マレーシア・東南アジア旅行記・その15 | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

2023年9月27日

 

夜はどこで過ごそうか迷ったものの、結局お爺さんのお勧めに従ってガーデンズ・バイ・ザ・ベイへと向かう。ちょうど20時頃に行われているナイトショーを見る事が出来たものの、やはりどうしても心から感動する事が出来ず、タイ版の炒飯を食べただけでそこを後にした。ただ、その帰りにはマリーナ・ベイ・サンズの中を通って行くのだけれども、それにはさすがに圧倒されたものだった。

 

2023年9月28日

 

マリーナ・ベイ・サンズの展望台に限り、一般客でも金さえ払えば登れるという事なので、3000円ほどをKlookで支払って行く事にした。ここまでの道のりは、昨日も通ったMRTのベイフロント駅からすぐ行けるので、非常に交通の便がいい。ただ、私のホテルの最寄り駅からは一度乗り換えが必要であり、さらにその駅ではかなり歩かされるため、次回からこの路線の最寄りに泊まるのはよそう、と思った事は言うまでもない。

 

そして、案内板の通りに進むと難なく入口まで行けるのであるが、公用語であるマレー語やタミル語を差し置いて、何故か日本語表記が存在した。チャンギ空港の案内板でも同様であったが、これを親切と取るか、それとも日本人は英語を話せないからと馬鹿にしているのか、と憤るかは完全に人それぞれだろう。正直言うと、情けないと思わざるを得ない。

 

そのまま入口へと進み、エレベーターへ乗る直前にありがちな記念ショット撮影を行い、そのまま展望台へと向かった。さすがに夜景の方が映えるのだと思うけども、それだと倍の6000円も払わなければならなかったので、さすがに断念した。景色はさすがに壮観ではあったものの、下手すれば熱中症になるぐらいの暑さだったので、さすがに長居は不可能だった。

 

降りていくと、先ほど撮影した写真が出来上がっていた。ケース入りが確か55SGD、写真のみが32SGDだったと思うのだが、さすがに高すぎると思い躊躇したものだ。しかし、おそらくここに来ることはもう2度とないかも知れなかったし、「Once in a lifetime」の精神で前者を購入した。結局、チケット込みで9000円である。ここに来るだけで9000円。

 

その後はせっかくだから、行こうと思っていたけど面倒だからどうしよう、と迷っていたセントーサ島に向かう事にした。全く迷う事なく行けるのであるが、デパート内にホーカーズがあったので昼飯を食べようと思った所、結局どれがいいのか迷った挙句マックにしてしまった。何を頼んだか覚えていないが、多分ダブルチーズバーガーか何かだったかと思う。

 

セントーサ島まではモノレールで行けるのであるが、2両編成のため常に満員と行った感じだ。お目当てのマダム・タッソーがあるのは2つ目の駅であり、そこで降りて向かっていったのであるが、駅からは何とも不便な場所、しかも結構階段も登らなければならないため、全てが緻密に作られた世界都市シンガポールとは思えないほど、面倒な道のりだった。