マレーシア旅行記・その29 | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

しばらくショッピングセンターを回った後、とりあえず海へと向かって北上していった。この辺りはチャイナタウンという事であったが、確かに周りは漢字表記ばかりであるし、歩いている人たちも華人がほとんどである。KLのチャイナタウンが期待はずれだった事もあり、こちらは歩いているだけでも風情があったものである。



途中、少しばかり場違いなセブンイレブンでポカリスエットを買っていったが、客に西洋人が何人かいた。そしてさらに北上していくと、いかにもイギリス植民地時代のコロニアルな建物がいくつもあった。香港ではこのような建物はほとんどが現存していないので、いかにもな建物を見かけるのは非常に新鮮だった。



 


ショッピングセンターから海沿いまでは1キロほどであり、公園に着いた所でしばし景色を堪能していった。決して綺麗な海ではなかったものの、KL市内では海を眺める事はできないために、この旅で初めて堪能出来たものだ。そこでしばらく休んだ後、今度は東側の道路沿いを南下してショッピングセンター側へと戻っていった。こちらはリトルインディアであり、完全なインド人街だった。途中、モスクもあり、一般人でも入れるようなのだが、もうローブを着て中に入るのは十分だと思ったので、外から眺めるだけで終始した。

 



特にこの辺りで買い物や、立ち寄る店などはなかったのだが、やはりコロニアル建築に、インドや中国の文化が混じり合っている、というのは、ちょっと大きなマカオといった感じでかなり楽しめたものである。マカオの場合はセナド広場程度であったが、こちらは街全体がそうなのだから、尚更だ。

 




飛行機の関係から、遅くとも1830にはここを後にしなければならなかったのであるが、この時点でまだ17時前と時間があった。そこで、到着した時から気になっていた高層タワーがあったので、それを調べてみると、中には色々なアトラクションや展望台がある、という事なので、そこで楽しんでいこう、という事にした。