be good for you.

L: Did you try it?

R: I'm not gonna (going to) try it. You try it!

L: I'm not gonna try it.

R: Let's get Mikey!
L: Yeah.
R: He won't eat it! He __________ everything.
R: He __________ it! Hey, Mikey.
Narrator: When you bring Life home, don't tell the kids it's one of those ___________ cereal's you have been trying to get them to eat.

Words: nutritious, hates, suppose, likes, stuff, cereal

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このブログは、ジョーが執筆し、皆様にお届け致します。ジョーことジョセフ・ガブリエラは、2000年に来日したアメリカ人。格闘技ファンなら誰でも知てる、K-1ファイターのアンディー・フグ氏にそっくり!

1989年米国ペンシルベニア大学ウォートン・スクールを卒業。その後ペパーダイン大学を皮切りに、イリノイ大学、南フリダ大学を卒業。MBAを含め2つの修士号と博士号を取得しました。日米合弁IT関連企業、スイス系証券会社、米系銀行、そして日系外食企業など幅広い業界の勤務を通して様々なビジネス経験を積みました。趣味は、水泳、読書(村上春樹氏の大ファン!)、ピアノ、そして様々な国の言葉を勉強する事です。ちなみに、2年前から新たに中国語勉強に励んでいます!この記事についてのご質問、感想、また意見を歓迎します。また、共同研究者である杉本有造氏とともにコンサルティング業務も行っていますので、お気軽にご相談ください。


ジョセフ・ガブリエラ  博士/MBA
東洋大学
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「世界のどこでも働ける日本人になろう」

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杉本 有造  博士/MBA
IES全米大学連盟・東京センター
(The Institute for the International Education of Students, Tokyo)講師
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© 2013 Joseph Gabriella, Ph.D., MBA. All rights reserved. 無断複写・転載を禁じます。

日本企業には「ウルトラマン型」のグローバル・リーダーが必要!

$Pepmalibuのブログ-ウルトラマン


他の外国人と同じように、私も「ご出身はどちらですか?」と日本人によく訊かれます。表面的には簡単な質問でしょうね。しかし、私にとって、意外に答えにくい質問です。

ご存じのように、私はアメリカ出身です。でも、それだけを答えることで十分なわけではありません。もっと詳細な説明を付け加えないと、相手の日本人に私の「アイデンテティ」を完全に把握してもらえないという不快感が私の心のなかに残るのです。

アメリカ人の「出身」を考える場合、いくつかのパターンがあります。まず、現地の生粋のアメリカ・インディアンがいます。これらの民族は、アメリカ全体の人口の中では、その割合が非常に少ないです。しかし、唯一の純粋のアメリカ人だと言えるでしょう。

彼らと対照的に、大人になってから、自分の祖国を離れ、アメリカの国籍を取得する場合もあります。これらの移民の中には、アメリカの価値観を完全に採用してしまい、アメリカ人のように暮らしてくる者もいます。

逆に、アメリカの典型的な価値観や生き方をほとんど拒否し、なるべく祖国の時代と同じように、生活を送り続ける「抵抗者」もいます。むろん、アメリカの価値観を受け入れる前者でも、祖国の価値観を捨てるわけではありません。むしろ、彼らは、祖国の価値観にアメリカの価値観を上乗せします。そして、両方の価値観が抵触し合うときに、どちらを優先するかその都度判断するのです。こういうアメリカ人には、子供のときに自分の祖国を離れてきた者が多いといえいます。

意外なことですが、両親または祖父母が移民してきた2,3世代のアメリカ人の場合も、様々な事情が見受けられます。彼らのなかでは、先祖の母国を話し、ある程度、先祖の文化を守っている者もいます。逆に、先祖の祖国について何も知らないし、しかも興味も一切ない者もいます。

私の場合、その両方の極端な例にはあてはまらず、中間的な位置にいます。私の父方の祖母は8歳のときに、イタリアから移民してきました。私の母は3世代のイタリア系アメリカ人です。したがって、私は、3世と4世の間に誕生したイタリア系アメリカ人だといえます。

