ナイトストライカー on Swich by フライトスティック | ONCE IN A LIFETIME

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フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

現行機種のうち、アーケードの移植が最も多いのは間違いなくNintendo Switchである事は否定のしようがない事実。今となっては圧倒的なスペック不足ではあるものの、その普及台数そして任天堂という圧倒的なブランド力を武器に、Switch専用のゲームは増えるばかりである。

 

スペックに関してはSwitch2によって大分改善され、一部タイトルにおいては遅延も軽減されたとは言っても、それでも据え置き機として見た場合のスペックは全くもってPS5には及ばない。しかし、現在の圧倒的なセールスを見るにつけ、今後しばらく任天堂の天下は続きそうである。

 

そんな圧倒的なシェアを持つSwitchの欠点が、アーケード移植が非常に多いのにも関わらず、操作系があまりにも貧弱な事である。HORIですら、Switch用は2017年に発売した旧型のRAPと、あとは小さい廉価版の2種類しかない。格ゲーのシェアは圧倒的にPS5とPCとは言え、アケコンは格ゲーのだけのものではない、アーケードゲームをプレイする上で極めて基本的なものである。しかし、にも関わらず、ラインナップはとても貧弱なのである。

 

そのため、Switchにおいては以前からコンバーターの需要が非常に高い。現行で言えば、圧倒的に遅延の少なさを誇るBrookのWingmanシリーズ一択だろう。今ではBrook基板のアケコンがあるので使う事はないが、大抵のアーケード出身者は何かしらのコンバーターを使用した事があるはずである。

 

そして、ナイトストライカーが発売された際、何も考えずにサイバースティックを買ってしまった。PCには使用可能なものの、案の定Switchでは無反応である。頼みの綱のコンバーターかましても同じだ。なのでSteam版でプレイすればいいだけの話ではあるものの、やはりお手軽さでは圧倒的にSwitchだ。一応、個人でコンバーターを作成している方もいらっしゃるのであるが、瞬間で売り切れてしまうので入手は非常に困難である。

 

そこで、コンバーターをかましてPS4用のフライトスティックを使用している人を見かけた。HORIのは廃盤なので、一か八かでスラストマスターのを買って、WingmanXEで繋いでみたのであるが、見事に反応してくれた。アーケード版をプレイしたのはかなり前なので、感触は覚えていないのであるが、少なくともCSよりもこちらの方がアーケードの感覚に近いだろう。遅延に関しても殆ど見られないようである。

 

これで、ようやくプロコンのアナログスティックでのプレイから開放された。同じくFS使用のスペースハリアーでももちろん使える。セガサターンでもミッションスティックなるものがあったが、あちらはかなり貧弱だったので、こちらの方がよりアーケードに近い感覚でプレイ出来るというものだ。やはり、3Dゲームはフライトスティックありきである。