マレーシア・東南アジア旅行記・その27 | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

2023年10月2日

 

さすがにセットは食べる気しなかったので、チーズスティックなるタイ限定の商品を頼んでいく事にした。もっとも以前NYCに居た時にも似たようなものを食べた事があり、実際中身もほとんど同じ、さらに特段美味しくもなかったので、正直別のものにすればよかったと若干後悔してしまった。

 

また、当然セルフキオスクで注文したのであるが、タイでは最初の注文時に現金かカードかで支払いを選択できるのであるが、私はそれをイートインかテイクアウトだと勘違いしてしまい、そのせいで最後にオーダーシートが出てこず、失敗したかと思ってかなり焦ったものである。

 

そして、別のセルフキオスクでは韓国人カップルも注文していたのであるが、何か英文が良く分かっていなかったようで、わざわざスマホの翻訳機能を使用していた。よくその程度の英語力でカオサンまで来れるな、と逆に感心したものであるが、他にも韓国人がちらほら居たので、もしかしたらツアーか何かだったのかも知れない。しかし、確かに今の時代はスマホがあるとは言っても、さすがにマックのセルフキオスク程度の英語すら理解出来ないのでは、正直海外に来るのは辛いかと思う。

 

その後、案の定食い合わせが悪かったせいか、食欲が完全に消えてしまった。当然他ではパッタイも売っていたので、どこでも買えそうな揚げ物やマックなど食べずにそれに行けばよかった、と完全に後悔したものである。そして、さすがに夜8時も過ぎると大分賑やかになり、ようやくここから本番のカオサン、という感じになっていった。逆に、当然ここまで騒がしいと落ち着ける訳もなく、安宿街、バックパッカーの聖地とまで言われたのは完全に過去の事である、と言う事実も実感したものである。

 

さすがに行き来しているだけではつまらない、しかしそれ以上食べられない、でももうしばらくこの夜を堪能していたい、という訳でマッサージを受ける事にした。もちろん、またダメージを食らうとやばいので足だけである。ここでは東側の入口付近にマッサージ店が集中していて、常に呼び込みが行われている。当然どこが良いのか分からないので、ひとまず賑わっている店に入る事にした。

 

最初は中に通され、会計とトイレを済ましてからマッサージへと入る。当然、店内でも可能なのであるが、ここは一生の思い出のつもりで外で夜空を眺めながら受ける事にした。こんな経験は当然初めてだから、いい記念にはなったものの、やはり夜とは言え若干暑いし、しかも正面のお店から延々と大騒音が流れてくるものだから、少し気分が悪くなってしまった。

 

しかし、今更店内へとも言えないので、90分間外で受け続けた。正直、一般的な足つぼよりもかなりソフトだったし、本当にこれで効いているのかよ、と思いたくもなるほどであったのだが、慣れてないと思われる欧米人が多いという事もあるのだろう。