マレーシア・東南アジア旅行記・その20 | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

2023年10月1日

 

その最中、トイレに行きたくなったのだが、「地球の歩き方」によると、バンコクのほとんどの駅にはトイレがないと言う。バンスー中央駅まで何分かかるかも分からないし、しかし改札内にはトイレは見当たらない。もうどうしようもないので、窓口の女性スタッフを呼んで事情を説明すると、なんとガードマンに話してくれて、トークンを預かってもらい一度外に出る事が出来た。

 

そこで九死に一生を得た訳であるが、今度は改札からトイレまでやたらと遠い。単にでかいだけで利便性などは一切考慮されていない所に、先進国との壁を感じたものであるが、そのまま戻って無事にホームへ戻ると、明らかに先ほどよりも人が少ない。ネットで調べた時刻よりも早く行ってしまった感であり、さらに次の電車を待つ羽目となってしまった。

 

一応、10分待ったぐらいで来てくれたのであるが、この時点で駅に来てからかなり経っており、軽く30分はロスしてしまった。電車は空港の特別仕様などでは一切なく、至って普通の通勤列車という感じであった。そしてバンスー中央駅に着くと、今度は青のMRTに乗り換えだ。さすがにMRTではカードが使えるので、窓口でカードを買って乗車していったのであるが、実はMRTではタッチ決済対応のクレカでも乗れたのだ。もしかしたら手数料などもかかるのかも知れないが、今の所その情報はないので、カード代金だけ丸々損したのかもしれない。

 

そして、今これを買いている時に知ったのであるが、実はSRTでもタッチ決済で乗れたらしい。まあ、こちらは専用のカードなどはないので、別に損はしていないのであるが、トークン購入の手間など考えたらやはり損をしたとしか言いようがない。

 

まあ、それはさておき無事にMRTに乗り換えると、公用語でもないのに簡体中国語の表記がそこら辺にある。まあ、タイの経済もかなり華人が占める割合が多いらしいし、当然多いであろう中国人観光客は英語も全く分からないので、致し方ない感はあるのであるが、地元民からしたら複雑だろう。

 

そして、すぐにまた高架のBTSへと乗り換える。この路線は、ラピッドカードというまた別のカードが必要となるのであるが、券売機では買えず窓口で買わなければならないようだった。しかし、何故か長蛇の列であり、仕方ないのでそこに並ぶ羽目になった。そして、自分の番になると、パスポートを要求された。現地の交通系カードを買うためだけに、そこまで要求されたのは今回が初めてだった。無事買う事は出来たものの、自分のせいで後の人たちを待たせてしまったのには申し訳なかった。

 

そこからホテルの最寄駅までは一直線だったのだが、まだ時間があったので、私の好きなYouTuberがスマホを壊した時に訪れたMBKに行く事にしてみた。