マレーシア・東南アジア旅行記・その23 | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

2023年10月1日

 

ネットで調べてみると、この他にも2ヵ所あると言うのだが、いずれもホテル内で非常に借りづらい場所であった。しかも、片方のホテルはひとつ上の通りにあるのであるが、改装中なのか潰れたのか、入口が閉鎖していて入れない。マックのトイレに戻っても、まだメンテ中だった。

 

これは戻る以外ないのか、そう思ってさらに調べていったら、マックの裏を抜けた先にトイレがある、という記事を見つけた。実は、ここにはもう一つ西側の入口の方にもマックがあり、言われた通りに裏口を抜けると、見事にトイレの看板を見つける事が出来た。当然、有料ではあるものの、入口にはしっかりと両替機まであるし、これで一番の不安は解消した訳である。

 

しかし、一番の懸念は解決こそしたものの、まだまだ外は賑わう前であった。途中、目の前にあった寺院らしき建物に寄ったりしたものの、お腹も空いていなかった自分は特にそれ以上やることもなく、次第に飽きてもきたので仕方なく別のマーケットに行く事にした。

 

さすがに帰りは普通のGrabカーに乗ったのだが、最後の方に渋滞に引っかかっただけで、正味10分程度で着いたものである。その後どこに行ったかと言えば、インスタ映えとしても有名と思われる「タラートロットファイ・ラチャダー」であった。こちらはMRTの駅からすぐに行けるのだが、GPSの精度が悪い事もあってなかなか行く事が出来なかった。どうやら真逆の出口から出てしまったらしく、途中にあった大きなショッピングセンターを通り抜けてようやく着く事が出来た。相変わらずあるあるなミスである。

 

中ではマンゴースムージーが売っていたので、早速買っていったのだが、渡された時にシェーシェーと言われたので、さすがに「No, I'm Japanese!」と連呼した。さすがにそれだけは許容出来ないものである。マンゴー自体は非常に美味しかったし、店員さんも感じは良かったのであるが、その一言のおかげでどうにも気分が悪かったものだ。

 

そして、この市場はデパートの駐車場からの眺めが素晴らしいとの事だったので、わざわざ4階まで上がって見に行ってみた。確かに奇麗であったが、以前のようなカラフルな屋根ではなく白一色だったので、そこまで感動はしなかった。

 

しかも、大分後になって知ったのだが、本当のタラートロットファイ・ラチャダーはコロナで閉鎖後、ここで復活した訳ではなく、実は別の場所で再開していたのだ。つまり、私が寄った市場は、場所こそ同じであれ、経営の母体は全く異なる全く別の市場だったのである。

 

どうりで一部過疎ってるな、と思ったのだが、実はそういう事だったのだ。当然、その事実を知ったのはマレーシアへ戻った後だったので、結局滞在中は寄る事が出来なかった。