2023年10月4日
この時点で翌日にペナン島へ行く事を決めていたので、中日のこの日はある程度休む事にしていた。平日はホストが仕事で不在なので、昼間はある程度リビングなど自由に使えるものの、やる事と言えばせいぜい洗濯物を洗う程度であった。しかし、基本的にホテル滞在だと洗濯まではやってくれない事がほとんどなので、部屋で自由に選択が出来るというのはAirBnBの非常に大きな利点であった。
私も海外旅行初心者の頃は、まだスーツケースを持っていたのでご丁寧にも滞在日数分の着替えを持って行ったものであるが、LCCである香港エクスプレスを利用し始めた頃から、着替えは必要最低限とし、ある程度たまったら現地の洗濯屋で洗ってもらう事を繰り返していた。香港の滞在先は大抵は重慶大厦か、Mirador Mansionなので、毎回重慶の洗濯屋に頼んでいたし、4月に離れに泊まった時には、最寄りのコインランドリーで済ませていた。
6月に台北に泊まった際には最寄りにはなかったものの、ちょうど洗濯物を干せるバルコニーがあったので、毎回シャワーを浴びた際に衣類も同時に洗っていた。と言う訳で、毎回そんな経験をしていたものだから、今回このように部屋で普通に洗濯をして干せるというのは非常に有難かったものである。
しかし、洗濯は部屋で出来たとしても、食事のストックはしていなかったので、さすがに1日中部屋には居られない。一応、軽食として毎回現地のポテチとドリンク類だけはストックはしていたので、朝食はそれで凌いで、午後になったら少し出かけて遅いブランチを取る、というのが休息日の常だった。
この日はモノレールの終点手前にあるChow Kitまで行き、そこから街並みを歩き、南下して駅前のそごうまで歩いて行った。当然、あの「そごう」なので、建物内は日系デパートそのものだ。わざわざここに来た理由としては、1年前に訪れた際にここで注文したスイカジュースが、安くてかなり美味しかったからである。スイカジュースは南国の定番なのであるが、何故か私の胃腸とは相性が悪く、飲んだらお腹をやられる事が多いのであるが、ここではそうはならなかったのだ。
そんな事もあって再度訪れたのであるが、前に来た時と比べてかなり閑散としていた。まあ平日の日中なのだからこんなものか、という感じではあったものの、歩き疲れた事もあって良い休憩となったものだ。その後は最寄りの駅から戻ったのであるが、なんと行く予定の方向は工事中であり、そこから折り返し運転がなされていた。なので、モノレール駅まで向かわなければならなかったのであるが、これが異様に遠くて1キロ近くもあったのだ。
結局、そごうが見える位置ぐらいまで戻ってしまったし、大変な時間と体力のロスをしてしまった。そこでもう疲れたので、ブキ・ビンタンにそのまま戻り、ジャラン・アローでパッタイを食べて帰った。パッタイは唐辛子らしきものと混ぜて食うのであるが、当然非常に辛く、美味しいよりもまず辛さが先に来てしまうので、あまり堪能は出来なかった。その後は唐辛子なしで食べていったのであるが、今度は味が薄い。難しいものである。