母がよく私に嘆きます。私は、日本語が堪能で、中国語やフランス語もしゃべれます。でも、イタリア語は全然しゃべりません(笑)。

しかし、食事についていえば、イタリアの影響を受けています。典型的なアメリカ人より、パスタ類や野菜が多く、肉の摂取量は少ないです。それは、私の母が、彼女の母と他の親戚に教わった食事を作っていることに影響されています。

私の家族は、近親や他の親戚との絆が強く、いくつかの伝統を守っています。「家族中心的」なアメリカ人家庭だと評価しています。日曜日といえば、幼いときから、家族がお昼頃集まって、贅沢なパスタランチを楽しんでいます。クリスマスや他の祝日は私の母と妹、そして最近は妹の娘たちもくわわってビスコッテイを作っています。性格も本来のイタリア人のように、感情的で、表現豊かです。頭より心で考える傾向が強いと思います。

話を移民のパターンに戻しましょう。最後に、4世代以上前から先祖が移民してきたアメリカ人がいます。このような者のなかには、純粋民族もいますが、異人種間の結婚による混血の方が遥かに多いようです。彼らの場合、先祖の本来の文化について知識を持つにしても、表面的になってしまいます。

このような理由により、「ご出身はどちらですか」と訊かれるときに、相手に私の本格なアイデンテティを知ってもらうために、詳しく説明することにしています。

アメリカに比べれば、日本は、現在でも国際結婚が少ないし、学校でも職場でも周りにはほとんど外国人がいないような状況です。そうした環境にいる日本人は、私の出身に関する「事情」を果たして理解してくれるだろうかという疑問を抱いています。

私は、私自身が、幼いところ大好きだったスーパーマンやスパイダーマンと同じではないかという感覚を持っています。両者とも人間のように見えながらも、普通の人間と違う優れた能力を持っています。

同様に、私はアメリカ人でありながらも、イタリア出身とイタリア系の親戚から受け継いだ特別な能力や考え方を持っています。私のアメリカ人の部分とイタリア系の部分が組み合わさっているといえます。ですから、日本人と接するときでも、それを意識的に分離できるわけではありません。両方の影響の元で、私は行動しています。

少なくない日本人は、ある意味でとても純粋な文化に生まれ育ってきています。ですから、私のような状況は発生しにくいかもしれません。

よくいえば、日本人としてのアイデンテティはもっと安定しているはずです。悪くいえば、異なる民族、人種との接触が少ないため、いかに外国人と接したらよいのかさっぱり分からない日本人も少なくないでしょう。

バイリンガルの通訳がつく団体旅行以外には、日本を出るつもりはない日本人なら、これは大した問題ではないでしょう。しかし、海外市場の進出が不可欠となった現在の日本経済では、日本の国内外ともに外国人と接する頻度が増えて、緊密さも深くなってきています。そうした状況をふまえると、異文化間の交流の経験不足は深刻な問題になっていきそうです。

それを解決するために、いったいどうしたらよいのでしょうか。私は、次のように考えます。最初にタイトルで示した英雄の比喩を使えば、日本人はもっと「ウルトラマン」のようになった方がよいでしょう。ウルトラマンが必要なときに変身するように、土台となる純粋の文化のうえに立ちながら、「必要なときに」日本人も変身すべきだと思います。

そうするためには、新しい技能、行動や考え方を学ぶ必要があります。もちろん、その場合、日本人としてのアイデンテティを捨てる必要はありません。皆さん、安心してください。

むしろ、外国人と一緒に仕事をしているときにのみ、グローバル・リーダーに変身し、仕事が終わったら、生来の日本人に戻ればいいのです。

では、グローバル・リーダーに要求される行動や考え方とは何でしょうか。実際には、たくさんあります。でも、以下の5つを徹底させれば、周りの外国人にはグローバル・リーダーに見えるでしょう。

