マレーシア旅行記・その28 | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

前に触れたよう、ペナン島へは飛行機か電車の2択である。後者は当然KLセントラル駅から出ているが、片道で4時間半ほどかかるので、時間に余裕がない私としては飛行機しかない。しかし、当然空港まで逆戻りしなければならないし、搭乗手続きも電車のそれとは比較にならないほど面倒なので、それがペナン島行きを渋った理由である。

 

しかし、これ以上KLではやる事はなかったし、また何と言ってもGrabの使い方をマスターしたのも大きかった。ペナン島の空港からジョージタウンまでは車が必須なので、Grabが使えないと詰むのである。

 

という訳で、前回触れたように前日の夜に航空券を予約し、搭乗時刻1時間ほど前に空港に到着した。国内線なので当然手続きは簡素であり、チェックインカウンターに並ぶ必要もなかったので、パスポートを見せるだけであっさりと搭乗ゲートまでたどり着いた。そして、久々の窓側の席で景色を堪能し、予定通りにペナン島の空港に到着した。

 



一応、ペナン空港も国際空港ではあるのだが、非常に小さく出口まですぐである。あとはGrabを呼ぶだけなのだが、到着が1階、出発が2階に別れており、どっちで呼べばいいのか若干迷ってしまった。普通に考えたらそのまま到着口で呼べばいいのだが、タクシー乗り場などもあり、かなり混雑しているためにここで呼んだら見つからないのでは、と思った。

 

そこで2階へ行くと、こちらはかなり空いていた。しかし、今度は逆に出発口で呼ぶと言うのも変である。このおかげで数分迷う事になったのだが、地図をよく見ると1階と2階で道路がずれていたので、これなら分かるだろうと思いコンファームした。5分ほどで到着したが、途中ご丁寧にドライバーからメッセージが送信され、「どちらの出口か?」と尋ねてきた。ちょうど真横にマックがあったので、その隣と言うと、無事にご対面、そのままジョージタウンへと向かっていった。

 


ジョージタウンまでは大体30分ほどだった。その間の街並みを眺めていくと、ちょうどフィリピンの学校から、セブ中心街へ向かう時の街並みを思い起こさせたものだ。つまりはいかにも南国の途上国、といった感じである。ちょうど時間通りに、指定しておいたショッピングセンターに到着した。早速中に入っていくと、ほとんどの店員が華人であり、メイン言語も広東語。漢字表記こそ少なかったものの、なんとなく香港のDragon Centerを思い起こさせた。