マレーシア・シンガポール旅行記・2024年5~6月 その6 | ONCE IN A LIFETIME

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フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

前回触れたように、宿は非常に清潔で、シャワーやトイレの順番待ちなどもなかったのであるが、アメニティの提供がなかった。なので、歯磨き粉や歯ブラシは持参しなければならないのであるが、飛行機なので当然チューブ状のものは持ってくれないため、ここで役に立ったのがAmazonで売っているタブレット状の歯磨き粉である。

 

香港などでは現地で調達した事もあったのであるが、クリニカ御用達の自分としては合わないものも多いので、無味無臭のこのタブレットは非常に役に立つ。これは非常にお勧めだ。

 

今回は2泊だったので、1日フリーなのは2日目のみだった。まずは朝食だが、今回は昨年とは異なり他のゲストも多かったため、朝食時はそれなりににぎやかになっていた。しかし、他は大体集団でしかも白人女性の集団が多く、英語を話してこそはいたものの白人女子に興味のない自分は結局話しかける事もなかった。

 

ホテルを出てからは、まず名物と言われるカヤトーストを食べていった。正直、まだお腹が空いていなかった事もあって、めちゃくちゃ美味しいという感じでもなかったのだけれども、とりあえずシンガポールにしてはコスパは悪くはなかったかと思う。また、あいにく日本人女性と出くわしてしまったのは不幸だった。

 

今回どうしても行きたかった場所のひとつに、戦没者メモリアル公園があった。戦前、日本軍はシンガポールの人たちになかなか酷い仕打ちをしていたようなので、追悼の意味も込めてここだけはどうしても行きたかった。もちろん、手を合わせてお祈りしていったのであるが、その場所の意味が良く分かっていなかったのか、他の日本人は寄っただけで素通りしていっただけなのが個人的には不愉快だった。

 

その後は徒歩で国立博物館へと行ったのであるが、途中道を間違えた事、さらに水分補給を怠っていたので、着いた頃には熱中症の 予兆みたいな症状が出てきてしまった。しかし、中に入れば冷房が効いて少しはマシだろう、と思いそのまま入ってしまったのだが、やはり結構ヤバい感じが続いてしまったので、じっくり見る事は出来なかった。ただ、シンガポールは香港と比べると大分歴史も短く、歴史的な文化や芸能も乏しいので、正直後者と比べるとかなりいまいちだった。

 

そして、その後は真っ先にシティホール駅へと向かい、セブンイレブンですぐにポカリスエット2本を買った。あいにくここはマーライオン公園の店よりも安かったが、それでも1本300円ぐらいはしたかと思う。ただ、もちろん命には代えられないので、一気に飲んでかろうじて回復した。

 

一旦、そのままホテルへ戻り回復を図っていった。しかし、汗だくの上当然カプセルに入らなければまともに休めないので、この辺りがシングルではない辛さだなと思ったものだ。