1.意思決定力: 相反する意見や情報の中、方針を決める技能
2.実現力: 自分の能力に加えて、他人の技能を活かし、決定したことを速やかに、かつ、徹底的に遂行する能力
3.リスクをとる自信: 起こるかもしれない失敗を恐れず、計算済みのリスクを積極的にとる姿勢
4.自己主張力: 攻撃的にならずに、自信を持って他人に自分の意見を伝える能力。それも、強い説得力をともなって。
5.対人能力: 決まった目標の達成に向けて、自分と違う他者と密接に協力する能力


Develop Global Business Skills to Maximize Worldwide Results



上記のリンクをクリックしてください。ミネソタ州立大学のカールソンビジネススクールが提供している授業の概要を紹介するビデオが視聴できます。それを聴きながら、下記の真偽問題(◯または×)に答えてください。

_____ The greatest barrier to cross-cultural communication is often not knowing exactly what we do not know.

_____ When not achieving desired results in another culture due to inappropriate behavior, foreigner managers tend to blame themselves or headquarters staff rather than local staff.

_____ To work effectively with in other cultures, managers need only know how those cultures differ from their own.

_____ How people deal with hierarchy, risk, and time are some of the important cross-cultural concepts that must be considered when working with individuals from other cultures.

_____ Learning about other cultures typically broadens managers’ perspective, often making them aware of previously unnoticed influences on global business.

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$Pepmalibuのブログ-Work-life balance

日本のステキな秘密兵器♪

1990年にイリノイ大学の経済学部の大学院に入学したときに、企業法務の授業を担当していたランシング教授の研修助手になりました。教授は、もともとアメリカの弁護士でした。しかし、お金を儲けるために、顧客の顧問件数を増やす絶え間ないプレッシャーにうんざりして、教授に転職することを決めたそうです。

私は、当時、企業法務ではなく、国際ビジネスを専門にしましたが、ランシング先生と同じように、日本に関心を持っていたので、彼の助手に配置されたのだと思います。

実は、1980年代の後半、教授は名誉あるフルブライト奨学金を受け、日本の一流大学で一年間、客員教授を務めました。その後、アメリカの一流学会誌であるCalifornia Management Reviewに論文を発表しました。

ランシング先生のことをもっとよく知るために、その論文をお読みしたが、正直に言えば、当時はあまり興味をもたなかったという記憶があります。論文の内容は、詳しく思い出せないのですが、話題は日本企業においての女性の立場に関するものでした。ランシング先生の意見では、日本の女性は十分に活用されない人材です。従って、日本企業では、女性ともっと平等に扱い、潜在能力を活かし、業績を伸ばすことができるという結論でした。

私が初めて来日したのは1991年の夏でした。その後、ほとんど毎年、夏に来日しました。それまでの来日の主な目的が旅行ということで、2000年の秋に日本企業に入社するまで、女性社員の様子をあまり見ることはありませんでした。

ランシング先生が1980年代に来日したときに、何を観察したか分かりませんが、2000年と同じ状況だったと仮定すると、ランシング先生が論文で論争するように、私の観察でも、女性は十分に活用されていませんでした。仕事上で優先される男性と対照的に、女性は劣位の扱いを受けるだけではなく、昇進の機会も少ない状況でした。アメリカや他の国のように、女性社員にも、同じ仕事をしている男性と平等に扱われ、昇進するための同じ機会を与えるべきだと思いました。

法律上、日本企業はそうしなければなりませんが、私が見てきたなかでは、そうしていない職場が多数ありました。それは非常に残念なことです。

なぜなら、女性は根本的に男性と違うからこそ「男性の弱み」を補うことができます。例えば、女性は、男性より「対立」の対応が優れています。

数年前に、私が男性の部下と仕事がうまくいっていなかった時の話です。女性の部下は、私が感じていたストレスが気になったようで、クッキーをくれ、私に激励の言葉をかけてくれました。感情的になりがちの私が落ち着きを取り戻したとき、この素敵な女性の部下がとても役立つ助言をくれました。その結果、男性の部下との関係が少し改善し、私のチーム全体が、より働きやすい雰囲気になりました。

