2023年9月26日
いよいよ長年の待望であったシンガポールへの旅立ちの日。午前10時50分のスクートに乗る事にしていたので、朝6時ちょうどぐらいにマンションを出発、そのままKLセントラルからKLエクスプレスに乗り、午前7時半頃にはKLIA2に到着した。このKLIAエクスプレスは、空港まで直行のエクスプレスと、各駅停車のトランジットの2種類があるのだけれども、実は1年前はまだコロナの影響でトランジットのみの運行だったので、エクスプレスに乗れたのは今回が初めてだった。
KLセントラルのエクスプレスの駅は、トランジットからは完全に離れているので、当然ここを通っていくのも今回が初めてだった。香港のように、一部のエアラインではここでチェックイン出来るそうなので、その点は日本よりも進んでいる感じである。そして、このKLIAエクスプレスは時速160キロ運行が可能であり、空港まで車で60キロほどあるにも関わらず、わずか28分ほどで到着してしまう。まあ、その代わり運賃は55リンギと、現地の物価を考えたらかなり高いのであるが、それなりの価値はあるというものだ。
そして、もちろんスクートもオンラインチェックイン可能なのだが、シンガポールは事前にオンラインで証明書を提出しなければならなかったり、若干入国は厳しい感じであるせいか、それだけでは完結しなかったので、わざわざカウンターに行って搭乗券を貰わなければならなかった。
また、ほぼ連日ペースでタイマッサージに通っていたのであるが、自身で洗髪している最中に首筋を痛めてしまい、その間ワトソンズで湿布を買う羽目になってしまった。前日の夜痛めたばかりで、この時も本当に痛かったのであるが、これで多少は和らいだ。
そして、搭乗まではかなり時間的な余裕があったので、例によってプライオリティパスのラウンジで時間を潰していった。このKLIA2は、珍しく搭乗手続き前にも対応ラウンジがあるので、まずはそこで休んでいったのであるが、場所が分かりづらいためかスカスカであり、非常に快適だった。
ただ、このKLIAでの搭乗手続きは非常に面倒であり、何故か手荷物検査が2度、しかもベルトも外さなければならないので非常に煩わしい。その後のバンコク行きではこの経験を活かして、ジーパンではなくショーツで行ったのであるが、これは本当に面倒だった。ただ、ゲートまでは案外早く、しかも目の前に再びラウンジがあったので、そこでも休んでいった。さすがにもう食事はほどほどであったものの、これだけでも完全にプライオリティパスの元は取れた感じだ。
そしていよいよシンガポールへ向けて搭乗である。前回、スクートが良かったので再び選んだのであるが、前回とは異なり通路が一列の小さい機体であり、シートもいかにもLCC仕様で硬い感じであったので、これならわざわざスクートでなくとも良かったというものである。シンガポールまではあっと言う間なので、尚更だった。
そして予定よりもかなり早くシンガポール・チャンギ国際空港に到着し、入国審査も難なく通過、遂に長年の念願であったシンガポールの地に正式に足を踏み入れたのである。