ファミリーコンピュータを愛す・その48 | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

ファミコン版の三國志IIと信長の野望・戦国群雄伝を買った後は、さすがにファミコンソフトを買う事は少なくなって行った。それでも皆無という事はなく、子供の頃買えなかったソフトが安くなっていたりした時は、改めて買ったものである。覚えている限りで言うと、まずは「ベストプレープロ野球スペシャル」である。

 

光栄と同じサイズのカートリッジを使用し、遂にセパ両リーグ同時進行が可能となった決定版である。もちろん試合進行自体は1試合ずつ進んでいくので、全部終わらすとなるとなかなか大変なのであるが、ようやく念願だった日本シリーズも可能となった。また、初回版には致命的なバグがあるという事だったのだが、購入当時はネットもなく全く知らなかったため、所有しているものがそれに該当していたかどうかは今も分からない。

 

お次は「グーニーズ」である。ファミコン世代には非常に知名度が高く、当時はかなりの人がプレイしていたと思うほど有名なゲームであったのだが、私自身も熱中したものの、人から借りてでしかプレイした事はなかった。ゲームとして非常に面白いのももちろんであるが、何より印象的だったのはあのメインテーマであるあの主題歌である。これが後年になってもずっと耳に残っていたため、それを聴きたさだけに中古で買ったようなものだ。もちろんアイテムの出し方などは忘れていたため、改めてのクリアはしていない。

 

そして、2001年頃にブックオフで購入したのが、ヘクター87である。これは購入して2年後ぐらいに売却してしまったので、買い直しという訳だ。たまたま見かけたから、という事もあったとは言え、当時はノーマルモードは一度もクリアしておらず、最終ボスまでしか到達出来なかった事が長年の心残りだったのだ。それもあって買い直し、割と苦戦したものの遂に1周クリアする事が出来た。最終ボスのばら撒き弾は目の前で避けようとすると一瞬でやられてしまうのだが、頭の上あたりは比較的安全なので、そこで地上ショットを連射すればいいだけなのである。子供の頃は攻略を構築するというのは容易ではなかったので、思いつかなかったのだろう。

 

そして世の中はインターネット常時接続時代に突入し、私がやった事と言えば当然エミュレータの起動である。もちろん、処理が軽いファミコンのエミュレータはかなり初期から存在していた。イコールエミュの歴史を語る上でファミコンは欠かせないという訳である。