ガレリア ゲーミングPCのお話 | ONCE IN A LIFETIME

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フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

先日、RTX4060について触れたが、いくらグラボが最新だとは言っても、いかんせんCPUが3年前のRYZEN5 3500とではバランスがよろしくはない。なので、CPUの交換も検討したのだけれども、さすがに20年近く前に交換した際のPCと現在では訳が違うし、もちろん当時のマザボと現行のCPUの相性もわからないので、そんなリスクが高くかつ面倒な事をするぐらいだったら、新しいのを買ってしまう方が早い、と言う訳で、長年欲しかったドスパラのガレリアをとうとう買ってしまった。



27万円のモデルだったのでおいそれと手が出るものでもないのであるが、たまたま楽天でポイント祭りをやっており、特に私は楽天プレミアムカードや楽天モバイル会員でもあるので、実にポイント17倍まで達していたのだ。当然、27万だと4万近くのポイントが得れる事となり、ではこんな機会を逃す訳にはいかない、という訳で当該モデルを購入した。

 

一応4Kモニターも所有しているとは言え、ゲームにはやはり24インチがベストな私は、HDで高いFPSが出れば十分である。それにはRTX4070で十分なのであるが、電源が650Wと心もとない。つまり、もし上位のグラボに変えるとなると、当然電源の換装も必要となってしまうので、後々の事を考えてRTX4070tiのモデルを購入したという訳である。



公式サイトからであればカスタマイズも可能なのだが、当然楽天サイト経由からは不可能なので、上を選択せざるを得なかった訳だ。それでも750Wであり、出来れば800が欲しかった所なのであるが、まあこのスペックであれば数年は持つだろうから、当分換装する必要はないはずである。

 

そして、数あるBTOメーカーからガレリアを選択した理由なのだが、やはりそのケースのデザイン性が抜群だからである。コスパだけを重視すれば他にいくらでも候補があるのであるが、多少コスパが悪くともそのケースのデザイン性には代えがたい魅力があるのである。3年前から使用しているTSUKUMOがゲーミングPCとしては地味と言わざるを得なかったものなので、なおさらだ。

 

そして部屋に届き、実際に起動した感想であるのだが、やはり素晴らしい。前述のTSUKUMOのモデルは、10万弱というエントリーモデルであり、CPUはともかくグラボはGTX1660だったので当然レイトレーシングも非対応、同年秋に発売されたPS5とXSX未満のスペックであったので、正直凄いという印象はなかった。もちろん、フォルツァホライゾンなどは高画質でも家庭用以上のFPSは出るのであるが、それでも圧倒的に凄い、というほどでもなかったのだ。

 

しかし、こちらはさすがにCorei7と、RTX4070tiというミドルスペック以上の組み合わせ、もうこれでもかというほどのゲーミングPCの威力を思い知ったものである。フォルツァホライゾン5はエクストリームでも軽く200FPS近く出るし、FF15のベンチも高画質で15000を軽く超える。昨年末、BenQのXL2546Kを買った時には、家庭用にはオーバースペックかと思っていたのであるが、ここにきてその性能を最大限に堪能する事が出来た。

 

もし、ここで妥協して20万円前後のモデルを買っていたら、RTX4060に換装したモデルとの違いもあまり感じる事は出来なかったかも知れないが、思い切って27万円のモデルを購入した事で、ゲーミングPCの凄さを改めて実感出来ている。ロードバイクなども同じだが、妥協して安いのを買うぐらいで後悔するぐらいなら、思い切って高いモデルを買って満足するべき、と言う事実を改めて今回思い知らされたものだ。