さらに、女性は男性より外国語の取得が得意だそうです。かつてないほど、海外での事業展開が必至になっている現在、こうした能力をもつ日本女性は、日本の企業にとって秘密兵器の存在になるのではないでしょうか。そこで、彼女たちの能力を十分活用するために、次のような方策をお勧めします。

1. 既存の法律にそって、女性社員が男性と同様に扱われるような人事制度を徹底する。

2. 会社の仕事と家庭の仕事を両立している女性が柔軟に働ける人事制度を導入する。このとき役立つのは、フレックス・タイムや在宅作業です。

3. 女性社員とキャリヤ相談を行ううえで、①結婚してから、専業主婦になりたい、②結婚後、仕事を続けたいが、家庭を優先する予定、③結婚後、仕事を優先し続けたいという「3つの分類」に振り分け、それぞれに、適切な昇進や人事異動の選択肢を用意する。

4. 女性社員が社内ネットワーキングを行う機会を設ける。

5. 新卒や若い女性社員に先輩の女性社員のバディー、メンター、またはコーチのような相談相手を付ける。



Work Life Balance – Top Ten Tips


リンクされたビデオは、仕事と私生活のバランス(ワークライフ・バランス)をとる10個のヒントを紹介しています。ビデオを見ながら、それぞれのヒントの趣旨をまとめてください。

10. Set goals, plan and prioritise.


9. Have structure in place.


8. Practice good time management.


7. Undertake training on the techniques required.


6. Take holidays and long weekends.


5. Reward yourself.


4. Stay healthy.


3. Be positive, passionate, and enthusiastic.


2. Love your job.


1. Love your life.

<推薦図書>
本ブログの著者ジョセフ・ガブリエラと杉本有造は、両者ともにMBAの保有者であり、英語と日本語の両方でエレベーターピッチを実施する豊富な経験を有しています。くわえて、両者の経験を活かして、ビジネスパーソンに対して、仕事の現場で直ちに活用できるエレベーターピッチの技法について指導しています。エレベータースピーチのテクニックを習得したいと思われている方に、二人の共著『エレベーター・スピーチ入門~アメリカビジネスで成功するためのプレゼンテーション&自己イメージ作りの技法』を読まれることを強くお勧めします。

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$Pepmalibuのブログ-Third Alternative


我慢は両派の剣である


かつて、わたしの母は、次のような光景をみて衝撃を受けました。わたしが、彼女の目の前で、歯医者をけってしまったからです。もちろん、わざとそうした訳ではありません。実際は、歯医者が虫歯を治すために、歯に穴を開けていた間に、わたしが耐えられなくなったのです。その結果、無意識のうち、その防衛反応として、歯医者をけってしまったのです。

治療を受ける前に、局所麻酔を注射されたので、耐えられるはずでした。おそらく、わたしの我慢が足りなかったので、先生をけってしまったのです。可哀そうなファイン先生!

幸運にも、ファイン先生は我慢強かったので、わたしのこのような行動に冷静に対応してくれました。わたしは、あとで母に叱られました。でも、その後の人生で、何とかそうしたつらい体験を克服してきました(笑)。

その「事件」以来、わたしは大騒ぎをせず、何度も無事に歯医者の治療を受けてきました。ですから、日本に引っ越してきたときにも、歯医者の治療は問題なく受けられると思っていました。局所麻酔さえしてもらえればという条件ですが。

あるとき日本の歯医者で、歯冠をかぶさられたときでした。局所麻酔が当たり前だと思っていたわたしは、次のような治療方法を体験し、たいへん驚きました。

「お金がかかるので、麻酔をしません。特に必要ではなければ」と歯医者に言われたのです。そして、「痛いときは、手を挙げて」と彼が説明を打ち切りました。

「えー?どういうことですか!」と、ひそかに心のなかで叫びました。それでも、「我慢が美徳」という日本なので、ここは我慢しようと決心しました。でも、治療の途中で、痛くなってきたので、手を挙げてしまいました。

