マレーシア旅行記・その9 | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

いくら香港のゲストハウス(的なホテル)が狭くとも、ボディソープやシャンプー、当然バスタオルなどの最低限のアメニティは揃っていた。しかし、ここに初めて来た時はそれららしきものすら見当たらなかったのだ。ショックにさらに追い打ちと来たものだが、よく見るとベッドにバスタオルが2枚置いてあった。つまり、ベッドと同化していて気付かなかったという訳である。

 

ボディソープとシャンプーは、よく見ると使い捨てらしきものがそれぞれ洗面台に置いてあったのだが、まさかそれで10日間持ち堪えるのか?と思った私は、あとで調達する事にした。長旅でようやく辿り着いた場所がここか、とかなり落ち込んだものであったが、まあ仕方ないので外に食料とソープ類を調達しに行った。幸い、目の前にはセブンイレブンもあり、目当てのものもあったので無事に買う事が出来た。


セブンイレブンは日本とは大分違うものであり、日本的な食料はあまり売っていなかったが、サンドイッチがあったのでそれを買った。ペットボトルのコーラもあったが、価格はなんと2リンギット、わずか70円ほどである。円安でもまだまだ物価は安いと実感した。因みに歯磨き粉と歯ブラシは、さすがに日本で愛用しているものを持っていった。これだけはローカルのものではダメなのである。

 

そして翌日。ここからいよいよ本格的な旅行の始まりである。まずはタッチアンドゴーカードを買いに、KLセントラル駅へと向かっていった。買える場所は複数あるのであるが、ネットによると3Fにあるキオスクで買うのが良い、とあったので向かったのだが、何やらメインテナンスを行なっていたので、ひとまず朝食をとる事にした。4F以上がレストラン街であり、マックもあったのでそこへと向かった。




マック先進国の香港とは違い、日本とさほど雰囲気は変わらなかったが、注文はほぼセルフキオスクに特化されており、レジは1台しか存在しなかった。当然、私もSKで注文したが、イスラム教の国だけあってかチキンものがやたらと多い。当然、ビーフがよかったのでそれから探したのであるが、あいにくアメリカや香港のようなアンガス肉はなかったので、ここオリジナルのものを探していった。

 

しかし、それらしきものはスパイシーのダブルチーズバーガーとクォーターパウンダーのみである。まあ、別に嫌いではないので、ここではトリプルチーズバーガーのミールを選んだ。すぐにストローがない事に気づいたが、リッドを見るとホットコーヒーのように飲み口がついており、すぐにストローは廃止されている事に気づいた。




おりしも、日本で紙ストローへの移行が発表された時でもあったが、プラスチックストローの弊害を知らない日本人の不満は目を覆いたくなるものであった。「じゃあハッピーセットのプラスチックはどうなの?」みたいなTweetもバズっており、読んでいて目眩がしたものである。プラスチックストローの害はBBCで読んだ事があり、すぐに納得したものであるが、大抵の日本人が英語のニュースに目を通す訳がないので、そんな輩は相手にしない以外ないのである。