マレーシア・東南アジア旅行記・その26 | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

2023年10月2日

 

ワット・ポーというのは、かの「ストリートファイターII」のサガットステージでもお馴染みの、寝転がってる巨大な大仏がある場所である。と言っても、実際はゲームとは異なりお堂の中で寝ているんだけども、とりあえずそれもバンコクの大きな目玉であるので、ここも絶対に行く事を決めていた。

 

しかし、実際に入ってみるとどこなのか分からない。目玉なのだからきっとど真ん中の巨大な建物に寝転がっていると思ったら全然そうではなく、そのおかげでここで大分ロスしてしまった。しばらくしてからマップを見てようやく理解出来たのであるが、実際はかなり端っこの方にあるのである。そして、その近くには入口もあるのだが、私は入った場所は真逆の入口だったのだ。

 

ようやくたどり着いてみると、案の定観光客で膨れ上がり、とても長居する気にはなれずにとっと後にしてしまった。その時点ですでに14時近く、一応その近くには王宮もあったのであるが、それ以上見る気も起きなかったので結局市内へと帰る事にした。当然Grabで帰ろうと思ったのだけれども、その辺りは規制が厳しいせいかGrabの待ち合わせ場所も限られていた。なので、そこへ向かっていくうちにMRTの駅に辿り着いてしまったので、そのままそれで帰る事にした。

 

最寄り駅の内装は非常に豪華であり、場所柄か王宮をモチーフとしている感じの豪華なつくりだった。しかし、それは良いのだが相変わらず無駄に広く、そしてトイレのある場所も限られているなど、利便性を後回しにしている感じな所に先進国との差を感じざるを得なかったものだ。

 

そして、その日は夜に時間を割こうと思っていたので一旦宿に帰る事にした。休んでいる最中、最後のバンコクの夜をどこで過ごすかずっと考えていたのであるが、やはりカオサンしかない、という結論になり、19時前にようやく動き出してGrabを呼んだ。行は特に渋滞にもひっかからず、ものの10分程度で着いた。もちろん、それだけ割高ではあるのだが、まともに交通機関を使うと軽く1時間は飛んでしまうので、それしか選択肢はなかった。

 

着いてみると、日曜の夜という事もあるせいか意外とまだ人通りはまばらであり、しかも屋台もそれほど多くなかった。なんかまた拍子抜けな感じに思えたが、とりあえず夕食を屋台で購入していった。確か揚げ物を買ったような気がしたが、ここでは心置きなく英語で注文出来るのは本当に楽に思えたものだ。

 

そして、コーラが飲みたくなったのと、休憩も兼ねて側にあるマックへと行く事にした。