わたしは、自分が手をあげたので、歯医者が麻酔をしてくれると思いました。でも、わたしの楽観的な予想とは大きく異なり、「もうすぐ終わるから、我慢してください」と指示されたのです。

さすが、日本人は我慢強いです。こうした我慢強さがあるからこそ、昨年発生した大震災のときでも、協力したり、弱いものを助けたりして、困難を乗り越えることができるのだと思います。正直にいえば、わたしは、こうした日本人の特徴を尊敬し、見習っています。その結果、私も少し我慢強くなりました。でも、まだ日本人並みにはなっていません。それでも、昔に比べればましになりました(笑)。

日本人の我慢について考えているとき、意外なひらめきがありました。それは、次のような点です。「我慢」は基本的に美徳と思われているにもかかわらず、深刻な欠点もある。

最悪の場合、問題に直面するとき、最適な解決法まで到達できない原因になりかねません。その場合、変えられる、あるいは変えるべき課題や問題をそのまま放っておき、何もしない言い訳になってしまいます。

日本人と比べると、アメリカ人は我慢が苦手です。原則として、それはいいことではありません。しかし、交渉に入るときに、我慢は悪影響を与えます。我慢できないわたしのような「わがままなアメリカ人」は、一生懸命、自分が望む交渉結果を追求します。負ける可能性があるなかで、勝てば、自分にとって理想的で、最高の報酬が得られます。

それとは対照的に、平和を守るため、あるいは争いを避けるために、多くの日本人はいわゆる「ウィン・ウィン」の姿勢を取り、自分と相手の両方とも納得できる結果を追求していきます。そのために、お互いが妥協し合っていきます。

Steven Coveyが最新の書籍、The Third Alternative、The 7 Habits of Highly Effective People (七つの習慣)で説明するように、慎重に考えると、「ウィン・ウィン」という交渉方法は、実は「ルーズ・ルーズ」 (交渉し合っている二人とも負ける)の交渉になる可能性があります。この交渉方法では、お互いに納得できる結果を達成するために、二人とも妥協し合わなければなりません。つまり、この方法では、どちらも完全に満足する結果になりえないのです。

この欠点を乗り越えるために、Covey博士は、彼が名づけたthird alternative (三つ目の代替案)を提案します。次の例が示すように、二人の交渉者が目指す結果を達成するこの三つ目の代替案は、問題に対する根本的な考え方の変更から生まれたもので、相乗効果をもたらします。

彼の書籍には、「DDT」という殺虫剤の例があります。マラリアを媒介する蚊を退治するDDTは、長期的な環境破壊を引き起こしていることが発見され、利用が停止されました。その結果、DDTの影響で、大分減ってきたマラリアの件数がまた劇的に増えてしまいました。いいかえれば、二つの状態(マラリアの発生と環境破壊)の最悪のところを取っているという状況を引き起こしました。

しかし、ビル・メリンダ・ゲイツ財団のお陰で、理想的な「三つ目の代替案」が生まれました。ロケット科学者が提案した蚊を撃つレーザーです。光学技術者が、DVDで利用される青色レーザーの実験を行い、コンピュータープログラマがレーザーを誘導するソフトを開発しました。その後、eBayで手に入れた部品でプロトタイプを作りました。

マラリア発生が問題になっている村の周りに、このレーザーを設置すれば、環境に優しい方法で蚊を退治できるのです。つまり、この解決法は、「蚊を退治し、同時に環境破壊を起こさない」という、真の意味のウィン・ウィンの結果をもたらすのです。

東北大震災が発生したときに、日本人の我慢強さが武器になりました。震災発生の直後の数日間、つまり、誰もその悲劇を完全に把握し、効果的に対応できなかった間、この我慢強さは「唯一最大の武器」だったかもしれません。

しかし、その悲劇から1年数か月が経った現在、日本人の我慢強さがむしろ復興の障害になっているのではないか。そういった懸念を、アメリカ人のわたしは抱いています。

今、必要なのは、「誰も完全に満足しない、そして、皆がしぶしぶ納得できてしまうような日本人の我慢強さに基づいている対応策」ではありません。

べての人が勝ち組に入る「三つ目の代替案」こそが、真に求められているのです!



