最近ストリートファイター6のSteam版を購入した事をきっかけに、遂にグラボを交換した。私が使用しているゲーミングPCは、2020年のコロナ真っ最中に購入したTSUKUMO製のエントリーモデルであり、当然グラボもそれクラスのGTX1660であり、スト6の推奨スペックには至らないものであった。
それでも、それなりに高画質にしても快適にプレイ出来る部類であり、実際高画質モードでもベンチマークで93ぐらいは出ていたので、少なくともプレイに支障が出るほどではなかった。しかし、せっかくPCを持っているのだから、せめてPS5以上の画質でプレイがしたい。そこで色々調べた結果、白羽の矢が立ったのがタイトルのRTX4060である。
正直、ネットの記事を見ても分かるように、同じ50000円を払うのであればRTX3060tiの方が数値が高い。しかし、ここでひとつの問題が生じた。そう、元々のデフォルトの電源が500Wであり、推奨電源にとても足りないのだ。そこで、目に留まったのがこの4060である。最新のRTX系でありながら、なんとGTX1660よりも低い消費電力115Wである。他のRTX系では全て電源が足りなくなってしまうので、事実上これしか選択肢がなかった訳である。
正直、ネットではかなり酷評されている製品であるが、少なくともGTX1660からなら大幅な性能向上が期待出来る事は間違いない。しかも、私の使用しているモニターは、ZOWIEのXL2546Kなので、フルHDで60FPS以上出ればそれで充分なのだ。電源交換する手間と費用を考えたら、と言う訳で、楽天でポイントセールをやっていた事も重なって、MSIの4060を購入した。
早速スト6のベンチマークを試したが、たまに60を割るものの、大体59.99はキープしていてくれている。その他のモードも平均80から90FPSを記録してくれているし、CPUが3年前のRYZEN5 3500と言う事も考えたら十分な数値だ。その他ではフォルツァホライゾン4と5も試してみたが、ウルトラ画質でも前者は120、後者でも90は軽く超えてくれる。現状のコンソールではまず不可能なだけに、購入3年後にしてようやくゲーミングPCの凄さを実感出来たという感じだ。
FF15は高画質では8000台、普通でようやく11000台を超えてくれた感じであるが、それでも本編では高画質でも100FPS以上はキープしてくれている。
他にはあまり高負荷がかかるゲームは所有していないのであるが、さすがミドルクラスのグラボは違うな、と唸ったものだ。まだまだコンソールではこの世界は体験は出来ないだろう。