マレーシア旅行記・その2 | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

話はまた前後してしまうが、今回も新宿より成田エクスプレスを利用した。都心から一番速いのは京成スカイライナーであるのだが、いかんせん新宿以西の人間にとっては日暮里まで行くのが面倒な事この上ない。フライトは翌日だし、時間なら十分ある、それに高い金払うぐらいなら余計に乗っていたい、という事もあるので成田エクスプレスというのは鉄板である。


一番便利なのは、地元からの空港バスなのであるが、なんとコロナ禍では全部運行休止しているそうである。普通に考えたらそれもそうなのであるが、過去に迂回の関係もあり3時間弱ぐらいかかった事もあったので、そういう事もあり現在は安定している電車が中心である。

 

成田エクスプレスはシート間の感覚が広いのでとても快適なのであるが、この時間帯は東京〜成田空港間が無停車ではないのである。まあ、コロナ禍では全時間帯そうなのかも知れないが、という訳で時間でスカイライナーに勝負を挑むのは最初から諦めており、あくまで利便性と快適性を追求している、というのがこのJR東日本の姿勢という訳である。


そして、再びナインアワーズへと戻るが、ベッドはもちろんシャワーの使い心地も良く、アメニティも申し分なし、この辺りはさすがに日本という感覚である。シャワーは必ず温水が勢いよく出る、というのはあくまで日本に限った常識であるという事を忘れてはならない。

 

そして後は寝るだけ、なのであるが、絶対に寝坊できないという緊張感からかなかなか寝付けなかった。朝の9時までにチェックインを終えればいいので全然余裕に見えるかも知れないが、スクートは第1ターミナルなので、第2ターミナルよりシャトルバスで移動しなければならないのだ。確か6分感覚ぐらいで巡行はしているのであるが、ターミナル間の移動はそれなりに時間も要するので、つまりはこの時間を考慮して余裕を持たせなければならないのである。

 

つまりは第2ターミナルでチェックイン出来れば余裕、という話なのであるが、こればかりはどうしようも出来ない。第1ターミナルでチェックインするのは2017年にエバー航空を使用して以来の話なので、あまり馴染みのないのも不安だった。フィリピン留学以来、成田と言えば第2ターミナルがほとんどだったのだ。

 

まあ、それでも7時には目が覚めたので、まだ余裕もあると思った私はシャワーまで浴びてゆっくりと支度をしていた。しかし、そうしているうちにあっという間に8時近くになり、チェックインカウンターに並んだ時にはすでに8時半ぐらいになってしまっていたのだ。