The Third Alternative Special Training – Video 2




上記にリンクされるビデオはThird Alternativeを立案するプロセスを紹介します。その過程の各段階がビデオのスライドに示されますが、参考のため、下記に書き出しました。そのビデオを見ながら、各段階で、何を行うかを簡潔にまとめてください。このビデオ教材は、よい聞き取りの練習になるだけではなく、今後、実際の交渉の場面でも役立つことでしょう!


1. Ask



2. Define



3. Create



4. Arrive


<推薦図書>
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失業ほど本当の自分を知る良い機会はない

良祐は、僕より9歳ほど若い友達です。まだ30代半ばですが、既に、二つ目のキャリアに乗り出しています。

最初のキャリアと現在のものとの間に、いくつかの仕事にチャレンジしました。多くの若い日本人のように、良祐は、大学を卒業したとき安定した大手企業に入社しました。しかし、僅かな2年で退職してしまいました。それも転職先を決めないで。

最初の会社で、良祐は、大勢のサラリーマンのように、終電まで働く日々が続きました。会社員に向いていないと感じはじめていた彼は、他の職業を試してみるためには、「辞めるしかない」という結論に達したそうです。

良祐は、おそらく、他の日本人と同じように、幼いころからご両親や先生などの説得を受けて、優良企業に入社するために勤勉に勉強し一流大学に入学するように洗脳されていたのかもしれません。

ですから、彼は、最初の会社を退職するまで、自分が何に向いているか、人生の夢は何なのかといった質問を真剣に考えたことはありませんでした。

そこで、まず、そもそも自分は、どんな仕事がしたいのかを知るため、肉体労働も含めて、いくつかの仕事にチャレンジしました。最終的に、接骨医になり、個人開業をすることに決めました。

半年以上前に良祐と連絡を取ったときに、彼は開業したばかりでした。まだ集客をしている最中でしたが、順調に進んでいるようです。それ以上に、自分に向いている職業を探し当て、自分の夢を実現していたので、彼は本当に幸せそうでした。

このように、良祐は珍しい日本人だと言えますが、唯一の例ではありません。親友の浩一も同様です。彼が20年前にアメリカに留学していたときに、知り合った直後から少し変わった感じの日本人だと感じました。

それは、おそらく浩一がアメリカに来ることを決めた主な理由にあったかもしれません。

浩一も経済の修士号を取得した後に、日本に帰国し、大手食品会社に入社しました。最初、浩一の留学に対してあまり前向きではなかった彼のお父さんは採用の決定に一安心しました。

でも、その安心はまた不安に変わってしまいました。入社数年後、浩一は社内の全部門を繋ぐためにイントラネット構築のプロジェクトに関与しました。そのことによって、彼は、情報技術に関心を持つようになり、転職を決めたのです。

それを実現するために、彼は、週末、専門学校に通って、インターネット技術を学び、資格を取得しました。

リスクの高い新興企業より、安定した伝統的な食品会社の方が安全だと思い込んでいたお父さんの反対にもかかわらず、11年前に転職しました。そしてその僅か数年後、まだ30代半ばで、幹部に昇進しました。現在、私と同じ45歳の浩一は、専務取締役で、経営責任者の候補者でもあるそうです。

浩一は、良祐と性格などの特徴が全然違いますが、重要な共通点があります。両方とも自分の現状に満足していなかったとき、夢を追求するために、勇敢にリスクをとった点です。

残念ながら、彼らのような日本人は少ないようです。自分の現在の人生に満足していないにもかかわらず、リスクを避けるために、何か新しいことを試してみず、我慢しています。

皮肉なことですが、大勢の日本人が怖がっている失業は唯一の希望ではないかと、私は考えています。

「Necessity is the mother of invention」(必要は発明の母だ)という格言が示すように、必死になったとき、人は新しいことにチャレンジしてみる傾向が一番強くなるのではないでしょうか。

