マレーシア旅行記・その20 | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

洗濯と乾燥はそれぞれ24分ずつなので、この間にNUセントラルのサブウェイで昼飯を済ませていた。ツナは22リンギットと、若干高めだったので、この日からベジーデライトwithチョップドマッシュルームと、ドリンクの組み合わせ中心となった。ドリンクは当然コーラを飲んで行ったが、やはりサブウェイとの相性は抜群である。

 

戻るとちょうど洗濯が終わっていたので、今度は乾燥機にかけて24分待った。土日だと人で埋め尽くされるのだが、この時は平日の昼間だけあってまばらだったので、終わるまでそこで待っていた。安物の衣類という事もあり、1回で十分なぐらい乾燥出来たものである。

 

その日になると、もうKL市街地では行く場所もなくなりつつあったので、ブキビンタンより先のイオンモールなどにまで足を伸ばしてみた。そして、触れるのを忘れていたが、この時はすでにモノレールを使うのを止めにしていた。なので、ケラナ線でパサール・スニ駅まで向い、そからMRTに乗り換えてブキビンタンまで2駅である。

 

乗り換えという手間はかかるものの、運行頻度と速度いずれもモノレールの比ではないし、何よりMRTは2017年完成という事でとても綺麗な路線だったからでもある。無料のトイレが各駅に備わっているのもありがたいし、さらには日本人の使用にも十分耐えられる代物でもあったからだ。「駅にトイレがあるのなんて当たり前」と思うかも知れないが、香港MTR路線は、旧KCR路線以外ではトイレのある駅が少なく、周辺のトイレを把握しておく必要があったのだ。NYC地下鉄などは言わずもがなである。

 

そして、イオンモールには本屋があり、そこには日本の漫画が多く売られていた。ただ、以外もコミックの占める割合はあまり多くはなく、ほとんどが分厚い英語の本ばかりだった。もちろん、各民族の言語本のスペースも多く、さすがに香港以上の他民族国家だと思ったものである。

 

で、そこにある漫画本はほとんどが北米版を元にした英語版だ。という事は当然価格も高く、「Demon Slayer」こと「鬼滅の刃」などは1作10USD、つまりは1500円弱である。北米版が高いのは今に始まった事ではないとは言え、コミックス360円時代から知っている自分としては目玉が飛び出るような価格だ。

 



そこを後にした後は、ブキビンタンのアロー通りそばにある「The Tropical Spa」へと向かう。ここは地元民にも旅行者にも人気のマッサージ店であり、価格もリーズナブルだ。「タイ式」というのが少し不安でもあったが、ここで私は思い切ってトータル2時間のフットマッサージと、人生初のアロママッサージを選択していくのだ。