過去3年間で、2回仕事を失った私は、実際の経験から、このことわざの真の意味を理解しました。

アップルコンピューターの創業者であるSteve Jobs氏も同じような体験したそうです。

2005年にスタンフォード大学の卒業式で行った演説で説明したように、アップルから解雇されたおかげで、自分の人生に一番創造的な時期が始まった訳です。

彼は、解雇後の最初の五年の間に、PixarとNeXTの2社の会社を立ち上げました。Pixarは、世界初の長編のコンピューター・アニメ映画を制作し、大成功をおさめました。今でも、世界一のアニメ映画会社と評価されています。

NeXTはアップルに買収されました。そのおかげで、Jobs氏は、アップルの最高経営責任者に再びなることができたのです。私生活で、素敵な女性に出会って結婚し、新たな幸せをつかみました。

この時期を振り返り、Jobs氏は「アップルからの解雇は人生の中で、最良の出来事でした。」と告白しています。

現状や現在の仕事に満足していない日本の皆さんにとっての幸運は、実は、Jobs氏のように解雇されて「本当の自分」を知ることによって訪れるものなのかもしれません。




聞き取りの練習

大まかにいえば、聞き取りの練習は2種類あります。ひとつはグローバル・リスニングということで、話の全体的な意味を把握する練習です。聴きながら詳細を逃すかもしれませんが、話しの本質を理解する限り大丈夫です。もうひとつのものは、詳細のリスニングで、目標は細かいところを聞き取ることです。

科学者の話や、大学の教授の講義を受講するときに、詳細のリスニングを行うことが多いですが、以下にリンクされる2005年のスティーブ・ジョブズ氏の有名な演説の場合は、グローバル・リスニングが適切です。

スタンフォード大学の卒業式で行われたこの演説「Stay hungry. Stay foolish!」にジョブス氏が三つの個人的な物語を語ります。グローバル・リスニングの練習として、ビデオを見ながら、各物語の簡単なまとめを書いてみてください。


Steve Jobs Stanford Commencement Speech 2005



The first story is about connecting the dots.





The second story is about love and loss.





My third story is about death



<推薦図書>
本ブログの著者ジョセフ・ガブリエラと杉本有造は、両者ともにMBAの保有者であり、英語と日本語の両方でエレベーターピッチを実施する豊富な経験を有しています。くわえて、両者の経験を活かして、ビジネスパーソンに対して、仕事の現場で直ちに活用できるエレベーターピッチの技法について指導しています。エレベータースピーチのテクニックを習得したいと思われている方に、二人の共著『エレベーター・スピーチ入門~アメリカビジネスで成功するためのプレゼンテーション&自己イメージ作りの技法』を読まれることを強くお勧めします。

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このブログは、ジョーが執筆し、皆様にお届け致します。ジョーことジョセフ・ガブリエラは、2000年に来日したアメリカ人。格闘技ファンなら誰でも知てる、K-1ファイターのアンディー・フグ氏にそっくり!

1989年米国ペンシルベニア大学ウォートン・スクールを卒業。その後ペパーダイン大学を皮切りに、イリノイ大学、南フリダ大学を卒業。MBAを含め2つの修士号と博士号を取得しました。日米合弁IT関連企業、スイス系証券会社、米系銀行、そして日系外食企業など幅広い業界の勤務を通して様々なビジネス経験を積みました。趣味は、水泳、読書(村上春樹氏の大ファン!)、ピアノ、そして様々な国の言葉を勉強する事です。ちなみに、2年前から新たに中国語勉強に励んでいます!この記事についてのご質問、感想、また意見を歓迎します。また、共同研究者である杉本有造氏とともにコンサルティング業務も行っていますので、お気軽にご相談ください。


ジョセフ・ガブリエラ  博士/MBA
東洋大学
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「世界のどこでも働ける日本人になろう」

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杉本 有造  博士/MBA
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(The Institute for the International Education of Students, Tokyo)講師
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